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紅闘志也、地下プロレスからわずか4日後にまたまたガチンコ連戦していた! “人間狂気”は西の街・神戸で如何に狂い咲いたか!?

 プロレスラー、格闘家、ダンサー、はたまたヌンチャクアーティストと、多士済々のプロフェッショナルがその妖しい存在感を競い合い、依然特異な魅力を提示し続ける地下プロレス『EXIT』。
 この地下プロレスに欠かせないレギュラー格の地下戦士として、キック・ムエタイ・ミャンマーラウェイ・プロレスと、闘争本能の赴くままボーダレスに闘い続ける“人間狂気”紅闘志也がいる。去る10日の完全限定シークレット興行『EXIT-5 ESSENCE』でも第1試合に登場、磯英弥に打撃の雨あられを降らせKOし、当日観戦を許されたセレブ集団“プレミアムKCF会員”たちの度肝を抜いてみせたのは12・10大会詳報の通り。ところがその紅、実はこの地下の激戦からわずか4日後に神戸に飛び、これまたアングラ臭満点なガチンコトーナメントに出場していたのだ!

 紅が選んだ神戸のアングラ興行、その名も『SAMURAI』(12・14(日)神戸国際展示場)。16人の猛者を集め、ヒジ無しキックルールのトーナメントで覇を競う。地下の闘いからわずか4日後の連戦でありながら、なぜ紅は神戸へ向かう決心を固めたのか? 勝者総取り方式の優勝賞金100万円が、紅の心を衝き動かしたのだ。西の街・神戸にも、PK-1スーパーウェルター級王者・紅の名は広く知れ渡っており、大会前の下馬評では、紅が優勝候補の最右翼と目された。

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 紅はトーナメント初戦から、前評判通りの実力を遺憾なく発揮。福岡の『リアルディール』で活躍するBB×TAKESHIXを得意のヒザで2RKOし、一気に100万円総取りに向けてバク進すると思われたが、次戦に魔物が潜んでいた。2回戦で相対するは截空道の細江俊裕。ここでもKOを狙う紅は、ヒザ中心に細江を攻め立てるが、試合は延長にもつれ込む。余裕綽々の紅は、インターバル中にラウンドガールのお尻にタッチするセクハラ行為を見せるが、どうもその行いによって、勝利の女神にソッポを向かれてしまったようだ。
 延長戦もKOを狙う紅を、細江はパンチのラッシュで凌ぎ、延長Rの2分を乗り切った。よりダメージを与えていたのは明らかに紅だったが、SAMURAIジャッジ陣は細江の手数を重視。マストシステム判定で、大方の予想を裏切り細江に凱歌があがった。
(なおトーナメントは、もう一人の優勝候補で地元『アクセル』のエース・屋比久孟嗣が優勝)

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 これに納得いかないのは紅。試合から半月近く経った今も憤懣やる方ない様子の紅を、ミルホンネット記者が都内某所で発見! 以下、機関銃のように語りまくった紅の弁の要約。
 
「俺は全然ダメージなかったよ。全然余裕。だからインターバルでお姉ちゃんイジってたし(笑)。向こう、次の試合ん時はもうボロボロで、アッという間に屋比久にKOされたしね。しかし何が悔しいってね、手数重視の判定のせいで負けたのもあるんですけど、何よりも100万円取り損ねたことっすよ! 豪遊するって宣言してたのに! あ〜悔しい!」

 2007年に梶原一騎の実弟・真樹日佐夫氏より、『紅の挑戦者』主人公の名の襲名を許されて以来、本能の赴くまま、リングを選ばずに独自の格闘ロマンを突き進んできた紅。2008年は、自身のアングラ格闘ロードの集大成として、敵地タイにてムエタイ王座のベルトも奪還し、至高の一年を過ごした。そんな紅の2009年は、地下プロレス1・4血戦からスタート。2009年も、紅のヒザが、妖しい黒光りを放つ――!

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2008年12月25日 09:22に投稿されたエントリーのページです。

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