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9・27『チャクリキ・ファイティング・ガラ2』開催 西日本中心に再生へ

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 ドージョーチャクリキはトム・ハーリック会長による1972年の設立以来、2004年のチャクリキ・ジャパン設立、2009年のチャクリキ・ブラジル設立と、国際チャクリキ協会のネットワークを広げ、より良い選手を輩出するというトム会長の理念を実践すべく精進してきた。ブランコ・シカティック、ピーター・アーツ、ノブ ハヤシ、ロイド・ヴァンダム、バダ・ハリ、メルビン・マヌーフと、チャクリキから育った選手たちが格闘技界に大きな足跡を残してきたことは不滅である。

 残念ながらチャクリキ・ジャパン東京道場は、ノブ ハヤシ館長の白血病治療・療養に伴い、一時休館となってしまったが、大阪の康心館、顕修塾、山内道場、辰道会の4道場を中心に国際チャクリキ協会としての活動を継続。西日本を中心に再生を遂げるべく、イベントを開催する運びとなった。

 国際チャクリキ協会は、「より良い選手を輩出する」というトム・ハーリック会長の理念に基づき、西日本地区を中心とした登龍門的なタイトルである「西日本ミドル級王座」、「西日本ライト級王座」を設立することを発表した。
 タイトル設立の意図はふたつ。ひとつめは「地域の活性化」であり、西日本地区での格闘技を盛り上げ、格闘技業界全体の発展に貢献したいという。もうひとつは、身近な西日本王座を目標に、若い選手が練習により精進し、大いなる成長を促すことが出来るという事がある。

 この王座への挑戦、戴冠を切っ掛けに、より大きな大会を目指す選手が増えることが最大の目標だという。既に関西地区の20数道場がこの趣旨に賛同し、初代王座決定トーナメントに数多くの将来有望な選手たちがエントリーを開始しているとのことだ。
 王座決定トーナメント1回戦、予選がスタートするのが9月27日大会である。チャンピオンベルトもすでに出来上がっている。地域の格闘技業界活性化という当タイトルの主旨は大いに評価されよう。

 また、同時に、かねてよりタイトル化が望まれていたフルコンタクト空手による「空手選手権」も設立される。ドージョーチャクリキの基本は「武道」であり、オランダ、日本、ブラジル、全てのチャクリキのロゴマークにも「KARATE」の文字がある。その空手の生まれた国である日本、特に空手競技人口の多い関西を中心に、協会では「国際チャクリキ協会認定 空手選手権」を創設し、広い世代に挑戦資格を定め、生涯スポーツとしての空手の普及に推進し、空手の素晴らしさを広く社会に啓蒙していきたいと意気込んでいる。
 協会理念にもあるが、この国際チャクリキ協会認定の選手権が関与する全ての場が、礼節、良識を持った人間育成の場になるよう、武道を通じた健全なる社会づくりを目指してあらゆる努力を惜しまないとのこと。ミルホンネットでは引き続きチャクリキ・ジャパンの活動を応援していく。

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■ 「チャクリキ・ファイティング・ガラ2」
日時:9月27日(日曜日)
会場:大阪府堺市堺区大浜西町 Club Ten-gにて開催
※西日本王座決定トーナメントの1回戦、空手選手権各階級予選が行われます。

■ 「チャクリキ・ファイティング・カーニバル2009」
日時:11月8日(日曜日)
会場:大阪府羽曳野市南恵我之荘 はびきのコロセアムにて開催
※西日本王座決定トーナメントの準決勝・決勝戦、空手選手権各階級王座決定戦が行われます。

上記2大会で、下記の各階級、5つの王座が決定いたします。

■設立タイトル名
 「国際チャクリキ協会認定 西日本ミドル級王座」※160ポンド 72.575kg以下
 「国際チャクリキ協会認定 西日本ライト級王座」※135ポンド 61.235kg以下
  ※上記2タイトルはキックボクシングルール

 「国際チャクリキ協会認定 空手選手権 重量級王座」※体重制限無し
 「国際チャクリキ協会認定 空手選手権 中量級王座」※78kg以下
 「国際チャクリキ協会認定 空手選手権 軽量級王座」※65kg以下
  ※上記3タイトルはフルコンタクト空手ルール  

■国際チャクリキ協会タイトル運営委員会
 委員長・辰野勇人(国際チャクリキ協会理事長)
 副委員長・和田修司(国際チャクリキ協会理事)
 委 員・山内 悟(国際チャクリキ協会理事)
 委 員・田中庸五(国際チャクリキ協会理事)

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2009年09月03日 15:20に投稿されたエントリーのページです。

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