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アンデウソン・シウバとの歴史的タイトルマッチに挑む岡見勇信にインタビュー!・・・注目の一戦をWOWOWで独占生中継!

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(C)Photo Courtesy of UFC/NAOKI FUKUDA

 現地時間8月27日(日本時間28日)にブラジルのリオデジャネイロで行われるUFC134。メインイベントでは"日本の金網エース"岡見勇信が、UFCミドル級"絶対王者"アンデウソン・シウバとのタイトルマッチに挑む! 日本人としては初のUFCタイトルマッチ挑戦、そして初のUFC王者誕生に期待が集まる。WOWOWではこの大注目の一戦を独占生中継でお届けする。
そこで歴史的タイトルマッチを前にした岡見選手にWOWOWが独占インタビューを行った。

Q:いよいよアンデウソン・シウバ戦です。今回の試合、岡見選手にとってどんな意味のある試合になりますか?

岡見:アンデウソンとは5年前くらいに戦って苦い経験もしているというのもありますし、UFCに参戦してからの目標だったので、いろいろな意味も含めて最高の試合になると思っています。

Q:マーコート戦に勝ったとき、王座挑戦の時期が来たと思いましたか?

岡見:勝ったほうがチャンピオンシップと言われていたので、実感はありました。マーコートは自分の中で偉大な選手なので、彼に勝てれば挑戦できる資格があるだろうと。それに、これ以上アンデウソンの前に闘う必要はないだろうとも感じていました。

Q:アンデウソン選手の印象は?

岡見:彼は相手を飲み込む力やイマジネーション溢れる打撃が本当に素晴らしい。経験も素晴らしいですし、なかなか穴のない絶対王者だと思います。

Q:アンデウソン選手に挑むにあたり、何か特別にトレーニングや対策など何か考えていましたか?

岡見:試合までの期間が長かったので、いろんなスパーリングパートナーを見つけてトレーニングしました。アンデウソンの打撃スキルへの対策であったり、首相撲であったり、いろいろと彼が考えていることだけに集中して練習していました。

Q:アンデウソン選手は岡見選手対策をしてくると思いますか?

岡見:彼は経験もありますし、ずっとチャンピオンを防衛しているので、何か特別に変えるということはないと思います。でも当然、対戦相手の対策はしてくるでしょう。けれど自分はあまり気にしていません。

Q:アンデウソン選手のストロングポイントは?

岡見:打撃です! あの長いリーチから繰り出されるパンチ、ボクシングテクニック。あとムエタイの蹴り。それと、何をしてくるかわからないというイマジネーション。そこが一番気を付けなければならないところです。あまり考えないようにしようかなと思っているのですが、そこが彼の一番のストロングポイントだと思います。

Q:それに対してどのように戦おうと考えていますか?

岡見:潰しにいくしかないと思っています。どんどん前に出て潰しにいくというイメージです。下がってしまったりしたら距離ができて彼のストロングポイントが活きてしまうので、どんどんプレッシャーをかけて潰しにいこうと考えています。


Q:アンデウソン選手が絶対有利といわれる中、それに向かっていく覚悟は?

岡見:この試合が全てだと思っているので、腕一本やろうがなんだろうがそれぐらいの意味がある試合だと思っています。自分の格闘技人生において、おそらく一番意味のある試合になるんじゃないでしょうか。難しいですが、本当に全てをかけなければならない試合だと思います。


Q:アンデウソン選手のウィークポイントは?

岡見:あんまりないです! 寝技もできてグランドも素晴らしいですし、精神力もすごい。だから実力で勝つしかないと思っています。


Q:アンデウソン選手は岡見選手の何を警戒していると思いますか?

岡見:誰もが気をつけるところでしょうが、テイクダウンされてサブミッションというのが一番怖いでしょう。でも自分ではいろいろ作戦を考えていて、寝技しか狙わないのかといったらそういうわけでもない。総合力で仕留めたいと思います。


Q:戦う場所がアンデウソン選手の地元ですが、そこに挑んでいく気持ちは?

岡見:ブラジル大会が決まったときに、たぶんアンデウソンとやると感じていました。その辺の気持ちの整理は、試合が決まったときにできていました。アンデウソンとベルトをかけて戦うなんて機会はもうないでしょうし、本当に最高の舞台で最高のチャンピオンと戦える、そう思っています。


Q:試合が近づくにつれて変わったものはありますか?

