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『DHC presents 吉田秀彦引退興行 ASTRA(アストラ)』リアルタイム速報

『DHC presents 吉田秀彦引退興行 ASTRA』

※リアルタイム中はリロードしてお楽しみください。

<第8試合 メインイベント 無差別級 5分3R>
○中村和裕(吉田道場)
(判定 3-0)
●吉田秀彦(吉田道場)

日本の総合格闘技において、初めてプロレス色のない日本人スター選手(格闘技のベースは小川=柔道、桜庭=アマレスだが、彼らはプロレスラーを名乗る事でファンの支持を得ていた面が強いので)といえる日本格闘技界の歴史を変えた男、吉田の引退試合。柔道という世界的に認められている競技でトップだった男、吉田が、海のモノか山のモノかもわからない総合格闘技に本気で取り組んでくれたから、日本で世間にMMAが広まったと言える、その影響は計り知れないだろう。

チャゲ&アスカのアスカが国歌斉唱し、美人すぎる議員、藤川ゆり、ネプチューン名倉が花束を贈るという豪華な中、試合が始まった。

吉田は柔道着を着て最後の試合を
試合は柔道家同士だが、前半はほぼスタンドの展開。中村が飛び込んで殴り、吉田が受けるという展開が続く。吉田は打ってこい!と挑発するが2Rには柔道着着用だからなのか、スタミナが切れて苦しそうになっている。2R終盤には、中村が釣り込み足、3Rにも大外刈りなどで、テイクダウンを奪うが、吉田のスタミナ切れで倒れるという感じもする展開。グランドでは中村がマウントをとり、腕十字を極めにかかるが、吉田は最後までクラッチを離さず、判定まで粘り、中村が判定で勝利した。

試合後には、吉田の挨拶のあと、桜庭が一升瓶をもって登場、続く引退セレモニーには、藤田、田村、ミノワマン、光岡も駆けつけた。

そして、母親から吉田に花束を渡され、テンカウント・ゴングが鳴らされた。

吉田は自分の引退セレモニー最後に
「國保尊弘最高! 」と叫び、セレモニーは終了した。

<第7試合 セミファイナル フェザー級戦 5分3R>
○小見川道大(吉田道場)
(判定 3-0)
●ミカ・ミラー(米国/ATT)
吉田の一番弟子として、セミファイナルで勝利したい小見川。しかし、相手は名門ATTの強豪、ミラー。その長身は戦いにくい相手だ。
テイクダウンから抑え込んでパウンドを落とす小見川だが、ミラーの手足が長く下から仕掛けて立ち上がり、スタンドではミラー有利。グランドで上を取っているのでポイントは稼いでいる小見川だが、KOや一本は難しそう。3Rにはミラーが追い上げ、最後は三角を極めるも、試合終了となり、小見川が判定勝ち。

試合後、小見川は、すっきり勝利出来なかった苛立ちを
「小見川道大 くそったれ!」
と叫んで、吉田への感謝を述べてリングを去った。

<第6試合 95kg契約戦 5分3R>
○エンセン井上(米国/PUREBRED)
(1R 2分10秒 腕十字)
●アンス・“ノトリアス”・ナンセン(ニュージーランド/ETK)
突然の復帰戦を行う、元修斗四天王、エンセン井上が、『戦極』で泉を葬ったナンセンと激突。
スタンドでバックブローで驚かせてテイクダウンに成功するエンセン。グランドになれば、キックボクサーのナンセンは何も出来ず、エンセンがマウントポジションを取り、最後は腕十字で勝利した。

エンセンは試合後に、
「逮捕された時、背中見せた人、ざまみろ
逮捕された時、本物の忠義見せてくれたファン、言葉だけでは感謝しきれない、有難う」
とマイクで語った。

休憩明けに、あのエメリヤエンコ・ヒョードルが来場。
「日本が大好きなので、今回、日本に来れて大変うれしく思っています。
吉田選手が引退すると聞いて、これは是非、応援に駆け付けないとと思って日本にやってきました。
是非、吉田選手を応援しましょう。そして吉田選手の勝利を願っています。
日本が大好きなので、今度は是非、日本で試合をしに来たいと思っています。是非、会場に応援に来て下さい。
私の事を覚えていてくれて、そして大好きでいてくれてありがとうございます。」

