台風直撃、である。不運としか言いようがない。
しかしそんな中でも、プロレスを愛する芸人たちとプロレスファンは絆を確かめ合うことができた、そんな大会だったように思う。
昨年の「ものまねプロレス祭2008 まねんのか!」の成功を受け、後楽園ホールで開催された本大会。今回もコミッショナーに武藤敬司(本物)を迎え、ニセ武藤(神奈月)とのダブル武藤による挨拶から大会がスタートした。
はなわによるテーマソング演奏。昨日完成したというその内容は
「ジモンがクワガタ採るために山にこもるから打ち合わせができない」 等、内情暴露のオンパレードであった。
第一まねんのかは、
ブルーザー・ブロディ(寺門ジモン)
スタン・ハンセン(パッション屋良)
vs.
タイガーマスク
ミルコ・マスカラス
(弾丸ジャッキー)
のタッグマッチ。弾丸ジャッキーは昨年と同じものまねでの登場である。ちなみにミル・マスカラスではなくミルコ・マスカラス。ミルコ・クロコップが入っている。
ジモンの体力、屋良の筋肉は周知の実力であるが、元体操選手の松雪オラキオ(タイガー)の運動能力、自衛隊レンジャー部隊出身の武田テキサス(ミルコ)の戦闘能力は、昨年の大会でも光っていた。
ブロディはお約束通り暴れながらの登場。
試合はハンセンとマスカラスの絡みからスタート。ハンセンはいきなりサポーターをまくり上げてのラリアットを狙うが、
かわされて逆にマスカラスのクロスチョップを受ける。
実際にはなかった絡みだが、こういうのも夢があっていい。
そしてついにハンセンのラリアットがマスカラスに炸裂するも
マスカラスがミルコの本性をあらわして腕十字。
最後はタイガーがムーンサルトを二連続で見せ、元体操選手の運動能力の高さを見せつけてくれた。
ジモンのブロディにあまり見せ場がなかったのが惜しまれる。
第二試合以降の模様は近日発売の別冊ミルホンネット「芸人たちのプロレス愛が燃えた! ものまねプロレス祭 まねんのか!(仮)」を乞うご期待!