田嶋はるが可憐な少女王者に挑戦!特訓の成果見せるか廣虎!5・31 TENKAICHI 76

 5月31日、沖縄コンベンションセンター展示棟で開催される「TENKAICHI 76 ~Special Live AK-69~」のメインイベントが決定した。

 メインは2試合、ダブル世界タイトルマッチとしてWPMF(WorldProfessional Muaythai Federation/世界プロムエタイ連盟)が認定する世界王座に沖縄在住の二名、”オキナワンタイガー”廣虎と”日本最強美女”田嶋はるが挑む。
  AK-69のスペシャルライブ後、まずは下記の世界タイトルマッチが先駆ける。

<メインイベント1>
WPMF女子世界ミニフライ級タイトルマッチ 3分5回戦
ドゥワンダーウノーイ・ルーククロンタン
(王者/タイ/ルーククロンタンジム/WPMF女子世界ミニフライ級王者)
vs.
田嶋はる
(挑戦者/日本/アクティブJ三軒茶屋ジム/reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/WPMF女子世界ミニフライ級4位、WPMF女子日本アトム級王者、元J-GIRLSミニフライ級王者)

 挑戦者・田嶋はるは女子キックボクシングプロモーションの代表格、J-GIRLでデビューから9連勝でJ-GIRLSミニフライ級王者となり看板選手として活躍。容姿端麗な中学校体育教員という豊かなタレント性から人気を博していたが、怪我の悪化を理由に2010年秋に引退。その後沖縄に転居し2014年春に復帰し、いきなり”天才ムエタイ少女”伊藤紗弥を破り復活。顔面肘打ちが許されるムエタイに魅了された田嶋は、その過酷な道を突き詰めることを選択。昨年末、紅絹に勝利してWPMF女子日本アトム級王者となって世界ランキングに名を連ね、念願のムエタイ世界タイトルマッチのチャンスを手に入れた。

 対するは、昨年12月4日、ペークララット・モー・クルンテープトンブリーを破り
WPMF女子世界ミニフライ級王者となった17歳、ドゥワンダーウノーイ・ルーククロンタン。
 「小さなお星さま」を意味するリングネームを持つドゥワンダーウノーイは、その名の通り容姿は可憐な少女なれど、ムエタイスーパーエリートの家系で生まれ育ち、今も暮らしている。元ムエタイ選手の父が会長兼コーチの実家に隣接したジムで物心ついた頃からムエタイが生活の一部の環境で育ち、兄3名はラジャダムナンスタジアム認定ランカー、姉はボクシングで世界タイトルマッチも経験(2011年、東京で天海ツナミに挑戦)したという猛者揃いの兄弟を持ち、60戦45勝13敗2分ものプロ戦績を誇るフィームータイプ(万能型)。

 年齢は教員(現在は退職)時代の生徒たちと同じながら20戦17勝3敗の田嶋とはキャリア3倍の世界王者。
厳しい挑戦ではありながら、選手生活の集大成をぶつける覚悟を抱く田嶋のモチベーションは最高潮だ。沖縄から初の女子世界チャンピオンの誕生なるか?
美しく早く鋭いムエタイ女子世界最高峰のタイトルマッチに乞うご期待!

<メインイベント2> 
WPMF世界スーパーウェルター級王座決定戦 3分5回戦
デッバンジョン・フェアテックス
(タイ/フェアテックスジム/WPMF世界スーパーウェルター級3位、VENOMウェルター級王者)
vs.
廣虎
(日本/ワイルドシーサー沖縄/WPMF世界スーパーウェルター級5位、
WPMF日本スーパーウェルター級王者、WPMF日本ミドル級王者、
元TENKAICHIミドル級王者、元INNOVATIONミドル級王者、元CMA KPW ミドル級王者)
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 今年新春までWPMF世界スーパーウェルター級王者だったゴンチャック・ポー・パオウィンが王座を返上した為、MAX MUAY THAIなどで活躍している同級3位のデッバンジョンとWPMF日本タイトルをスーパーウェルター級とミドル級に渡り同時に保持する同級5位の廣虎とが王座決定戦を争う。

 デッバンジョンは”重量級ムエタイの帝王”ヨードセングライ・ファテックスや
K-1 WORLD GP -65kg王者、ゲーオ・フェアテックスを擁するタイはパタヤのメガジム、フェアテックスの主要選手の一人。昨年の最高選手(ラジャダムナンスタジアム、ルンピニースタジアム、タイ国スポーツ局などから最優秀選手に選出される)であるスーパーバンク・モー・ラタナバンディットに勝利したことがある強豪だ。
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                 練習中のデッバンジョン

