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Strikeforce Fedor vs. Rogers リアルタイム速報

<メインイベント ヘビー級 5分3R>
○エメリヤーエンコ・ヒョードル
(2R TKO)
●ブレット・ロジャース
遂にヒョードルの試合、対戦相手は日本ではまったく無名だが、アルロフスキーをKOし、キンボにも喧嘩を売った事で有名なロジャース。典型的な打撃系の荒馬ファイターで一発がある分、ヒョードルも油断出来ない。
普段は最初からラッシュをかけるロジャースだが、自分から仕掛けない。先に手を出したのはヒョードルでテイクダウンするが、すぐに立ち上がるロジャースは金網に押し付け膝蹴りで攻める。ヒョードルはかなり鼻血を出している。その後、ヒョードルがテイクダウンするもスイープしたロジャースが鉄槌を落とす。ロジャースの慎重な戦法にヒョードル、攻めあぐねるも2R、ヒョードルのノーモーションからの右ストレート一撃が見事にロジャースに命中し、ロジャースが崩れ落ちる。そのまま追撃をレフリーが止め、ヒョードルが勝利。

<ストライクフォース・ミドル級タイトルマッチ 5分5R>
○ジェイク・シールズ
(判定 3-0)
●ジェイソン・“メイヘム”・ミラー
同じく非UFC系ミドル級のトップ対決。シールズは固い試合で岡見勇信や桜井"マッハ"速人も葬ってきた印象が強いが、最近は一本勝ちで連勝を続けている。対するミラーは日本でもお馴染みでアメリカに活躍の場を移したので強いインパクトを与えたい所。
試合開始直後からテイクダウンして上を取るシールズ。そのまま嫌がるミラーのバックマウント、マウントを取って殴る柔術の典型的な攻めを続ける。ミラーが何とか立ち上がるも再びテイクダウンと固い攻めを見せるシールズ。だが1R後半はシールズのスタミナが切れてきたのかミラーのテイクダウンも決まる様になる。その流れでいくと思いきや2Rにはまた揉みあって上手くグランドで上を取ったシールズが攻め続け試合のペースを握る。3Rもそのまま、グランドで一方的に上を取って攻めるシールズのペースで試合が進んだが、最後の10秒でミラーがなんとチョークスリーパーを極める。しかし、無情にもラウンド終了でシールズは助かる。このチョークで警戒したのかその後、シールズは徹底してテイクダウン、上を取って危なげなく攻めるという展開を繰り返し、判定勝ち。どんな体勢からでもテイクダウンし、有利なポジションで攻めるシールズの安定感は流石で判定は順当だが、あまりに固い試合に観客からはブーイングを浴びていた。


<ライトヘビー級 5分3R>
○ゲガール・ムサシ
(2R TKO)
●ソクジュ
元々は日本で組まれていたカードだが、スライドされた形。ババルを下して非UFCファイターの中量級トップとなったムサシにUFCでは良い所が無かったものの、UFC離脱後は勝利を重ねているソクジュ。1Rはソクジュの強引なテイクダウンなどにちょっと攻めあぐねたムサシだが、2Rにはテイクダウンしてパウンド、キムラなどを仕掛けるムサシが圧倒。最後はグランドでパウンド連打でソクジュの動きが止まった所、レフリーが止めて、ムサシTKO勝利。

<ヘビー級 5分3R>
○ファブリシオ・ヴェウドゥム
(判定 3-0)
●アントニオ・シウバ
ヘビー級非UFC選手の中でトップクラスの両者の激突。勝者はヒョードル戦も見えてくるのでお互いに負けられない。試合開始直後、スタンドで前にでるヴェウドゥムだが、シウバの暴れまわるゴリラの様な圧力にダウン、KO寸前に追い詰められる。シウバのパンチ力の強さに警戒したヴェウドゥムは打撃勝負を避け、引き込みや組んでグランド勝負に持ち込む。グランドになるとヴェウドゥムが老獪なテクニックで翻弄し、シウバはスタミナ切れもあり動きが鈍くなる。3Rには明らかに疲れの見えるシウバに膝蹴りを叩きこみ、グランドでパウンドを落すヴェウドゥム。パワーファイターをテクニックで翻弄しヴェウドゥムが見事に判定勝ちを収めた。

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2009年11月08日 10:52に投稿されたエントリーのページです。

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