« 3・6-7『戦国武将祭』は豪華な内容に | メイン | ポーゴが『HERO』ヤミキに火炎噴射 新日本プロレス道場38年後の邂逅と慟哭 »

UFC 110 NOGUEIRA vs VELASQUEZ リアルタイム速報

勢いに乗るUFC、初のオーストラリア大会になる『UFC 110 NOGUEIRA vs VELASQUEZ』。
ダナ・ホワイトは1年に1度はオーストラリアで大会を開きたいと公言しており、全世界をターゲットにしているUFCの中でも、かなり力を入れている市場だ。それだけに、豪華なカードを惜しげも無く投入。メインのノゲイラvs.ヴェラスケスの勝者はヘビー級王者への挑戦がほぼ確実になっており、更に日本でも人気のヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップの参戦もあり、日本でも注目されている。
WOWOW UFC-究極格闘技-でも、当日の夕方、2月21日(日)夜6:00にすぐに放送を予定しており、いかに盛り上がっているかが良く分かる。
また、その直前にはキンボ・スライスが参戦して話題になった『TUF10』の第一回放送もWOWOW UFC-究極格闘技-で放送なので合わせて楽しめるだろう。

当日12時よりリアルタイム速報スタートします。
* リアルタイム中継間は随時リロードボタンを押してお楽しみください!

ufc110.jpg

<メインイベント ヘビー級 5分3R>
○ケイン・ヴェラスケス(アメリカ)
(1R 2分20秒 KO)
●アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル)
新星とベテラン、レスリングと柔術と対極的な2人の対決。ゆえにどうかみ合うかが非常に楽しみなカードだ。勝者はヘビー級王者への挑戦が確実なだけに、両者とも絶対に勝ちたい一戦だ。
試合はスタンドの展開が続き、お互いに小刻みに手を出しあっていた所、ヴェラスケスの右フックがノゲイラの顎に命中。そのまま崩れ落ちるノゲイラに追い打ちのパウンドを仕掛けるヴェラスケスをレフリーが止めてKO勝ち。あまりにもあっけない結末になってしまった。


<セミファイナル ミドル級 5分3R>
○ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)
(判定 3-0)
●マイケル・ビスピン(イギリス)
かつてのPRIDE絶対王者も、現在はUFCでは1勝3敗と不甲斐ない戦績で、ミドル級に階級を下げて再起を図る。対するは人気者ビスピン、思い切りの良いファイトスタイルでUFCファンの心をがっちり掴んでいる英国人ファイターだけに、手の合う好勝負が期待される。
1R前半はビスピンがテイクダウンを奪い試合を優位に進めるも、後半にシウバの打撃が当たりだし形成逆転。その流れで2Rにはシウバが逆にテイクダウン、パウンドと攻める。ビスピンも逆にテイクダウンを奪ってくるが、シウバはすぐに立ち上がりラウンド終了直前にはシウバのギロチン・チョークが極まりあわやという場面も。そして3RのラストにはPRIDE時代を思わせるシウバのラッシュも見せて、シウバが判定勝ち。UFCでは苦しみ続けたシウバは久々の勝利に涙声で観客に応えていた。


<ライト級 5分3R>
○ジョージ・ソティロパロス(オーストラリア)
(判定 3-0)
●ジョー・スティーブンソン(アメリカ)
地元オーストラリア出身のソティロパロスは現在、4連勝でUFCメインカードに抜擢。対戦相手はライト級のトップ選手、スティーブンソンだけに苦戦が予想されるが、ここは大物食いを狙いたい所。
ソティロパロスが地元の大声援を受けてなのか、物凄く動きがいい。スティーブンソンを相手にグランドでも翻弄、マウントやバックマウントを奪い、あわや一本勝ちという展開を見せる。会場も地元選手の奮闘に大歓声で応援し、会場が爆発。しかし、スティーブンソンも反撃してきて、好勝負になるもソティロパロスが試合を有利に進めている。そして判定にもつれ込み、ソティロパロスが判定勝利。会場は最高の盛り上がりを見せた。


