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『UFC 114: Rampage vs. Evans』 リアルタイム速報

『UFC 114: Rampage vs. Evans』 2010.5.29 アメリカ ネバダ州ラスベガス

『UFC 114: Rampage vs. Evans』。注目のメインは、クイントン・"ランペイジ"・ジャクソンとラシャド・エヴァンスの因縁対決だ。

現在WOWOWで絶賛放送中の『The Ultimate Fighter 10』を観ている方なら分かると思うが、この2人は本当に仲が悪い。同じ黒人選手だからライバル視しているのか、常に罵りあっており、番組内でも実際に殴り合い寸前になる事もあるくらいだ。

この勝者は、ライトヘビー級のタイトルへ挑戦権が与えられると、ダナ・ホワイトも明言しているが、タイトルどうこう以前に因縁の2人が直接対決する事の重要性が全てであろう。

※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。

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<メインイベント ライトヘビー級 5分3R>
○ラシャド・エヴァンス
(判定 3-0)
●クイントン・ジャクソン
注目のライバル対決。勝者は次期タイトル挑戦者だが、それ以前にお互いの意地がぶつかり合う激しい戦いになるだろう。
試合開始直後に右フックで襲いかかりジャクソンをダウンさせたエヴァンス。更に金網に押し込むエヴァンスという展開が続きエヴァンスのペースで試合が進む。
しかし3Rにいきなりジャクソンがエヴァンスのタックルをカウンターで捕え、ラッシュでエヴァンスをダウンに追い込みあわやという展開を見せる。
なんとか耐えたエヴァンスが今度は、逆にテイクダウンを奪い、グランドで上からパウンド。試合終了直前のエヴァンスの猛攻に、ランペイジコールをしていた観客も大歓声、結果は判定でエヴァンスが勝利した。

<セミファイナル ミドル級 5分3R>
○マイケル・ビスピン
(判定 3-0)
●ダン・ミラー
当初、ネイサン・マーコートだったが欠場で、ダン・ミラーに変更になったカード。ヴァンダレイ・シウバに敗れた後のビスピンは何としても勝ちたいが、相手のミラーもIFL王者の強豪だ。
欧州では人気者だが、アメリカではヒールのビスピンには早速、ブーイングが。
終始、スタンドでの打撃戦だが、共に踏み込まず決定打がないまま、試合が進む。レスリングベースのミラーがたまにテイクダウンに成功するもビスピンもすぐに立ち上がり、そのまま3R終了。
手数で上回ったビスピンが判定勝ちしたが、盛り上がりに欠ける試合だった。

<ヘビー級 5分3R>
○マイク・ルソー
(3R 2分32秒 KO)
●トッド・ダフィー
UFC最短KO記録を持つ次代の怪物ダフィーに、実力者ルソーと次のヘビー級戦線を占うカード。
アッパーを多用したダフィーの重いパンチがルソーに襲いかかり、ダフィーのペースで試合が進む。しかし、一方的なダフィーのペースだが、試合を終わらせるまでいかないので、スタンドで膠着し、会場からはブーイングが起こる。このまま試合が終わるかと思われた3Rにいきなりルソーが右のパンチ2発がクリーンヒット。ダフィーはダウン、意識を失い完全に失神、レフリーがストップ。ルソーが逆転のKO勝利した。


<ライトヘビー級 5分3R>
○アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
(判定 2-1)
●ジェイソン・ブリッツ
フォレスト・グリフィン欠場でカード変更になり、ホジェリオには格下相手となるので取りこぼせない。
しかし、急遽代役になった本業は消防士というブリッツが良い動きを見せる。テイクダウンから上をキープし、2Rにはギロチンチョークを極めかけるなど、グランドでもホジェリオを相手に優位に試合を進める。対するホジェリオは得意のボクシングでペースを握ろうとするが、ブリッツは決定打を許さない。しかし3Rは完全にスタミナの切れたブリッツを攻め続けたホジェリオという展開で僅差ながらホジェリオが2-1で判定勝ちした。
しかし会場からはブリッツを支持する観客から大きなブーイングが。


<ウェルター級 5分3R>
○ジョン・ハザウェイ
(判定 3-0)
●ディエゴ・サンチェス
グリフィンと共に『TUF』躍進の立役者サンチェスも、ウェルター級に戻し、生き残りを賭けてハザウェイと対戦する。
テイクダウン狙いのサンチェスだが、組みついてもグランドまでいけない。完全にタックル一辺倒のサンチェスを見切ったハザウェイは、タックルに合わせてカウンターで膝蹴りを決めてサンチェスがダウン。そのまま上になったハザウェイが肘を叩き込み優勢に試合を進める。
その後、スタンド勝負に挑むサンチェスだが攻めあぐね、ハザウェイは決定打を許さず、ずるずると打撃戦でペースを握り、ジョン・ハザウェイが判定勝ちした。

アンダーカード
<ウェルター級 5分3R>
○キム・ドンヒョン
(判定 3-0)
●アミール・サダロー

<ライト級 5分3R>
○エフライン・エクスデロ
(判定 3-0)
●ダン・ローゾン

<ライト級 5分3R>
○メルヴィン・ギラード
(1R 3分28秒 TKO)
●ウェイロン・ロウ

<ライトヘビー級 5分3R>
○シリル・ディアバテ
(1R 2分13秒 TKO)
●ルイス・カーニ

<ライト級 5分3R>
○アーロン・ライリー
(判定 3-0)
●ジョー・ブラマー

<ミドル級 5分3R>
○ライアン・ジャンセン
(1R 1分06秒 ギロチンチョーク)
●ジェシー・フォーブズ


『UFC FAN EXPO』
○フレジソン・パイシャオン
(腕十字)
●宇野薫

○シェーン・ローラー
(チョーク)
●五味隆典


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2010年05月30日 10:00に投稿されたエントリーのページです。

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