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マッスル坂井引退、マッスル坂井万太郎誕生か?プロレスラーに引退は無いのか?

マッスルは完成したのか未完なのか?ディープ・オブ・マッスル

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 鬼才、マッスル坂井が最後の作品「マッスル10」は喜怒哀楽を巧みに盛り込み、全てのプロレスの原型と要素を入れた作品であった。

 彼が、何をきっかけに家業を継ぎ引退の道を考えたのか?しかし、マッスル10では明らかに彼が「プロレス」という底が丸見えの底なし沼というジャンルと格闘し、闘っている姿があった。これは、マッスルが肉体的,、精神的、時間的にも膨大なエネルギーを必要として作られており作・演出・出演というものだから、という意味ではなく、彼がプロレスラーとしてフランク・ゴッチから連綿と続くプロレスを引き継ぎながら演劇やコメディーの要素を取り入れ「マッスル坂井のプロレス」という世界を最後に魅せる為にぶつかっている姿がハッキリ見えた。

WWEのうわべだけ真似してエンターテイメントプロレスを行う団体は多いがほとんど失敗している、WWEはライターを多数入れお金をかけてTV番組としてのプロレスを作っている、もちろん前提として仕事のできるレスラーを集めている。しかしお金をかけずにアイデアで勝負して成功した稀有な例がマッスルである。

 プロレスの見方にはレスラーそれぞれの役割や技の巧拙や性根の捉え方を批評する方法もあるが、マッスルに関して言えば、それはあまり意味をなさない。むしろ、マッスルという興行に彼がどういう姿勢で取り組みどう見せてくれるのか、の方が重要である。そういう意味で今回は、マッスル坂井がプロレスに対して大きく踏み出したマッスル興行はプロレスの向こう側という世界を見せてくれた。
最近の冷え込むプロレス界中では明るい象徴とも言えるべき舞台であったことは間違いない。

 プロレス界は引退していくが稀代の演出家の一人として、彼がこれからどういう仕事を成して行くのか?家業を継ぐ理由の一つに入籍、子供を授かったと発表し「産まれてくる子供をプロレスラーにする」と宣言したが「やりきってはいない」とも言う。型どおりのセレモニーなどせずPPVの生放送で放送禁止用語まで炸裂させてマッスルの世界観を押し通した坂井には「プロレスラーに引退は無い」と感じられた、だからこそマッスルの未来に興味が沸く。

詳細はマット界舞台裏10月14日号ですが併せて読めばマッスルの世界が解る!

別冊ミルホンネット『マッスルに何が起こったか?』

週刊マット界舞台裏'09年6月11日号

まだ見ていなければPPVで見るべき。

マッスル「マッスル坂井、負けるから即引退させてくれSP」10.6後楽園大会PPV


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<メインイベント マッスル坂井引退試合>
●マッスル坂井
10分36秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
○鈴木みのる

<第10試合 マッスル坂井引退スペシャルマッチ>
●マッスル坂井
3分40秒 ヘッドロック
○男色ディーノ

<第9試合 マッスル坂井引退5人がけマッチ>
○マッスル坂井
2分7秒 バーディクト→体固め
●趙雲子龍

<第8試合 マッスル坂井引退5人がけマッチ>
●マッスル坂井
1分14秒 ワキ固め
○“黒天使”沼澤邪鬼

<第7試合 マッスル坂井引退5人がけマッチ>
○マッスル坂井
1分24秒 延髄斬り→エビ固め
●ペドロ高石

<第6試合 マッスル坂井引退5人がけマッチ>
●マッスル坂井
3分24秒 変形外道クラッチ
○ヤス・ウラノ

<第5試合 マッスル坂井引退5人がけマッチ>
●マッスル坂井
7分49秒 腕ひしぎ逆十字固めを切り返し→エビ固め
○アントーニオ本多

<第4試合 ルチャリブレタッグマッチ>
NOSAWA論外、KIKUZAWA
(ハチミツのマスクが決まらず試合不成立)
ハチミツ二郎、見た目が邦彦

<第3試合 負けたら即引退ランブル>
○佐藤光留
23分51秒 オーバー・ザ・トップロープ
●究極Mr.マジック(菊池毅)
※引退順(敗退順) BENTEN→初代Mr.マジック→初代ペドロ高石→三代目Mr.マジック→酒井一圭HG→DJニラ→四代目Mr.マジック→呉服屋藤屋三代目→六代目Mr.マジック→726→究極Mr.マジック

<第2試合 新北京プロレス解散興行>
趙雲子龍
(回線不良で不明)
ジャイアント馬謖

<第1試合 高木三四郎再デビュー戦>
高木三四郎
4分26秒 無効試合
菊地毅

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2010年10月07日 05:11に投稿されたエントリーのページです。

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