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UFC 109: Relentless リアルタイム速報

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WOWOWで生放送、日本でも歴史的な大会となるだろう『UFC109』

現地座席セッティング10700席、前売り10500枚販売済みの高い人気が伺える。PPVではメインの煽り映像に初期UFC映像やプライドの映像をふんだんに使う力の入れようで日本のファンを喜ばせそうだ。

また、WOWOWホームページでメインの勝敗予想クイズ実施中抽選で3名にクートゥアとコールマンのサイン入りオープンフィンガーグローブをプレゼントもあり見逃せない。また、本日のWOWOWでは試合を完全に生放送なので、アメリカとタイムラグは一切無く、マニアが楽しめる放送を行ってくれている。
また試合後インタビューは同時翻訳という力の入れ様だ。

メインにはクートゥアvs.コールマンというベテラン対決が据えられているが、他にも次期ミドル級挑戦者決定戦となるマーコートvs.ソネン、そして復活をかけるマイア、生き残りをかけるトリッグなど素晴らしいカードが揃っている。
前座にはグレイシー新世代、ホーレス・グレイシーのUFCデビュー戦もある。
なお、ホーレスに関しては
週刊マット界舞台裏'09年10月29日号 vol.10 Gグローリー10周年、TNA Bound For Glory、シェイン退職、ホーレスUFC
にどこよりも早く詳しい解説を載せているので是非、ご購読下さい。

* リアルタイム中継間は随時リロードボタンを押してお楽しみください!

<ライトヘビー級 5分3R>
○ランディー・クートゥア(アメリカ)
(2R1分9秒 チョークスリーパー)
●マーク・コールマン(アメリカ)
グレコローマンvs.フリースタイルであり、レスリング→UFCと競技一筋の鉄人クートゥアvs.高田とのワーク試合、そしてプロレス参戦など泥もかぶってきた苦労人コールマンという対極的な道を歩んできた両雄が遂に激突する。
計量では減量疲れかコールマンは筋肉が落ちてるのが気になる。
1Rは左右のパンチをコールマンの顎に当てて、ケージに追い込み、クリンチアッパーで一方的に攻め続けるクートゥア。完璧なクートゥアのペースで試合が進む。そして2Rには同じ展開でケージに追い込むとテイクダウン、そしてマウントポジションを奪い馬乗りパンチ。パウンドを嫌がって後ろを向くコールマンのバックを制して、クートゥアがチョークスリーパー。まるで昔のVTを見ているかの様な展開でクートゥアが完勝した。
完敗したコールマンだが、試合後に現役続行を宣言。オクタゴンの外にいるティト・オーティスに声をかけ、いつでも戦ってやると挑発。試合は完敗だが、胸を張ってオクタゴンを出たのが印象的だった。

<ミドル級 5分3R>
○チェール・ソネン(アメリカ)
(判定 3-0)
●ネイト・マーコート(アメリカ)
次期ミドル級挑戦者決定戦となる大一番。あのマイアを一撃で葬って波に乗るマーコートに岡見に完勝して、その実力を見せつけたソネン。かつて両者はパンクラスマットで活躍していたのだが、遠い昔の出来事の様だ。
スタンドではキック、膝を使うマーコート。ソネンが当然、テイクダウン狙い。それに合わせてマーコートはギロチンを仕掛けるが、脱出するとソネンのペース。いつものパターンでケージに押し込んでパウンド、肘打ちの連打を繰り返しマーコートは防戦一方。2Rも同じ展開で、テイクダウンで上をとったソネンが殴り続ける。しかし、マーコートの下からの肘打ちが当たりソネンが目じりの上から大流血。それでも上をキープして攻め続けるソネン。3Rもひたすらテイクダウン、上をキープのソネン。マーコートは何度かギロチンを仕掛け3R終盤にはあわやという場面もあったが、試合の大半はソネンが上をキープ。最後はなんとかマーコートが上を取るも時間切れとなり、ソネンが判定勝ち。

