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『UFC 135: Jones vs. Rampage』リアルタイム速報&UFC135に参戦する五味隆典と水垣偉弥にインタビュー!

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(C)Photo Courtesy of UFC/NAOKI FUKUDA
※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。

 人気・実力・選手層の厚さで、世界の総合格闘技の頂点に君臨するUFC。今大会は"火の玉ボーイ"五味隆典、そして、軽量級トップファイター水垣偉弥の日本人ファイターふたりが登場、そして、圧倒的な強さでライトヘビー級の王者に登りつめたジョン・ジョーンズが"金網の暴れん坊"クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン相手に初防衛戦を行う。

 五味隆典は、今年1月のUFC125に参戦。常にアグレッシブに戦う強敵クレイ・ギーダのギロチンチョークに沈み、UFC通算成績が1勝2敗となった。連敗の許されない状況の中、五味選手の華麗なる復活劇は今大会、観る事が出来るのだろうか?また、WEC統合によりUFCの舞台に立った水垣偉弥は、1勝1敗でむかえた大事な第3戦となる。

 さらに今大会にはUFCファンのみならず格闘技ファン必見の試合が行われる。メインカードで行われる王者ジョン・ジョーンズ対クイントン・"ランペイジ"・ジャクソンのライトヘビー級タイトルマッチだ。王者ジョン・ジョーンズは、3月に行われたマウリシオ・ショーグンとのタイトルマッチに完勝。新王者に就くと共に、その強さから早くも総合格闘技界"最強"とも呼ばれる新世代のスーパースターだ。挑戦者のランペイジは昨年11月に元王者リョート・マチダを、今年5月にそれまで5連勝中だったマット・ハミルを下し、タイトルマッチへの挑戦権を手にした。"金網の暴れん坊"の呼び名どおりのファイトに加え、ボクシングやレスリングの技術も進化を続ける今のランペイジは、最強の王者にどのような戦いを挑むのか!?

 今回の開催地は1993年11月に記念すべきUFC第1回大会が行われたコロラド州デンバー。それから13年の時を経て、今なお選手層、観客動員数で拡大を続けるUFC。最強の王者に、日本期待のふたりのファイターと注目のメンバーが参戦するUFC135は、9月25日(日)夜6時からWOWOW UFC-究極格闘技-でオンエア!

『UFC 135: Jones vs. Rampage』
日時:2011年9月24日
場所:アメリカ コロラド州デンバー

メインカード
<UFCライトヘビー級タイトルマッチ 5分5R>
○ジョン・ジョーンズ(王者)
(4R 1分14秒 チョークスリーパー)
●クイントン"ランペイジ"ジャクソン(挑戦者)
あまりに衝撃的な勝ち方で王座まで登りつめた為、絶対王者というイメージがあるが、実は初防衛戦になるジョーンズ。対するはもうベテランと言ってよい狂犬ランペイジだ。下馬評ではジョーンズが圧倒的に有利だが、キャリアを武器にランペイジがどう戦うかが鍵になりそうだ。

試合はジョーンズの横綱相撲という感じだった。まずはスタンドでハイキック、エルボー、バックスピン、組んでは金網に押し込みテイクダウン、そしてギロチンを仕掛けたり極め技も使ってくる。ランペイジは手詰まりになり、最後は4R、金網際でバックを制したジョーンズがそのままチョークスリーパーを決めてランペイジはタップ。未だに底を見せないジョーンズの強さが光った一戦だった。

試合後には、次期挑戦者間違いなしのラシャド・エヴァンスがオクタゴンに入りインタビューを受けた。そして決戦を向けて王者ジョーンズと向かい合う。因縁深い両雄だが、舌戦や乱闘にはならず、静かににらみ合うだけに終始した。

<ウェルター級 5分3R>
○ジョシュ・コスチェック
(1R 4分59秒 KO)
●マット・ヒューズ
UFC殿堂入りのマット・ヒューズに、激戦区ウェルター級トップの一角であるコスチェック。この曲者に勝利すれば、ヒューズは再びタイトル戦線に躍り出る事になり、コスチェックからすれば、知名度抜群のヒューズに勝利すれば、再びタイトルマッチも視野に入る、お互いに負けられない一戦。ヒューズはその実績からすれば、あと数試合、夢の対決だけして引退してもおかしくない立ち場にも関わらず、現役バリバリのコスチェック戦が用意されたのだから、いかにUFCが厳しい真剣勝負の場であるか痛感させられる。

試合はスタンドの打撃戦に終始、コスチェックがテイクダウンを狙うもヒューズが凌ぐ。しかし1R終盤、コスチェックの右フックがヒット、更に追撃でヒューズがダウンすると、更にパウンドするコスチェック。うつ伏せで動けないヒューズに鉄槌を叩きこレフリーがストップしてコスチェックがKO勝利となった。しかし、ラウンド終了とほぼ同時だった事で、コスチェックがラウンド終了後も攻撃したのでは?と会場からは大きなブーイングが飛んでいた。

<ヘビー級 5分3R>
○マーク・ハント
(判定 3-0)
●ベン・ロズウェル
オープニングは元K-1ヘビー級王者であるマーク・ハントが登場。しかし相手は、名門ミレティッチ門下のロズウェルと、これまでの相手とはレベルが違うだけにハントはどう戦う?