岡見:想いは変わりません。今は、立てた作戦をしっかり遂行する事を考えて戦うしかない。あとは気持ちを強く持って、チームクエストでもみんながアドバイスをくれているので、そういうものを無駄にしないように戦うことを心がけています。


Q:相手に対する恐れや不安はありますか?

岡見:恐怖もありますが、自分がやってきたことにも自信を持っていますので、あとはしっかりとコンディションを整えて、彼の前に立ちたいと思います。恐怖は練習することで払拭できているので、まずは練習を完璧に終わらせることに今は集中しています。


Q:5年前のハワイで行われたRumble on the Rockで一度対戦していますが、あの時の因縁はまだ続いているのでしょうか?

岡見:そうですね、自分の中では続いています。まだまだ弱かった自分を、もっともっと強くして、もう一度彼の前にたって勝負したいと思っていました。今回が決着戦だと思っています。


Q:タイトルマッチなので5ラウンド制です。経験がないと思うのですが、いかがですか?

岡見:未経験なのでなんとも言えませんが、あまり意識しないでやりたいですね。セーブして勝てる相手ではないので、どんどんいかなければならない。先のことを考えて戦うことはできません。4ラウンド以降は自分を信じるだけだと思っています。


Q:今大会のチケットが74分で売り切れたとのことですが、どう思われますか?

岡見:ブラジルで久しぶりのUFCですし、たくさんのトップファイターも出場します。すごく盛り上がるのではないでしょうか。その中でやれるということは光栄でもありますし、やりがいがあります。


Q:その注目度の高い大会で、いつもよりプレッシャーや違いは感じますか?

岡見:確かにいつもとは違いますよね。でも乗り越えるべきものだと思っているので、いいプレッシャーを力に変えて試合にぶつけたいです。


Q:岡見選手にとって、「UFCチャンピオン」になるとはどんな意味を持っていますか?

岡見:これまで日本人チャンピオンがいないということと、コンタクトスポーツの中で、ミドル級という重量級でチャンピオンになるということは、日本のスポーツ界にとってもいい影響になると思います。もちろんUFCを日本の人たちに知ってもらうこともできるので、自分の役目はかなり重要だと思っています。


Q:今回の試合で、注目して欲しいというところは?

岡見:敵地ブラジルで、アンデウソンを倒す姿を見せたいです。僕がベルトを巻く姿を見てください!


大注目のUFCタイトルマッチ「アンデウソン・シウバvs岡見勇信」は、8月28日(日)午前10時00分より、WOWOW UFC-究極格闘技-にて独占生中継でお届けする!

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◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

★ UFC史上初 日本人王者誕生か!〜岡見勇信 いざブラジルへ!〜
8月27日(土)深夜0:30〜
8月28日(日)午前7:25〜

★ 独占生中継!UFC−究極格闘技−UFC134 王者アンデウソンvs岡見勇信タイトルマッチ!
UFC史上初の日本人王者誕生か!?アンデウソン・シウバvs岡見勇信 歴史的タイトルマッチ!!
8月28日(日)午前10:00〜[HV] ※生中継
9月4日(日)よる11:00〜 ※リピート放送

WOWOW UFC-究極格闘技-

『UFC 134: Silva vs. Okami』
日時:2011年8月27日
場所:ブラジル リオデジャネイロ

メインカード
<メインイベント ミドル級タイトルマッチ 5分3R>
アンデウソン・シウバ vs. 岡見 勇信

<セミファイナル ライトヘビー級 5分3R>
マウリシオ・ショーグン vs. フォレスト・グリフィン

<ヘビー級 5分3R>
ブレンダン・シャウブ vs. アントニオ"ホドリゴ"ノゲイラ

<ライト級 5分3R>
ロス・ピアソン vs. エジソン・バルボーザ

<ライトヘビー級 5分3R>
ルイス・ケイン vs. スタニスラブ・ネドコフ

プレリミナリーカード
<ライト級 5分3R>
チアゴ・タバレス vs. スペンサー・フィッシャー

<ミドル級 5分3R>
ホジマール・トキーニョ vs. ダン・ミラー

<ウェルター級 5分3R>
パウロ・チアゴ vs. デイビッド・ミッチェル

<バンタム級 5分3R>
ハファエル・アスンソン vs. ジョニー・エドゥアルド

<フェザー級 5分3R>
ユーリ・アルカンターラ vs. フェリペ・アランテス

<バンタム級 5分3R>
イーヴ・ジャボウィン vs. イアン・ラブランド

<ウェルター級 5分3R>
エリック・シウバ vs. ルイス・ラモス


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2011年08月24日 21:28に投稿されたエントリーのページです。

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