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今週の「マット界舞台裏」は、『ALL TOGETHER』に対して猪木が仕掛けた興行戦争が暗礁に乗り上げるかもという情報を検証!

110602hyoushi.jpg 前売りチケットの売れ行きがかなり好調だというメジャー3団体のオールスター戦『ALL TOGETHER』(8・27日本武道館)。
 ファン待望のオールスター戦の上、チケット代の一部が義援金として使われるのだから、スケジュールの都合さえ付けば会場に駆けつけたいと思うプロレスファンは多いだろう。

 ところが、その盛り上がりに水を差しかねないのが、5月19日号でお伝えしたIGFの8・26両国国技館大会だ。

 猪木とは縁の深い東京スポーツが主催し、東日本大震災への復興支援を目的としたチャリティプロレスにも関わらず、『ALL TOGETHER』から声が掛からなかったことにヘソを曲げた猪木が、前日にIGFの両国大会をぶつけるらしいと言われている。

 よりにもよってチャリティプロレスに興行戦争を仕掛けようというのは、いかにも猪木らしい発想だ。とはいえ、かつて前田日明が「アントニオ猪木なら何をやっても許されるのか?」と発言したことがあったが、さすがの猪木でも今回ばかりは「猪木さんがやることなら仕方がない」とはいかないようだ。
 ハッキリ言って、今回の件はプロレスファンの多くを敵に回しかねない暴挙だ。

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 だが、参加団体の関係者などがIGFの動向を窺うなか、井上記者は「(IGFの8・26両国は)暗礁に乗り上げる可能性が高い」との情報をキャッチした!
 こういうドタバタ劇はIGFのお家芸だけに、暗礁に乗り上げるかもと聞いたところで、驚くファンはそれほどいないだろう。

 とはいえ、猪木が「自分の周りがみんなカッカして燃えている」と言っていたように、猪木の周りにいる人間が「オールスター戦的な興行をやるのに、猪木を外すとはけしからん!」とエキサイトし、敢えて興行戦争を仕掛けたと言われているだけに、その振り上げた拳を下げることが出来るのか? 逆にIGFならよほどのことがない限り、強行開催してもおかしくない。
 それに猪木が『ALL TOGETHER』のことを面白く思っていないのも間違いないだろうし、初めに「8・26に両国で」とフライング発言してしまったのは誰であろう猪木だ。

 猪木が公の場で「やる」と言ってしまったことを、「やはり止める」と素直に言えるのだろうか? そんなことを猪木に言わせることが、もう猪木の名前に泥を塗ることのように思えるだけに、「暗礁に乗り上げるかも」という情報が出るに至った要因が気になるところ。
 そこで井上記者は、猪木を説得したある大物がいたのではないかと予想。その大物とは・・・

週刊マット界舞台裏'11年6月02日号 マッチョマン追悼 武道掣圏 WWE

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2011年05月30日 06:05に投稿されたエントリーのページです。

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