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伊藤薫という生き方 5・18新木場大会はDestiny Battle

90年代半ば、女子プロレス界が対抗戦華やかだった頃、私の心を捕らえた一人のレスラーがいた。その名は伊藤薫。全日本女子プロレスの中堅で、フットスタンプを必殺技とする、どちらかというと地味な選手だ。

彼女の魅力は対抗戦、とくに格下の相手をした時に発揮された。逆エビ固めをはじめとする地味な技で他団体の選手たちを痛めつけるシーンばかりが印象に残るのだが、その痛めつけ方が、ただ痛めつけているのではなく、プロレスの厳しさを体で教えているように見えたのだ。

そんな彼女の「教える才能」は団体側も認識していたらしく、2002年にホリプロが中国で発掘した少女たちをプロレスラーに育成するプロジェクトを立ち上げた時には、彼女が指導員として一年間を中国で過ごした。
そして全女解散後の2005年、「伊藤薫プロレス教室」(現在は「伊藤道場」)を立ち上げ、現在も後進の育成に力を注いでいる。

ジャガー横田の言葉「教え子はかわいい」の意味が今はわかるようになったと語る伊藤薫。そんな彼女の本音が詰まった一冊を今日はご紹介したい。

「伊藤道場、団体化へのカウントダウン − 伊藤薫と60分」

プロレスライターの伊藤雅奈子が引き出した彼女の本音が詰まったインタビューである。
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伊藤道場の次回自主興行「伊藤道場〜心〜第8章」は、
5月18日(日) 新木場1st RINGにて。

Destiny Battle〜運命の闘い〜
伊藤薫&堀田祐美子 
vs. 
浜田文子&高橋奈苗
※高橋奈苗 伊藤道場初参戦決定!!


すぎたとおる 山口敏太郎事務所

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2008年04月08日 21:26に投稿されたエントリーのページです。

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