<ウェルター級 5分3R>
○パウロ・チアゴ(ブラジル)
(2R1分54秒 アナコンダ・チョーク)
●マイク・スウィック(アメリカ)
激戦区ウェルター級でメインカードに残れるかを賭けた一戦。クイックの異名をとるスピーディーなスウィックにフィッチに敗れるまで11連勝していたチアゴ。
1Rはスタンドの戦い、お互いに打撃を出すが決定打にはならない。ラウンド終盤にはスウィックはポイント狙いのテイクダウン。2Rもスタンドでの打撃戦が続き、スウィックが有利に見られたが、チアゴがワンツーのフックでスウィックからダウンを奪い、そのまま襲い掛かったチアゴがアナコンダ・チョークを極めてスウィックが失神。チアゴが見事に一本勝ちを極めた。試合後は師匠のイズマイウと共にインタビュー。これでチアゴが激戦区、ウェルター戦線で上がってくる事になるだろう。

<ミドル級 5分3R>
○デミアン・マイア(ブラジル)
(判定 3-0)
●ダン・ミラー(アメリカ)
21世紀のヒクソンとして一本勝ち連発していたマイア。王者挑戦目前にしてまさかのマーコートにKO負けを喫してしまいリスタートとなるこの試合。相手はヘンゾ門下の曲者ミラーだ。
1R、マイアは当然、グランドに持ち込みたく、組みつき金網に押し込んでテイクダウンを狙うが、ミラーが倒されても金網を上手く利用して何度も立ちあがる。その結果、2Rは両者スタンドの展開に終始して会場からはブーイング。3Rもスタンドが続くと見られたが、ミラーのパンチがマイアのテンプルに当たりダウン気味に倒れた所、逆にマイアがミラーをテイクダウン。金網を利用してなんとか立ちあがろうとするミラーを押さえつけて上をキープする。しかし、ミラーも流石はヘンゾ門下だけあり、足を使い下からディフェンスしてマイアに極めさせない。そのままマイアが上をキープして殴り続けたのがポイントになった様でマイアが判定勝ちした。

<ウェルター級 5分3R>
○マット・セラ(アメリカ)
(1R2分23秒 KO)
●フランク・トリッグ(アメリカ)
2連敗中のセラ、出戻り組のトリッグはいよいよ生き残りをかけた戦いになる。特にトリッグはここで負ければリリースの可能性が高いので正念場だが、相手は元王者なので厳しい戦いになるだろう。トリッグは三崎、瀧本という日本中量級のエース達を次々と葬っているのでここはベテランの意地を見せたい。
冷静な立ち上がりを見せて、スタンドでいなすトリッグだが、積極的に前に出るセラがボディーを連打。そしてガードが下がってきたのを見計らって、セラは中に入ってパンチを打ちこんだ、そのままワンツー。トリッグが崩れ落ちセラが追い打ちのパウンドでKO勝ち。
比較的日本に馴染みのあるフランクが1R2分強で負けるインパクトのある試合からWOWOWがスタート

アンダーカード
<ライト級 5分3R>
○マック・ダンジグ(アメリカ)
(判定 3-0)
●ジャスティン・ブコールス(アメリカ)

<ライト級 5分3R>
○メルビン・ギラード(アメリカ)
(判定 3-0)
●ホニー・トーレス(ブラジル)

<ライト級 5分3R>
○ロブ・エマーソン(アメリカ)
(判定 3-0)
●フィリップ・ノヴァー(アメリカ)

<ライトヘビー級 5分3R>
○フィル・デイビス(アメリカ)
(判定 3-0)
●ブライアン・スタン(アメリカ)

<ヘビー級 5分3R>
○クリス・トゥクシャー(アメリカ)
(判定 2-0)
●ティム・ヘイグ(カナダ)

<ヘビー級 5分3R>
○ジョーイ・ベルトラン(アメリカ)
(2R1分31秒 TKO)
●ホーレス・グレイシー(ブラジル)

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2010年02月07日 01:49に投稿されたエントリーのページです。

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