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デスマッチ頂上血戦「伊東竜二vs.葛西純」の続きは『別冊ミルホンネット』で!!

 プロレス黄金期の90年代にタイムスリップしたような風景だった。
 バルコニーを二重の人垣が列を成し、南側最後方にも立見客がずらりと居並ぶ。
 この日後楽園ホールに詰めかけた誰もが、ようやく実現したデスマッチ頂上血戦「伊東竜二vs.葛西純」を渇望していたのだ。

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 頂上血戦の、この二人にしかできないいつ果てるともない死闘は、タイムアップ寸前の29分45秒、リバースタイガードライバーで有刺鉄線サボテンに伊東を叩きつけ葛西の勝利。試合後葛西は、両膝のコンディション悪化から年内引退を考えていたことをカミングアウトしたが、
「でもな、これだけデスマッチを愛しているキチガイのオメーらがいる限り、絶対辞めらんねーよ! この両膝がブッ壊れるまでやってやんよ!」
と、超満員札止め2,013人(主催者発表)の観客に向け、デスマッチ続行を宣言。
 しかし年内の引退は否定したとはいえ、葛西の肉体は満身創痍。いつ両膝が完全に駄目になるXデーが来てもおかしくない。年内とはいわないものの、葛西の選手生命はもはや残り少ないものになっている、と見るのが妥当であろう。この日の闘いも、念願叶った伊東戦、この場でレスラー生命が尽きても悔いはない!と、一種の覚悟を秘めたような悲愴感が、葛西の血まみれの背中からいつにも増して漂っていた。それならば、今後の葛西純の闘いは、一戦一戦が一期一会。見る側も、覚悟して臨むしかないのだ。

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 デスマッチ史、プロレス史に残る空前の大死闘となった「伊東竜二vs.葛西純」の全容は、近日中に『別冊ミルホンネット』で大公開の予定。両眼をこじ開けて、是非ご確認あれ!

 
■大日本プロレス『年内最後の後楽園ホール大会』
2009年11月20日(金)開始:19:00
会場:東京・後楽園ホール

<オープニングマッチ 20分1本勝負>
○忍、塚本拓海
(9分47秒 変型STF)
●神威、橋本和樹

<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
菊タロー、○谷口裕一
(9分42秒 片エビ固め)※シャイニングウィザード
大黒坊弁慶、●大橋篤

<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○大石真翔、ツトム・オースギ
(14分56秒 エビ固め)※ミラクルエクスタシー
怨霊、●正岡大介

<第4試合 ハードコアマッチ 30分1本勝負>
○MASADA
(13分40秒 体固め)※パイルドライバー with 有刺鉄線チェアー
●星野勘九郎

<第5試合 蛍光灯200本6人タッグデスマッチ 30分1本勝負>
○佐々木貴、シャドウWX、アブドーラ・小林
(17分34秒 片エビ固め)※新型D−ガイスト
宮本裕向、竹田誠志、●木高イサミ

<セミファイナル 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
佐々木義人、○石川晋也、河上隆一
(13分17秒 片エビ固め)※ランニングエルボーバット
関本大介、●岡林裕二、“黒天使”沼澤邪鬼

<メインイベント カミソリ十字架ボード+αデスマッチ 30分1本勝負>
○葛西純
(29分45秒 片エビ固め)※リバースタイガードライバー with サボテン有刺鉄線&画鋲
●伊東竜二


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2009年11月21日 09:32に投稿されたエントリーのページです。

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