« 今週の「マット界舞台裏」は、新日プロの菅林社長が断固交流を拒否するIGFが崩壊の危機に? | メイン | 真の精神修行の場・掣圏真陰流『神楽坂スタジオ』がオープン「日本国を必ず復活させたい」 »

WWEが社名変更を公式発表! シンプルにWWEというブランドに統一

 ミルホンネットでは週刊マット界舞台裏'11年4月14日号 レッスルマニア圧巻にて、先行してその波紋を徹底検証させていただいた通り、WWEが社名変更したことを公式に発表した。これまでのWorld Wrestling Entertainmentを、今後は「WWE」として正式にリブランドすることになったのだ。

 他社の追随を許さない、タブーにも踏み込んだ圧巻の分析内容はぜひとも『マット界舞台裏』を購入していただきたいが、これにより、公式発表によると「WWEブランドの拡大に向けた大きな2つの柱として、まずエンターテイメントコンテンツを持つ会社を積極的に追求すること、そしてテレビや映画制作、ライブイベントの制作、ライセンスといったWWEの根幹を成すノウハウのアウトソース化を実施していく」とのことだ。
 また、「新たなビジネスモデルの一部として、WWEはフィクション、ノンフィクションからアニメーションといったあらゆるテレビ番組の開発に焦点を当てていく」という。さらには、「向こう12カ月から18カ月以内に、新たにWWE番組専門のテレビチャンネルを開設することを目指します。その第一歩として、現地時間4月4日(月)より米国USAネットワークにて、WWEスーパースター発掘を目指すリアリティ番組『Tough Enough』(日本放送未定)の放送を開始いたしました」と発表されている。

 「新たなビジネスモデルは、世界的なエンターテイメント企業となったWWEの現状をより良く反映しています。我々は常に今日のWWEを築いてきたコアなビジネスには忠誠であり続けます。しかしながら、WWEの未来はリングを飛び越えて新たなエンターテイメントコンテンツを追加することにあります」と、WWEの会長兼CEOであるビンス・マクマホンはコメントしている。これにより、WWE番組内では「レスリング(日本で呼ぶところのプロレス)」という言葉は禁句扱いになり、「我々のやっていることはスポーツ・エンタテインメントなのだ」というポリシーをより明確にしていくことになろう。

 リブランディングの一環として、WWEは米国内で「Bigger. Badder. Better.(TM)」(より大きく。より素晴らしく。より良く。)をテーマに、B to B、B to C間において全国的な広告キャンペーンを展開いく予定。このキャンペーンはすでに現地時間4月4日(月)に行われたWWEの年間最大の祭典『レッスルマニア 27』でスタートし、今後もケーブルテレビ、新聞、雑誌、オンラインなどで展開されていく。

 WWEは新たなるビジネスの拡大に加え、コアビジネスにおいても新たに組織変更を断行した。新しくタレント開発部門を設立し、WWEスーパースター、トリプルHことポール・ラヴェスクがこの部門を統括する。タレント開発部は将来のWWEスーパースターやディーバの発掘を目指し、世界中でタレントのリクルート、トレーニング、キャラクターの開発などを主に担う。ラヴェスクの指揮下最初のタレントとして、今年3月には先日WWEスーパースターとしてデビューしたシン・カラ(旧名ミスティコ)と契約したこともトリプルHの手柄だと会社側は発表している。もっとも、日本のファンからすれば、従来のDIVAのイメージからかけ離れたアメージング・コングと契約したことの方が、真のマニアにとって衝撃だったことは述べるまでもない。

WWE:World Wrestling Entertainment
WWE - J SPORTS オフィシャルサイト

mhn057-460.jpg
別冊ミルホンネット ヨシ・タツ凱旋 ジェリコ監督 両国歓喜 海外情報局


【本物のアメプロ情報宝庫はミルホンネットだけ!】
週刊マット界舞台裏2月24日号 vol.76 WWEロック様復活祭RAW TNA
週刊マット界舞台裏3月03日号 vol.77 ロックWM祭典へ 好評「檻PPV」必見 HHH復活
週刊マット界舞台裏3月10日号 vol.78 スティング移籍騒動裏 WWE神の子契約顔なし
週刊マット界舞台裏3月17日号 vol.79 Sオースチン劇場満喫祭典ローラーxコール戦審判
週刊マット界舞台裏3月24日号 vol.80 海外からの震災メッセージ 最悪PPV-TNA
週刊マット界舞台裏3月31日号 vol.81 WWEミズ卑怯王者新ベルト シナ怒りのSTF
週刊マット界舞台裏4月07日号 vol.82 UFC WWE デイブ・フィンレー解雇事件+三つ巴王座
週刊マット界舞台裏4月14日号 vol.83 WM27徹底検証 Hall of Fame高視聴率HBK派閥集結
週刊マット界舞台裏4月21日号 vol.84 ブッチャー殿堂エッジ引退 TNA超人xアンダーソン
週刊マット界舞台裏4月28日号 vol.85 シナ&シン・カラ夢のタッグ Cジェリコ大活躍

About

2011年04月26日 13:22に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「今週の「マット界舞台裏」は、新日プロの菅林社長が断固交流を拒否するIGFが崩壊の危機に?」です。

次の投稿は「真の精神修行の場・掣圏真陰流『神楽坂スタジオ』がオープン「日本国を必ず復活させたい」」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。