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旗揚げ以来15年目に訪れた快挙!若き王者ジョータ主催&凱旋興行「FACE OFF」はキャプチャーとミルホンネット社の初遭遇だったのだ!!

真夏の三連休最終日となった7月19日、海の日。
キャプチャーインターナショナル王者、ジョータの地元である小金井市で行われた初の凱旋興行「FACE OFF」。
北原光輝はこう告げた。「旗揚げして15年経つけど、初めて取材に来たよ。」
何と15年目の初遭遇という奇跡!!会場は専用の照明が灯され、有明コロシアムのような幻想的な世界が広がる。
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野球少年だったジョータ。選手紹介式に現在のリトルリーグ少年から受け取った花束を手にした瞬間、懐かしさもこみ上げたものだろう。
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若き王者ジョータに挑戦するのは本人曰く「プロレス界の不思議な磁場が二人をまた引き寄せた」、KEITA in The HOUSE*こと矢野啓太。
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ジョータが幼い日から大学生の頃までの期間を過ごしていた地元小金井でのタイトルマッチには大勢の観客が詰め掛けた。
メインの闘技場で行われたのはまさしく死闘。
空調の無い蒸し風呂のような中、ジョータと矢野はお互いの気持ちを叩き付けるような全力ファイトで観客に応えた。
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フェースロックで矢野を捕らえギブアップを奪った瞬間、館内からは大きな拍手が沸きあがった。
万感の思いでウィナーコールを受けるジョータ。

自分が初めてプロデュースした大会、大成功に終わった安堵感が彼の表情を和らげた。
だが、ジョータは言った。
「終わって数時間はほっとするだろうけど、また俺は走り続けなけりゃいけない。」
若き王者は走り続ける。8月25日には天龍プロジェクトのリングでアレクサンダー大塚との一番が待っている。
「ジャッキー・チェンも言ってましたもん。『どんな低い所から飛ぶのでも、緊張して飛ばないと怪我をする』って。
しっかり自分の位置を確認して相手に向かって行けばベストが出る。
相手が誰だからどうする、という事は考えていない。」
ジョータの向かう次のステップ。それは彼に神が与えた試練なのか、飛翔の舞台なのか。全ては8月25日に答えが出る。
天龍プロジェクトからは折原昌夫がジョータの視察に訪れていた。
奇しくも北原光輝・折原昌夫・ジョータという三人が揃う事になった会場。
天龍の意思を継いだ北原と折原、そして北原の意思を継いだジョータ。
言ってみれば天龍源一郎イズムを継承する世代を超えた開闢がそこにあったのだ。
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その北原はセミで梅沢菊次郎との異次元対決。
キャプチャー創始者である北原のファイトを見る機会は貴重だ。
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高岩竜一と清水基嗣という通常では考えられない試合が行われるのも、この大会ならでは。
「元新日本」と「究極龍の落とし子」によるロープもコーナーもない闘技場での一戦は観客に衝撃を与える。
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その他全5試合の詳細は後日改めて「週刊マット界舞台裏」誌面にてお伝えします!!


写真:"音楽写真師"BIG板井

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2010年07月20日 09:02に投稿されたエントリーのページです。

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