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今週の「マット界舞台裏」は、プロレス大賞の組織票疑惑と、フジのK−1中継撤退のウワサに迫る!

08.12.18BUTAIURA.jpg いまでも権威があるかどうかはひとまず置いておいて、プロレス界の年末恒例行事になっているのが、東京スポーツ制定『プロレス大賞』の発表。
 今年のMVPは全日本プロレスの武藤敬司が受賞したが、これはほとんどの人が納得したことだろう。そのほか、ベストバウトやベストタッグは「永田VSカート・アングルのほうがいい試合だったよ」とか「ベストタッグは天コジでしょう」といった意見はあると思うが、全体的には妥当な線に落ち着いた印象だった。

 だが、ある1つの賞に対しては、多くのファンが首を傾げているという。それも当然だ。なぜあの選手が受賞したのだろうか?
 ここでどの賞が変なのかをつらつらと書くつもりはないが、今週の『マット界舞台裏』を読んでいただければ詳しいことが分かっていただけるはずだ。ネット上などでは「最近総合格闘家に転向した、話題のあの人を表彰式に呼びたいからだろ」などと言われているが、1つ言っておきたいのは『プロレス大賞』には八百長もカラクリもないということだ。

 そこで浮上してきたのが、組織票疑惑である。
 信じるか信じないかは、まさにあなた次第といった感じではあるが、元『週刊ファイト』編集長である井上譲二記者が、実際に『プロレス大賞』の選考委員を務めた人物に取材をした上で書かれた今週号の記事は、一読の価値があるはずだ。

 また、ウワサといえば今年も大いに盛り上がり、視聴率的にも健闘した『K−1 WORLD GP』が、来年からフジテレビで見られなくなるというウワサが飛び交っている。
 現在FEGは、K−1MAX、K−1甲子園、DREAM、Dynamite!!と、様々な格闘技コンテンツを持っているが、そのほとんどがTBSで放映されている。しかしもっとも歴史のある『K−1 GP』だけは旗揚げ戦からこれまでずっとフジテレビが放映してきた。

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 PRIDEからは撤退したフジテレビだが、K−1 GPに関してはいまでもゴールデンタイムで放映しているし、スポーツ情報番組『すぽると!』ではプロ野球やJリーグなど、他のスポーツと同等の扱いをしている。
 それだけににわかに信じがたい話なのだが、今週号の記事を読んでいただければ「これは決してない話ではないな」と、思わず納得してしまうだろう。もしかしたらフジテレビからK−1が、いや格闘技が消える日が来るかもしれないが、すでにFEGは裏側で『K−1 GP』をファンがテレビで見られるように動いているという話も・・・

 このほかにも、これまで何度となく「活動休止か?」と報じてきたIGFが、来年一発目の興行となる広島大会が1月開催から4月に延期になったのは、今度こそ活動休止してしまう布石であるという話題や、タンカを切って新日本プロレスを飛び出していったにもかかわらず、今年1・4東京ドーム大会にあっさり出場した藤波辰爾のコンニャクぶりを振り返る「アーカイブス2007」など、今週も読み応え十分! 是非ダウンロードしてお読みください。

週刊マット界舞台裏&'08年12月18日号

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2008年12月15日 05:20に投稿されたエントリーのページです。

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