1Rはロズウェルがハント苦手の寝技に持ち込もうと積極的にテイクダウン戦法で優位に立つも、ハントが2Rに逆襲、逆にグランドで上をとって、パウンドは当然、なんと腕十字まで極めかかる。その勢いで3Rもふらふらのロズウェルのタックルを切り、打撃で追い詰め、またテイクダウンまで奪い攻勢に出る。そのまま判定でハントが勝利。

<ヘビー級 5分3R>
○トラヴィス・ブラウン
(判定 3-0)
●ロブ・ブロートン
ハワイ出身でMMA戦績で未だに負けがないブラウンに対するは、イギリスヘビー級期待の星、ブロートン。この試合に勝利してトップ戦線に食い込むのはどちらなのか?

もっさりした動きの両雄ながら、確実にポイントをとったブラウンが3-0で判定勝ちした。

<ライト級 5分3R>
○ネイト・ディアス
(1R 4分27秒 腕十字)
●五味 隆典
あのニック・ディアスの弟であるネイト・ディアスが五味の前に立ちふさがる。日本大会を前にして、厳しい相手が用意されたが、UFCでは日本の様に調整試合など用意される訳がないので仕方ない事だ。むしろ、この厳しさ故に世界最高のMMA大会と評価されているのだ。

試合はネイト・ディアスの完勝。打撃で一方的に追い詰め、五味が苦し紛れにタックルを仕掛けるとネイトが逆にバックを制して攻め続ける。なんとかスタンドに戻った五味だが、ネイトの打撃にサンドバック状態。五味はまたテイクダウンを試みると、そのままネイトにからめとられ、下からの三角締め、そして最後は腕十字を極められて一本。ネイト・ディアスが横綱相撲で圧勝した。

プレリミナリーカード
<ライト級 5分3R>
○トニー・ファーガソン
(1R終了 TKO)
●アーロン・ライリー

<ミドル級 5分3R>
○ティム・ブティッシュ
(判定 3-0)
●ニック・リング

<フェザー級 5分3R>
○ジュニオール・アスンサオ
(判定 3-0)
●エディ・ヤギン

<バンタム級 5分3R>
○水垣 偉弥
(2R 4分30秒 TKO)
●コール・エスコベド

<ライトヘビー級 5分3R>
○ジェームス・テフナ
(1R 0分47秒 KO)
●リカルド・ロメロ

週刊マット界舞台裏'11年10月06日号全日解禁ノア驚愕新日神戸夢地下に完全版が収録されました。ぜひお楽しみ下さい。

UFC135に参戦する五味隆典と水垣偉弥にインタビュー!注目の大会はWOWOW UFC-究極格闘技-で放送!

人気・実力・選手層の厚さで、世界の総合格闘技の頂点に君臨するUFC。ライトヘビー級タイトルマッチが組まれているUFC135には、日本の五味隆典と水垣偉弥が登場する。今年1月以来の参戦となる五味は、UFCで大会ベスト・ファイト賞を4度、ベスト・サブミッション賞を2度受賞している"名勝負男"ネート・ディアスと対戦する。また、軽量級トップファイターである水垣は、WEC初代フェザー級王者のコール・エスコベドと対戦。両者、連敗はゆるされない状況だけに、"UFC発祥の地"デンバーでの奮闘が期待される。この注目の大会を前に、五味、水垣両選手にWOWOWが独占インタビューを行った。

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(C)NAOKI FUKUDA
【五味隆典選手インタビュー】
――UFC再出陣ということになるのですが、意気込みは?

五味:UFC日本大会の開催が決まり、次の試合と(出場が決まれば)2月の日本大会は大事な2試合になると思うので、しっかり頑張って、2つの試合に勝とうと思ってます。

――今回はPPVでの試合、しかも相手は強豪ということでプレッシャーはありますか?

五味:誰とやっても厳しい戦いになると思うので、あんまりそういうことは感じていません。自分の動きができれば問題ないと思います。

――今回は今までの中でも一番厳しい練習をしたそうですが?

五味:同じことをやっても、同じ効果が出るわけではないということに気がついたので、今の年齢・体調・経験にあったものをアレンジしてやるようにしています。最終的には一番効果が出たスパーリングよりも、走り込みなど一番シンプルなものをやろうと思っています。

――日本で応援している方たちへメッセージをお願いします。

五味:日本は大変なことがいっぱいあったので、しっかり頑張ってる姿を見ていただいて、元気になっていただければやりがいがあります。しっかり頑張ってきます!


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(C)Photo Courtesy of UFC
【水垣偉弥選手インタビュー】
――UFC再出陣ということになるのですが、意気込みは?

水垣:前回はまったく自分を出せなかったというか、負け方にしても不本意だったので、今回は自分を出して勝利する、ということに専念してやっています。

――日本大会が行われるということについてはいかがですか?

水垣:僕の場合は次勝たなければもう後がないと思ってやっているので、とにかく次に勝ってから、日本大会のことは考えようと思っています。日本で大会があることはすごくうれしいですが、とりあえず、まずは自分の目の前にある試合に集中しようと思っています。

――最後に、日本で応援している方たちへメッセージをお願いします。

水垣:日本人全体がUFCでかなり苦戦しているので、その中でまずは自分が一つ勝って、その後、同じ日に試合をする五味さんに、いい流れをつなげられるような試合にしたいと思っています。

日本期待の2人のファイターが参戦する大注目のUFC135は、9月25日(日)よる6:00より、WOWOW UFC-究極格闘技-にてハイビジョンで放送する。

詳しくは、UFC WORLD(wowow.co.jp/ufc)へアクセス!
WOWOW UFC-究極格闘技-

◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆
★UFC−究極格闘技− UFC135 五味復活!ジョン・ジョーンズ初防衛戦!
 日本人ファイター五味&水垣ダブル参戦、王者ジョン・ジョーンズ初防衛戦!
 9月25日(日)よる 6:00〜 [HV放送]
 10月5日(水)よる10:00〜 [リピート放送]

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2011年09月25日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

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