メインの80kgではトゥントゥン・ミンがタイのチュータイを右ストレートで倒し、スペシャルレスト2分を使うもすぐに頭突きで倒し、1RKOで圧勝して7.31「巌流島」での鬱憤をはらした。
75kg現ラウェイトップクラスで10月の日本大会来日が決まっているトゥトゥはタイプーケットで戦績を重ねるカナダのデーブ・レダックに苦戦。顔面を腫らしながらも5R戦い抜き引分となった。
72kg5月の「ZONE4」日本大会で豪快なKO勝ちをおさめたソーゴー・ムードはこの日もパワフルな攻めで3R開始時にロシア人をギブアップさせた。
67kg現在上昇中のピャン・トウェイがラウェイ参戦経験のあるイランのマーソッドを圧倒し2RKO勝利
60kg日本からラウェイ参戦を名乗り出た桜華 は序盤動きは悪くなかったが2R眉間のあたりをカット出血によりドクターストップのTKO負けとなってしまった。
54kg第一試合で初の国際戦に臨んだミャンマーゴールドベルト2016年51kg級王者のスワンテット・ナインだが1Rから劣勢でラオスのスーパーボールに2RKO負けを喫した。
8月21日ミャンマーの中心都市ヤンゴンのトゥワナ競技場で開催されたミャンマーvs.外国人 8階級(80kg 75kg 72kg 67kg 63kg 60kg 57kg 54kg )8か国対抗戦(タイ、カナダ、ロシア、イラン、ケニア、日本、カザフスタン、ラオス)「第一回ラウェイワールドチャンピオンシップ」が開催された。
第1試合でミャンマーのゴールドベルト2016年51kg級王者スワンテット・ナインがラオスのスーパーボールに2RKO負けという波乱のスタートではじまり、現ラウェイトップクラスの一角トゥトゥがカナダのデーブ・レダックに攻め込まれ5R時間切れ引分という一戦もあったが、57kg、60kg、63kg、67kg、72kg、80kgの5階級はミャンマー側勝利で8試合中7試合は決着がつく激しいラウェイ世界大会となった。
またこの大会には世界大会らしくロシア、日本、オーストラリアからも外国人レフェリー3名が講習を受け各1試合を裁いた。
■「第一回ラウェイワールドチャンピオンシップ=LWC(Lethwei World Championship)」
日時 2016年8月21日 開始17:00
会場 ミャンマー・ヤンゴン トゥワナスタジアム
主催 MMG(Myanmar Media Group)
公認 MTBF(ミャンマーラウェイ連盟=(Myanmar Traditional Booxing Federation)
<ラウェイ80㎏ 3分5R>
◯トゥントゥン・ミン(ミャンマー/179㎝ 23歳/2013SEA GAMES MUAY71㎏金メダル、ラウェイ無差別級王者)
1RKO ※頭突き
●チュータイ(タイ/176㎝ 29歳/中国140ポンドムエタイチャンピオン)
<ラウェイ75㎏ 3分5R>
△トゥトゥ(ミャンマー/179㎝ 26歳/2013SEA GAMES MUAY67㎏金メダル)
時間切れ引分
△デーブ・レダック(カナダ/182㎝ 24歳/カナダ75㎏ムエタイチャンピオン)
<ラウェイ72㎏ 3分5R>
◯ソーゴー・ムード(ミャンマー/23歳 173㎝)
3RTKO ※開始時棄権
●サシュコフ・アーテム(ロシア/182㎝ 22歳/2014-2015ロシアラウェイ王者)
<ラウェイ67㎏ 3分5R>
◯ピャン・トウェイ(ミャンマー/167㎝ 20歳/ゴールドベルト2015年71㎏王者)
2RKO
●マーソッド(イラン/29歳 176㎝/2005年グローバルムエタイチャンピオン、2004年アジアオリンピックムエタイ銀メダル)
<ラウェイ63.5㎏ 3分5R>
◯ターアス・タ・プウィント(ミャンマー/173㎝ 20歳/ゴールドメダル2016年63.5㎏王者)
3RKO ※パンチ
●レオナード・ガンガ(ケニア/173㎝ 30歳/国際ムエタイ王者)
<ラウェイ60㎏ 3分5R>
◯トゥン・ルィンモー(ミャンマー/167㎝ 17歳)
2RTKO ※眉間カットによるドクターストップ
●桜華(日本/173㎝ 35歳/KOS初代スーパーフェザー級王者)
<ラウェイ57㎏ 3分5R>
◯イェ・スィニ(ミャンマー/164㎝ 19歳 ゴールドベルト2015年51㎏、2016年54㎏王者)
2RKO
●アルゴゾエフ・アザマット(キリギスタン/173㎝ 24歳/ボクシング王者)
<ラウェイ54㎏ 3分5R>
●スワンテット・ナイン(ミャンマー/167㎝ 16歳/ゴールドベルト2016年51㎏)
2RKO ※
◯スーパーボール(ラオス/167㎝ 25歳/ムエタイ王者)
独占現地取材の究極インサイドレポートは週刊ファイト9月1日号UFC配信DAZN五輪Tファンク夏WWE長瀬館長ミャンマー紅闘志也に収録されました。
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