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『UFC 133: Evans vs. Ortiz』秋山無残 ビクトーの打撃に散る エヴァンス ティトに完勝

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(C)NAOKI FUKUDA
※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。

 世界最高峰の総合格闘技であり世界中の格闘家たちにとっての夢の舞台"UFC"。勝てば大きな未来が広がり、負ければ契約解除という現実が待っている厳しい中に挑む秋山成勲は今回、勝利を掴むことが出来るのだろうか?注目の今大会はWOWOW UFC-究極格闘技-で8月7日(日)夜6時からオンエア!

 人気・実力・選手層の厚さで、世界の総合格闘技の頂点に君臨するUFC。今大会には、秋山成勲が参戦する!

なお、10月よりWOWOWではUFCの全大会を生放送を行うと発表した。


『UFC 133: Evans vs. Ortiz』
日時:2011年8月6日
場所:アメリカ ペンシルベニア州フィラデルフィア

<メインイベント ライトヘビー級 5分3R>
○ラシャド・エヴァンス
(2R 4分48秒 TKO)
●ティト・オーティズ
 長期ブランク明けとなるエヴァンスの復帰戦の相手は、ライアン・ベイダーに奇跡の勝利で再びトップ戦線に戻ってきたティト・オーティスだ。長期ブランクがどう影響するか?勝者は文句なく、次期タイトル挑戦権を獲得するのは間違いないので負けられない一戦だ。
 前日計量と同じくティトに大歓声、エヴァンスにブーイングという感じで試合がスタート。お互いにテイクダウンを狙っていくが、ラウンド中盤、エヴァンスがダブルレッグから持ち上げてスラム気味にティトをマットに叩きつけ、そのままパウンド連打。2Rもエヴァンスがテイクダウン、ティトはベイダーに勝利したギロチンを狙うが、エヴァンスに凌がれる。こうなるともうエヴァンスのペースでパウンド、肘連発。最後は金網を背に膝立ちになったティトに膝蹴りを叩きこみ、亀状態になるティトを追撃。流石にレフリーがストップして、エヴァンスが因縁に決着をつけた。

<セミファイナル ミドル級 5分3R>
○ビクトー・ベウフォート
(1R 1分52秒 TKO)
●秋山 成勲
 ミドル級王者アンデウソン・シウバにKO負けを喫したビクトー・ベウフォートの復帰戦。再びアンデウソンに挑戦する為にも負けられない一戦となるだろう。そして、実は両選手とも奥さんが芸能人という珍しい対決にもなっている。
 試合は完全なビクトー秒殺パターン。スタンドでプレッシャーをかけるビクトーの左2連発で秋山がダウン。そのまま高速のパウンド連打、何とか立とうとする秋山だがビクトーの猛攻は止まらず秋山は前のめりにダウンして失神。会場は熱狂の渦でビクトーの復活に大興奮だった。

<ウェルター級 5分3R>
○ブライアン・エバーソール
(1R 4分28秒 TKO)
●デニス・ホールマン
 マット・ヒューズの天敵という以外にも実績が欲しい、ベテランのデニス・ホールマン。対するは豪州在住のアメリカ人、曲者ブライアン・エバーソールだ。賭け率もほぼ互角と拮抗した実力者同士の一戦だ。
 試合はグランドに定評のあるホールマンが試合開始早々にグランドでバックを制してチョーク狙い。更にギロチンチョークを仕掛けるホールマン。なんとか凌いだエバーソールが逆襲、パウンド、そして肘打ち連打でレフリーがストップ。エバーソールが逆転勝ちした。

<ミドル級 5分3R>
○コンスタンティノス・フィリッポ
(判定 2-1)
●ホルヘ・リベラ
 激戦区ミドル級の第二グループに位置するUFCベテランのホルヘ・リベラに対するのは、キプロス出身という非常に珍しいファイター、コンスタンティノス・フィリッポだ。
 テイクダウン、パウンド、打撃で押すコンスタンティノス・フィリッポ。リベラもベテランらしく老獪なテクニックでのらりくらりと決定打はもらわない様にして反撃するも、判定2-1でフィリッポが勝利した。

<ウェルター級 5分3R>
○ローリー・マクドナルド
(1R 3分54秒 TKO)
●マイク・パイル
 カナダ出身、未来のUFCスターと評されるローリー・マクドナルドに対するは、元WEC世界ウェルター級王者でエクストリーム・クートゥアという北米エリートMMA戦士、マイク・パイルだ。
 試合はほぼ一方的だった、ローリー・マクドナルドがグランドで上をとり、パウンド、肘打ち。苦しくて背を向け、敗者のポジション亀の体勢になったパイルに更に鉄槌、肘連打のマクドナルド。レフリーがストップして、マクドナルドが1R、TKO勝ちを納めた。

アンダーカード
<ライトヘビー級 5分3R>
○アレクサンダー・グスタフソン
(2R 3分34秒 TKO)
●マット・ハミル

<フェザー級 5分3R>
○チャド・メンデス
(判定 3-0)
●ハニ・ヤヒーラ

<バンタム級 5分3R>
○アイヴァン・メンジバー
(判定 3-0)
●ニック・ペース

<ウェルター級 5分3R>
○ジョニー・ヘンドリックス
(判定 2-1)
●マイク・ピアース

<フェザー級 5分3R>
○マイク・ブラウン
(判定 3-0)
●ナム・ファン

<ミドル級 5分3R>
○ハファエル・ナタル
(判定 3-0)
●ポール・ブラッドリー

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2011年08月07日 09:32に投稿されたエントリーのページです。

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