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2・20STYLE-E絵巻〜これより我ら修羅に入る大会の詳細、HERO旗揚げ収録『マット界舞台裏3月04日号』発売

 フリ―ライター征木大智&音楽写真師BIG板井が徹底詳細。『STYLE-E』の紹介から始まり、「まだまだ可能性が詰まっているこの団体…」と総括してみせた全25ページのドキュメントが必読だ!

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個人的に気になったあの瞬間についても話を伺ってみた。
征木:「驚いたのは猿飛選手の『影武者』を使った登場でしたが・・・」
猿飛:「(ギロリと鋭い視線をこちらに向け威嚇する)」
高梨:「影武者?違うだろう!あれはまさに『分身の術』そのものだぞ!!」
趙雲:「猿飛は忍者だ。まだ忍術の一部を見せたに過ぎないのだ。」
征木:「獅子一色興行ではまたその一部が垣間見えると・・・」
猿飛:「(更に鋭い目線でこちらを睨む)」
高梨:「忍術というものは予告して出す物ではない!手品師じゃないんだぞ!!」
趙雲:「忍者は文字通り『忍ぶ者』。いつ忍術を出しているかはわからないぞ。」
高梨:「いつ出るかは全く判らない。だがその瞬間を楽しみにしておけよ。」
大家:「(『お主、まだまだ修行が足りぬぞ』と言わんばかりに視線を注ぐ)」

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2009年3月20日(土) 開場18時30分 試合開始19時 西調布格闘技アリーナ
STYLE−E認定無差別級選手権試合
(王者)大家慶次郎 vs (挑戦者)竹田誠志

竹田は最近、大日本プロレスのリングに上がりデスマッチで闘っているというイメージがある方もいるだろう。
しかし、竹田の原点はここSTYLE−Eのリング、西調布格闘技アリーナにあるのだ。
竹田は試合後にこう語ってくれている。
「やっと挑戦できるかな、と。今日の乱舞流で自分の実力というものを全て出したので、文句ないだろうと言いたい。
大日本さんとかで上の方で使ってもらっていて、人によっては大日本の竹田とか、フリーダムスの竹田というイメージが強いかと思うけど、ここが俺の家だから。
俺はSTYLE−Eが無かったらプロレスに出会っていなかっただろうし。
自分の家を守ると言うか・・・
田村和宏が大家慶次郎に敗れて、次誰が行くんだって言った時には俺しかいねえって一番に思ったし。
俺がSTYLE−Eを守らなきゃ、って思ったしね。」

一方、追われる立場となった獅子一色はどう感じているのか。
試合後に獅子一色の兵(つはもの)に聞いてみた。
高梨:「敗れたと言っても、痛くも痒くもない。殿の腰にベルトがあるのだから。
むしろ見ただろう?今日の(安部)捨丸の奮闘振り。」
大家:「(『大義であった』と言わんばかりの勢いで安部を見つめている)」
趙雲:「どうだ?この捨丸を見つめる殿の眼差しを。」
高梨:「そしてそれに応える捨丸。獅子一色は『家族』なんだよ。」
敗れたとは言え、まだまだ自分達の城は崩れていない、むしろこの乱舞流で結束が高まっていた。

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週刊マット界舞台裏'10年3月04日号

 新木場1stリングで開催された『HERO』旗揚げ戦についても、豊富なカラー写真満載での徹底ルポが収録してある。これは永久保存版であろう。
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2010年02月26日 18:28に投稿されたエントリーのページです。

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