■STYLE-E「梅雨来たる、西の調布は日本晴れ」
2010年6月19日 西調布格闘技アリーナ 観客数117名
<メインイベント 西調布ヒルズ青春白書 シングルマッチ60分1本勝負>
○柴田正人（15分08秒 片エビ固め）●竹田誠志 ※シバちゃんこボンバー
毎月第三土曜日、STYLE-Eの開催日は天候が崩れないという。
昨日の雨もなんのその、少々雲が多かったが梅雨晴れになった6月19日。
ワールドカップの余波か、それでも堂々の観客動員数117名。
西調布格闘技アリーナに集まった観客に見せたSTYLE-E同門対決。
無差別級王者竹田にとっては二年越しの雪辱戦、先輩である柴田にとっては何が何でも取りたい挑戦権。
お互いに負けられない一戦はド迫力の肉弾戦の末、柴田が至近距離からの新兵器「シバちゃんこボンバー」で王者竹田を沈めてみせた。
柴田「勝ったぞーっ！！
誠志ぃ！先輩はまだまだ強ぇぞ！まだまだ負けねぇ！
今はお前がチャンピオンだもんな。でもやっぱ・・・きつかったぁ。
でもねぇ、これでタイトルマッチ、文句ねぇだろ誠志ぃ！どうだ？返事を聞かせてくれ。」
竹田「柴田正人・・・さん。やっぱ先輩、強ぇじゃねぇかよ！それは認めるよ！
今日の負けは今日の負け。俺の完敗だよ。
おお、次、タイトルマッチ、逃げも隠れもしねぇよ。STYLE-E同士、やろうぜ！」
誰もが次の挑戦者は柴田で文句なし、と思わせた矢先に獅子一色の安部捨丸が入ってくる。
安部「ちょっと待て！俺にもタイトル挑戦させろ！
カッコ悪いかも知んないよ。だけど、諦めきれねぇんだよ！新木場のメインに立ちたいんだよ！」
やっとの思いで、必死になって掴んだ無差別級王座への挑戦権。
柴田はぽっと出てきた安部にそう簡単に譲る訳にはいかない。
苦悩する柴田に対し、安部は土下座。続いて入ってきた高梨岩兵衛も柴田に土下座する。
悩みに悩んだ末、自分に勝つ事が出来たら挑戦権を譲ると宣言した柴田。
獅子一色存亡の危機に立たされたこの日。
「獅子王」大家慶次郎、趙雲’骨’子龍、高梨岩兵衛が欠場する今、最後の砦となり無差別級への挑戦権を懸け、捨丸は勢いに乗る柴田に立ち向かっていく。
この日の第2試合で田村和宏に敗れ、セミの6人タッグの「X」として強行出場させられたが結果を残す事が出来なかった。
安部の「諦めきれない」思いが奇跡を起こすのか？
竹田誠志が舵を取る新木場への航海はまるでローレライの船幽霊に誘われるが如く、次なる難関へと向かい航路を進めていく・・・
○2009年4月大会以来の出場となったユニオン・木高イサミ。
田村との復活「友情タッグ」に獅子一色安部捨丸を加えた3人がMINORU組合に挑む。
○先月大会で虎の子タイトル、IWA世界ジュニアのベルトを猿飛恭介に強奪された末吉利啓。
猿飛を撃破し、改めてベルトを腰に巻く事ができるのだろうか？
○獅子一色のピンチに「好敵手（ライバル）」である田村和宏が立ち上がる。
6月6日獅子一色興行メインで闘った安部捨丸の心意気を肌で感じる為、真っ向勝負で立ち向かう。
○ガッツワールドのダイスケがSTYLE-E初登場。
復帰戦後一週間が経過したが、改めて聞きたい「あの日のダイスケ」。
この大会の模様は6月25日発売の週刊マット界舞台裏’10年7月1日号に掲載されます。
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