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今週の「マット界舞台裏」は、8月の両国で行われる三つ巴の興行戦争を分析します!

10.07.29BUTAIURA.jpg 25日にDDTプロレスが両国国技館で大会を開催したが、この大会を皮切りに約1カ月間、両国国技館でプロレスや格闘技の大会が頻繁に開催される。

 8月14日と15日に新日本プロレスが「G1クライマックス」
 8月20日と21日にWWEが日本公演
 8月22日には総合格闘技のSRC
 そして8月29日に全日本プロレス

 8月だけで6大会も両国で行われる。これはもう完全に興行戦争だ。22日のSRCは総合格闘技なので除外したとしても、新日プロ、WWE、全日本、どこかが一番両国にお客さんを集めるかは気になるところ。

 ちなみに先陣を切った今月25日のDDTは、両国初進出だった昨年は超満員札止めの8865人(主催者発表)と比べると、本当に若干少なくなっただけの8800人(主催者発表)と大健闘!
 これはDDT両国大会に中西学を貸し出した新日プロとしても、楽観視出来る数字ではないだろう。

 インディー団体のDDTが満員にしているのだが、メジャー中のメジャーである新日プロで、しかも一年で一番人気のあるシリーズである「G1クライマックス」で、DDT以下の観客動員は決して許されない。
 さらに「G1」最終戦(8月15日)からわずか5日後には、WWEが同じ場所で日本公演を開催するのだ。

 日本プロレス界の盟主としては、当然WWEにも負けるわけにはいかない。

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 そこで今週の「マット界舞台裏」では、元「週刊ファイト」編集長の井上譲二記者が他の専門誌では絶対に書かない、8月の両国国技館で繰り広げられる興行戦争を詳細に分析している。

 当然、プロレスファンなら気付いていると思うが、この8月の両国の興行戦争で一番心配されているのは8・29全日本プロレスだ。
 7月25日の後楽園ホール大会では、鈴木みのると諏訪魔の三冠ヘビー級選手権を両国大会で行うことが決まった様子。さらに新日プロ、WJ、WWE、ハッスルと様々な団体を渡り歩いた鈴木健想が、TARU率いるヒールユニットに加入して今後、全日プロに参戦するということがあった。

 両国大会に向けて全日プロも、徐々に大きなニュースが飛び出すようになってきた。しかし、新日プロやWWEとの三つ巴の興行戦争に挑むには、もっともっと大きな話題性が必要だろう。その辺についてはぜひ本誌を読んでほしい。

 読者の皆さんは新日プロの「G1クライマックス」が圧勝すると思っているかもしれないが、何と今年のG1の目玉の1つだったノアの丸藤正道が、25日DDT両国大会で行われたケニー・オメガ戦で右肩を負傷。どうにか試合は最後までこなしたが、ほとんど右腕を動かすことも出来ず、試合後はテーピングで肩を固定してノーコメントのまま病院に直行したというニュースが飛び込んできた。

 もし丸藤が「G1」を負傷欠場するようになると、一気に注目度は下がるだろう。
 大本命の新日プロにだって、何があるか分からない。一寸先はハプニングなのだ。

週刊マット界舞台裏'10年7月29日号

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2010年07月26日 05:17に投稿されたエントリーのページです。

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