 石垣島に生れ沖縄に生きるウチナンチュー(沖縄人)の廣虎は、元プロボクサーならではの左フックを中心としたハードブロウを武器に田中秀弥、武田一也、アーサー雅仁といった日本王者たちをKOし、多くのタイトルを獲得してきた沖縄随一のファイターである。
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            タイ合宿にて 右はジョムトーン・チュワタナ

「沖縄から世界へ!」は、島のあらゆる分野で謳われるキャッチコピーだが、これをムエタイで成し遂げようとの廣虎の挑戦に故郷である石垣市もバックアップ。長きにわたる格闘技選手人生の総てを懸けてこの世界戦に臨む。

 デッバンジョンは、ボクサー出身だけにこれまで廣虎の弱点とされてきた首相撲を中心に試合を組み立てるムエカオ(組み技タイプ)だけに、虎的には最悪の相手と言えるが、その克服と更なる成長を期して、現在、約2カ月に渡るムエタイキャンプをバンコクにある名門、チュワタナジムで張っている。ここでは、ゴンチャックに勝利しているラジャダムナンスタジアム認定ミドル級王者、カノンスック・チュワタナなどをパートナーに「チームヒロトスースー(タイ語:チーム闘え廣虎)」を結成し必勝態勢を整えた。
 また、5月6日にWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者、内山高志の王座に挑戦する”天才”ジョムトーン・チュワタナとも盛んにスパーリングを行いボクシングスキルに磨きをかけている。

 強敵を相手に廣虎が沖縄史上最大格闘技イベントを締めくくる戴冠劇を現出させることができるや否や?
沖縄県民の願いを背負ったオキナワンタイガーの奮闘は要注目!

■ TENKAICHI 76 ~Special Live AK-69~
主催:株式会社TENKAICHIプロモーション
会場:沖縄コンベンションセンター展示棟(沖縄県宜野湾市真志4-3-1/ http://www.oki-conven.jp)
日時:2015年5月31日(日)12:00開場 13:00 KARASファイト開始 16:00 本戦開始 
19:00 AK-69スペシャルライブ予定
チケット前売り(税込):SRS席 15,000円(完売) RS席 10,000円(完売) S席 8,000円 A席 6,000円 B席 4,500円
※当日料1,000円アップ。身長100cm以下のお子様は入場無料となります(席は保護者の膝上か立見)。
チケット販売所:公式サイト(https://mailform.mface.jp/frms/tnk1/8p2r62j1ykwc)、イープラス(http://eplus.jp)、ワイルドシーサーグループ沖縄、出場各ジム各選手
認定:World Professional MuayThai Federation、JAPAN KICKBOXING INNOVATION
放映:沖縄テレビ(OTV)にて録画中継番組120分放映予定
天下一公式サイト:http://tenkaichi-pro.co.jp
お問合せ:TEL 098-926-1114 MAIL info@tenkaichi-pro.co.jp
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【試合カード】
<メインイベント2 WPMF世界スーパーウェルター級王座決定戦 3分5回戦>
デッバンジョン・フェアテックス vs. 廣虎

<メインイベント1 WPMF女子世界ミニフライ級タイトルマッチ 3分5回戦>
ドゥワンダーウノーイ・ルーククロンタン vs. 田嶋はる

【出場予定選手】
FRED[フレッド](ワイルドシーサー沖縄/TENKAICHI KICK ヘビー級王者、INNOVATIONヘビー級王者)
THAT GUY[ザット・ガイ](ワイルドシーサー沖縄/TENKAICHI MMA ヘビー級王者)
中村広輝(赤雲會/TENKAICHI KICK スーパーライト級王者)
神谷 勲(Theパラエストラ沖縄/TENKAICHI MMA ライト級王者)
BAGGIO[バッジオ](Theパラエストラ沖縄/TENKAICHI MMA フェザー級王者)
松山力也(赤雲會/TENKAICHI KICK フェザー級王者)
高坂侑弥(ワイルドシーサー群馬/TENKAICHI KICK フライ級王者)
No-Ri(ワイルドシーサーコザ/TENKAICHI KICK バンタム級3位、INNOVATIONバンタム級8位)
ジェームス♡光(ASUKI GYM/TENKAICHI KICK ウェルター級9位)
中森“KING”宏(ワイルドシーサー沖縄/TENKAICHI KICK ウェルター級8位、元プロボクシング日本ライト級1位、元プロボクシング全日本ライト級新人王)

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