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ヒョードル皇帝の処刑日に『Strikeforce and M-1 Global: Fedor vs. Henderson』ダンヘンに衝撃の1RKO負け

 エメリヤーエンコ・ヒョードル vs. ダン・ヘンダーソンという豪華なカードが組まれた『Strikeforce and M-1 Global: Fedor vs. Henderson』だが、その前に衝撃的なニュースが入ってきた。それは同団体ヘビー級王者、アリスター・オーフレイムがリリースされたという事件だ。
詳しい事は
ストライクフォースがアリスター・オ―フレイムを解雇 別冊ミルホンネット予言通りの裏事情
を参考にしてください。

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(C)Strikeforce and M-1 Global
※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。

『Strikeforce and M-1 Global: Fedor vs. Henderson』
日時:2011年7月30日
場所:アメリカ イリノイ州ホフマンエステーツ

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<メインイベント ヘビー級 5分3R>
○ダン・ヘンダーソン
(1R 4分12秒 TKO)
●エメリヤーエンコ・ヒョードル
M-1Global イブジェニ・コーガン(オペレーションディレクター)
「我々は今回、エメリヤエンコ・ヒョードル選手とダン・ヘンダーソン選手の試合を実現できたことに大変興奮をしています。
必ずや桁外れにすごい試合となることでしょう。
二人のレジェンドは、それぞれ独自の戦い方と危険な技術を築いてきました、そしてファンにとって、とても衝撃的で、満足のいく試合内容となることでしょう」

ダン・ヘンダーソンに物凄い大歓声、ヒョードルには歓声とブーイングが入り乱れる。最初から殴りあい、ヘンダーソンがヒョードルを金網に押し込む展開。その後、スタンドに戻った両者、ヒョードルがロシアンフックで追い詰め、ヘンダーソンをダウン気味に金網際で倒し、パウンドするも、ヘンダーソンがするりとバックにまわり、亀の体勢になったヒョードルにアッパー。これで意識を失ったヒョードルに追撃のパウンド連発でレフリーがストップ。なんとヘンダーソンがヒョードルを1RでKOするという衝撃の結末だった。

歓喜のヘンダーソンと対照的に意気消沈のヒョードルだが、「またケージに帰ってくる」と引退はしない事を伝えていた。

<セミファイナル 女子ウェルター級(135ポンド)タイトルマッチ 5分5R>
○ミーシャ・テイト(挑戦者)
(4R 3分03秒 肩固め)
●マルース・クーネン(王者)
女子王者マルース・クーネンに対するのは、日本の赤野仁美を葬ったミーシャ・テイトという最強の挑戦者を迎える事になった。

1R、クーネンがギロチンを仕掛けるもテイトが凌ぎ上をキープ。2Rはクーネンがチョーク狙い、3Rはテイトがテイクダウンして上をキープする。そして4Rもテイトがテイクダウンしてこう着していたが、最後はテイトが肩固めを極めて勝利。ミーシャ・テイトが新王者に輝いた。

<ミドル級 5分3R>
○ティム・ケネディ
(判定 3-0)
●ロビー・ローラー
古豪、ロビー・ローラーに対するは、ブライアン・スタンと同じく米軍出身、そしてメルヴィン・マヌーフを秒殺したティム・ケネディという面白いカードが組まれた。

1R、テイクダウンを狙うケネディから背中を向けて逃げるローラー、それを後ろから捕まえるケネディという不思議な展開を見せる。それでも遂にテイクダウンに成功させたケネディがサイド→マウントと攻める。2Rもテイクダウンに成功したケネディがそのまま上をキープしてパウンドでひたすら優位に試合を展開するが、ケネディも打ち合いで流血している。3Rはお見合い状態の静かな打撃戦からラウンド終盤にケネディがダメ押しのテイクダウン、パウンドで試合終了。ケネディが判定勝ちした。

<ウェルター級 5分3R>
○タイロン・ウッドリー
(判定 3-0)
●ポール・デイリー
英国BAMMAのエースにして、ウェルター級屈指のハード・パンチャー、ポール・デイリーに対するは、MMA無敗レスリング・エリート、タイロン・ウッドリー。典型的なストライカー対レスラーという対決になりそうだ。

ウッドリーが組みつきデイリーを金網に押し込む展開が続くが、デイリーもテイクダウンは許さない。しかし2R、遂にウッドリーがテイクダウンに成功。そのままデイリーを逃がさず上をキープし続けるウッドリーだが、会場からはブーイングが飛ぶ。3Rもウッドリーがテイクダウンに成功し、またそのまま上をキープし続ける。3R終盤になんとか金網を使って立ちあがるデイリーは、それでもテイクダウンしてくるウッドリーを潰して打撃を打ちこみ追い込むものの、それでも無理やりテイクダウンを成功させるウッドリー。デイリーはオモプラッタを仕掛けるが、それを潰し、またグランドで上をキープするウッドリー、そのまま試合終了。ウッドリーが判定勝ちした。

<ウェルター級 5分3R>
○タレック・サフィジーヌ
(判定 3-0)
●スコット・スミス
元WEC世界ライトヘビー級王者のスコット・スミスだが、最近は連敗で精彩を欠いている。対するは日本のDREAMで池本誠知にも勝利しているタレック・サフィジーヌ。

1R序盤こそ打撃でプレッシャーをかけるスミスだったが、じわじわとサフィジーヌのペースに。2Rには、スミスを金網に追い詰め、パンチ、肘、ハイキック、飛び蹴りなどのラッシュでKO寸前にまで追い込むサフィジーヌ。ポイントでリードしたサフィジーヌは3Rを流し、後がないスミスが追い上げるも及ばず、判定でサフィジーヌが勝利した。

プレリミナリーカード
<ライト級 5分3R>
○J.Z.カルバン
(判定 2-1)
●ボビー・グリーン

<ウェルター級 5分3R>
○タイラー・スティンソン
(1R 0分15秒 KO)
●エドゥアルド・パンプローナ

<女子135ポンド 5分3R>
○アレックス・デイヴィス
(判定)
●ジュリー・ケジー


詳細版は週刊マット界舞台裏8月11日号アーカイブ厳選集3 長州醜聞 闘聾門JAPAN パンクラス大阪 ストライクフォース消滅考 REINA会見に収録されました。宜しくお願いします。

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2011年07月31日 09:55に投稿されたエントリーのページです。

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