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『UFC 124: St-Pierre vs. Koscheck』リアルタイム速報

カナダ・モントリオールで開かれる、今年最後のUFC。年明けには、ビッグイベントが多数用意されている為か、今回は地元カナダに、ジョルジュ・サンピエールが凱旋してタイトルマッチを行うという事を目玉にした感じで組まれている。

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※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。

『UFC 124: St-Pierre vs. Koscheck』 2010.12.11 カナダ モントリオール

<メインイベント ウェルター級タイトルマッチ 5分5R>
○ジョルジュ・サンピエール(王者)
(判定 3-0)
●ジョシュ・コスチェック(挑戦者)
地元の英雄にして絶対王者の風格のあるジョルジュ・サンピエールに挑むのは、悪ガキ、コスチェック。
会場は物凄い大歓声でサッカー会場で歌われる「OLE」の大合唱。試合開始すぐにサンピエールが弾丸タックルでテイクダウンするもすぐにコスチェックが立ちあがる。打撃ではサンピエール有利、ラウンド最後にコスチェックがテイクダウンするも決め手に欠く。その後、サンピエールはスタンド勝負に切り替え、ローキック、ワンツー、スーパーマンパンチなどで翻弄、コスチェックの右目は腫れあがってしまう。3R終了後、ドクターのチェックが入るが、なんとか続行。しかし、片目状態で距離感の掴めないコスチェックを嬲る様にテイクダウン、バック狙い、そしてキックにパンチと攻めまくるサンピエール。防戦一方だが、決して諦めないコスチェックは、サンピエールの猛攻に耐え続け、試合は判定へ。勿論、勝者はサンピエールだが、試合後には、これまで舌戦を繰り返してきた両者が抱き合って健闘を称えあった。

<ヘビー級 5分3R>
○ステファン・ストルーフ
(1R 3分55秒 TKO)
●ショーン・マコークル
摩天楼の異名をもつ長身ファイター、ストルーフに、マーク・ハントに勝利したマコークル。層の厚くなってきたヘビー級で上に行けるのはどちらか?
マコークルがテイクダウンすると、ストルーフがギロチン狙い、脱出したマコークルが今度はアームロックを狙い、ストルーフが凌ぐと、今度はストルーフが下から腕十字狙いと、寝技の攻防が続く。しかし、ストルーフが隙をついてスイープするとマウントポジションになり、そのままマウントパンチを叩きこむとマコークルが頭を抱えて動けなくなり、レフリーがストップ。ストルーフがTKO勝ちした。

<ライト級 5分3R>
○ジム・ミラー
(1R 1分59秒 膝十字)
●チャールズ・オリベイラ
ヘンゾ・グレイシー一門で現在5連勝と波に乗るミラーに、ブラジルの新星、オリベイラ。
最近のUFCでは珍しい寝技の展開、上になったのはミラーだが、下からオリベイラが仕掛けまくる。オリベイラ有利と思われたが、一瞬の隙をついたミラーが、なんと足関節へ、これががっちり極まってオリベイラがタップ。ミラーが珍しく足関節で勝利した。

<ライト級 5分3R>
○マック・ダンジグ
(1R 1分54秒 KO)
●ジョー・スティーブンソン
The Ultimate Fighter 2ウェルター級トーナメント優勝のスティーブンソンに、The Ultimate Fighter 6ウェルター級トーナメント優勝のダンジグと優勝者同士の対決。ダンジグは「ミスフィッツ」の曲で入場。
試合開始後のスタンド打撃の展開で、ダンジグがさがりながら左フックをカウンターで放つと、見事にスティーブンソンの顎を打ち抜き、スティーブンソンは失神KO。ダンジグが衝撃のKO勝ちとなった。


<ウェルター級 5分3R>
○チアゴ・アウベス
(判定 3-0)
●ジョン・ハワード
名門アメリカン・トップチーム所属の核弾頭、チアゴ・アウベスに、打撃勝負にこだわるハワードと、共に打撃に力を入れている同士の激突。
アウベス有利で試合が進む、真っ向からの打撃勝負から豪快にテイクダウンを奪い、パウンドでハワードを追い詰める。そして3Rにはダウンも奪いアウベスが圧倒、判定勝ちした。

アンダーカード
<ミドル級 5分3R>
○ダン・ミラー
(判定 2-1)
●ジョー・ドークセン

<ライト級 5分3R>
○マーク・ボーチェック
(1R 2分33秒 三角締め)
●ダスティン・ヘイズレット

<ミドル級 5分3R>
△ヘッセ・ボンフェルド
(ドロー)
△ハファエル・ナタル

<ウェルター級 5分3R>
○ショーン・ピアスン
(判定3-0)
●マット・リドル

<ウェルター級 5分3R>
○ヒカルド・アルメイダ
(判定3-0)
●TJグラント

<ライト級 5分3R>
○ジョン・マクデッシ
(判定3-0)
●パット・オーディンウッド

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2010年12月12日 10:56に投稿されたエントリーのページです。

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