<第5試合 ウェルター級戦 5分3R>
○チャ・ジョンファン(韓国/CMA KOREA/冠岳BJJ)
(2R 2分26秒 TKO)
●長南 亮(TEAM M.A.D.)
世話になった吉田の為に参戦の長南、頭には「WE LOVE 秀彦」の文字が。対戦相手は吉田道場でも練習していた韓国人ファイター、 ジョンファン。
1Rはお互いに様子見という感じの静かなスタンド戦が続く、長南の目にジョンファンの指が入るアクシデントもあったが、問題はない様子。
しかし、2Rにジョンファンのスーパーマン・パンチがクリーンヒット!完全にダウンした長南に追い打ちのパウンドするジョンファン。長南は完全に動きが止まりレフリーがストップした。
世界的には無名であるジョンファンは長南をKOする大金星で勝利をものにした。

<第4試合 ライト級戦 5分3R>
○ホルヘ・マスヴィダル(キューバ/米国/ATT)
(判定 2-1)
●小谷直之(ロデオスタイル)
『ZST』のエースに対するは名門ATT所属で北岡も葬ったマスヴィダルというライト級の好カード。
マスヴィダルの打撃を警戒して、小谷はすぐにテイクダウンで上を固める戦法。しかし2Rには小谷のタックルを完全に見切られて、まったくテイクダウン出来なくなり、マスヴィダルのペースになっていく。ラウンドが進むに連れて、勢いが出てきたマスヴィダルが打撃を当てて、タックルを潰し殴るという展開が多くなり、マスヴィダルが判定勝ち。

<第3試合 ライト級戦 5分3R>
○中村大介(U-FILE CAMP.com)
(判定 3-0)
●天突頑丈(PUREBRED大宮)
田村の一番弟子、中村に対するのは、あの修斗からの刺客、天突頑丈。UWFと修斗という因縁深いイデオロギー対決になった。
すぐタックルから腕十字を狙う中村、そのまま腕を取られた天突が亀の体勢になり、中村が鉄槌を叩きこむ。なんとか立ちあがった天突に中村は飛びつき腕十字を仕掛けるが、これを潰した天突がグランドで上になってパウンド。ラウンド終了前に中村がスイープ。
そして2Rからは、スタンドの展開で中村のノーガードからノーモーションでのフックが面白い様に天突に当たる様になる。変則的な打撃なので天突は対応出来ないのか、殴られまくる。そして2R後半には中村の腕十字が再び。3Rは天突も打撃で盛り返したが、試合を支配していた中村が判定で勝利した。

<第2試合 ウェルター級戦 5分3R>
○白井祐矢(チームM.A.D./DEEPウェルター級王者)
(1R 3分59秒 腕十字)
●チェ・ミルス(英国/M-1グローバル/チーム・トロージャン)
DEEP王者の白井に、あのザロムスキーに2度も勝利した実績をもつミルス。
長身のミルスと打撃勝負は得策ではないと、すぐに組んでテイクダウンする白井。しかしミルスは長い手足で三角、オモプラッタで翻弄する。白井は足関節を仕掛けるが、潰したミルスがバックマウントをとり、チョーク狙いと目まぐるしい展開が続く。しかし、最後は再びテイクダウンした白井が、ハーフマウントから、腕十字を見事に極めて、白井が一本勝ちした。

<第1試合 フェザー級戦 5分3R>
○毛利昭彦(毛利道場)
(1R 1分4秒 TKO)
●長倉立尚(吉田道場)
吉田道場の特攻隊長、長倉と、日本の格闘技大会からプロレスの「UWAI STATION」まで幅広く活躍している毛利。
長倉はラグビーをやっていたので、あのオール・ブラックスのマオリ族戦いの舞「HAKA」で入場してきた。
しかし、派手な入場と裏腹に、試合開始後、毛利の右フックが長倉の顎に命中し、長倉はダウン。そのままパウンド連打の毛利をレフリーが止めた。毛利はわずか1分でTKO勝ち。

<オープニングファイト ヘビー級戦 5分2R>
○バル・ハーン(モンゴル/チーム新日本)
(判定 3-0)
●誠悟(日本/フリー)

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2010年04月25日 15:52に投稿されたエントリーのページです。

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