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8/1障害者プロレスドッグレッグス大会「きっと生きている」速報

 障害者プロレス「ドッグレッグス」の興業も18年目、第79回を迎えた。成城ホールでおこなわれた大会「きっと生きている」では、ミラクルヘビー級・ヘビー級・無差別級の三大タイトルマッチに加え、メインイベントは女装障害者レスラー愛人(ラ・マン)が妻子と三つ巴で戦う3WAYマッチ。13回目の結婚記念日の記念試合である。
 全試合の詳報は8/7(金)発売予定の『マット界舞台裏』にてお届けする予定だが、ここでは速報版として第一試合の模様をレポートしよう。
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 第一試合はミラクルヘビー級3分3R、ノーシンパシーVS及川健二郎。ちなみにドッグレッグスでは障害の軽い順にヘビー級、スーパーヘビー級、ミラクルヘビー級となっているので、ミラクルヘビーの二人は立って戦うことはできず、寝っ転がって戦う。
 3年前に仙台で行われた試合の再戦で、その時はノーシンパシー選手が秒殺された。及川選手はリベンジを誓い、セコンドに
「絶対タオルを投げ入れないように」
 と念を押しての参戦である。
 一方のノーシンパシー選手も4月の大会でミラクルヘビー級王座から転落したばかり。王座返り咲きのためには落とせない試合である。
 それぞれ不自由な体を引きずってリング中央で対峙する両者だが、何とか膝立ちで歩ける分ノーシンパシー選手がやや有利である。仰向けの及川選手の顔面に、連続して掌底を落としていくノーシンパシー選手。3年前の試合の再現である。
 一方的に掌底を落とされつつも耐える及川選手。下から腕や首を取りに行こうとするが、なかなか上手くいかず、耐える展開が続く。
 3R、ついにノーシンパシー選手の腕を捕らえた及川選手だが、腕を極めることはできなかった。
 結局3−0の判定で敗北を喫した及川選手だが、秒殺の前回に比べ、明らかな成長が見られた。再度の参戦が期待される。

山口敏太郎事務所 DENNY喜多川

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 第二戦以降の模様については、8/7(金)発売予定の『マット界舞台裏』をお待ちいただきたい。

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2009年08月01日 23:48に投稿されたエントリーのページです。

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