<ライトヘビー級 5分3R>
○ライアン・ベイダー(アメリカ)
(3R 2分10秒 KO)
●キース・ジャーディン(アメリカ)
リデル、グリフィンと言った大物から金星をあげる一方、格下相手にとりこぼしも目立つジャーディン。対するはTUF8優勝、そしてUFC本戦でも連勝と波に乗るベイダー。ジャーディンは生き残りを賭け、ベイダーはメインカードで知名度のある相手から勝利して、更に上を目指したいと両者、負けられない一戦。
ベイダーは例によってスター・ウォーズ、ダースベイダーのテーマ曲で登場。スタンドの展開が続き、ジャーディンの打撃に上手く合わせたベイダーがテイクダウンを奪うが、決め手が無くブレイク。その後、スタンドの展開で、両者それなりに手は出すものの、単発な攻撃のみで単調な展開が続く。
このまま判定になると思われた3Rの中盤、ベイダーがいきなり沢村ばりの真空飛び膝蹴りをさく裂させ、そのまま追い打ちのワンツーでジャーディンをKO!だれた試合だったが、最後はベイダーが派手なKO勝ちを決めてくれた。


<ヘビー級 5分3R>
○ミルコ・クロコップ(クロアチア)
(2R 5分 TKO)
●アンソニー・ペロッシュ(オーストラリア)
直前でミルコの対戦相手だった、ベン・ロズウェルが欠場になり、急遽、地元出身のアンソニー・ペロッシュに変更。明らかに格下相手になった事でミルコには華麗なKO勝利が期待されている。
流石に格が違うからかミルコは余裕綽々で、ヒクソン-高田の様にオクタゴン中央のミルコをアンソニーは衛星の様に回る展開。アンソニーのタックルも潰し、打撃で試合を優位に進めるミルコ。2Rも同じ様な展開でタックルを潰し、上から肘を叩きこむミルコ。アンソニーはカットして大流血に。なんとか試合を続けるも、再び同じ展開で流血もあり、ラウンド終了後、レフリーがストップ。ミルコがTKO勝利した。


アンダーカード
<ライトヘビー級 5分3R>
○クリストフ・ソジンスキー(カナダ)
(3R 1分4秒 ドクターストップ)
●ステファン・ボナー(アメリカ)

<ウェルター級 5分3R>
○クリス・ライトル(アメリカ)
(1R 1分41秒 膝十字)
●ブライアン・フォスター(アメリカ)

<ミドル級 5分3R>
○CB・ダラウェー(アメリカ)
(判定)
●ゴラン・レジック(クロアチア)

<ライトヘビー級 5分3R>
○ジェームス・テフナ(ニュージーランド)
(3R 3分26秒 TKO)
●イゴール・ポクライェク(クロアチア)

WOWOW UFC-究極格闘技-

豊富な海外ライターが書く裏ネタが読めるのはミルホンネットだけ!
週刊マット界舞台裏'09年12月10日号 vol.15 Bitetti Combat K-1プラハ ストライクフォースEvolution
週刊マット界舞台裏'09年12月17日号 vol.16 『The Ultimate Fighter 10 finale』ダン・ヘンダーソン ストライクフォースへ移籍
週刊マット界舞台裏'09年12月24日号 vol.17 ミルコUFC110オーストラリア大会出陣、K-1プラハ、WWE『TLC』
週刊マット界舞台裏'09年12月31日号 vol.18 Strikeforce Evolution、WEC 45、スコット・ホールがTNAと再契約
週刊マット界舞台裏'10年1月14日号 vol.19 TNAにホーガン軍参戦 因縁ブレット・ハートWWE登場 UFC 108舞台裏分析
週刊マット界舞台裏'10年1月21日号 vol.20 Strikeforce Miami前 WEC46評 Mタイソン参戦WWE『RAW』 UFC FIGHT NIGHT20
週刊マット界舞台裏'10年1月28日号 vol.21 ブロック・レスナー、アブダビ開催『UFC112』、TNA、ホーガン体制
週刊マット界舞台裏'10年2月04日号 vol.22 『Strikeforce Miami』プレビュー、アンディー・サワー登場!『Beast of the East』、『WWE RAW』 2010.1.26
週刊マット界舞台裏'10年2月11日号 vol.23 UFC109直前生中継事情 善玉エッジ復帰勝利WWEランブル評 Aサワー勝利
週刊マット界舞台裏'10年2月18日号 vol.23 コールマン、ティトと因縁勃発も解雇 SF騒動ウォーカー、カンセコと対戦?
週刊マット界舞台裏'10年2月25日号 vol.25 UFC110直前情報、五味、アブダビ大会 バダ・ハリ復帰戦 ビテッチ・コンバット6直前情報 TNA PPV

About

2010年02月20日 21:17に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「3・6-7『戦国武将祭』は豪華な内容に」です。

次の投稿は「ポーゴが『HERO』ヤミキに火炎噴射 新日本プロレス道場38年後の邂逅と慟哭」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。