新日本プロレス連日動員好調! Road to レスリングどんたく佳境へ!! 

 新日本プロレス『Road to レスリングどんたく 2018』がGW突入を前にいよいよ終盤に差しかかってきた。
 後楽園ホール2連戦は、ここ最近では珍しく札止めマークのつかない興行となったが、平日に2日続けて1400人超(主催者発表)を動員するのはさすがというほかない。
 23日のメインはIWGPジュニアタッグ戦で、3WAYでの過去2戦と違い、一騎打ちでL.I.Jと鈴木軍が激突。25分弱の激闘を鈴木軍が制した。試合後は鈴木みのる自らが登場してL.I.Jファンを罵倒し、熊本のインターコンチ戦へ向けて準備万端。
 翌24日のメインは、ジェイ・ホワイトとデビッド・フィンレーのUS.ヘビー戦。本誌としてはUSヘビー級の防衛戦を後楽園で行う事には首を捻らざるをえないが、26分を越える熱闘をみせて王者が防衛を果たした。
 中1日置いて26日は兵庫県加古川へ移動。平日に1000人超(主催者発表)を動員。セミファイナルでは連日防戦一方だったL.I.Jの内藤が鈴木みのるに「ベルトを失って裸の王様になる」と反撃。一方、インターコンチのタイトルマッチそのものへの興味は無いことを示唆するなど内藤節を炸裂させた。
 メイン終了後には棚橋が「姫路へ帰って来たぜー」とやらかして土下座する大失態。だがそれを笑いと歓声に変えてみせられるのは、流石のエース棚橋で、兵庫県加古川のお客さんを満足させての大団円となった。
 第5試合でデビッド・フィンレーが真壁刀義の後にクレジットされるのは小さな変化。気になるのは連日鈴木軍の引き立て役に回って反則勝ちを拾うロッポンギ3K。本誌としては早過ぎた凱旋となる懸念を持ってきたが、場内の反応含めて現実のものとなりつつある。
 ロッキー・ロメロが孤軍奮闘盛り上げている感は強く、モバイルサイトで文才があると評価されるSHO&YOHのリング上での奮起が待たれる。

■ 新日本プロレス Road to レスリングどんたく 2018
日時:4月23日(月) 開始18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1562人(主催者発表)

<第1試合 10分1本勝負>
△辻陽太
 10分00秒  時間切れ引き分け
上村優也

<第2試合 20分1本勝負>
第2試合 20分1本勝負
中西学 永田裕志 天山広吉
 11分20秒  ナガタロックⅡ
成田蓮 海野翔太 岡倫之

<第3試合 20分1本勝負>
SHO YOH ロッキー・ロメロ
 10分02秒  反則勝ち
TAKAみちのく タイチ 飯塚高史

<第4試合 30分1本勝負>
KUSHIDA トーア・ヘナーレ マイケル・エルガン ●真壁刀義 ジュース・ロビンソン
 13分04秒  裏霞
ウィル・オスプレイ YOSHI-HASHI 〇矢野通 石井智宏 後藤洋央紀

<第5試合 30分1本勝負>
田口隆祐 〇デビッド・フィンレー 棚橋弘至
 10分10秒  Prima Nocta⇒片エビ固め
●外道 ジェイ・ホワイト オカダ・カズチカ

<第6試合 30分1本勝負 スペシャル6人タッグマッチ>
SANADA ●“キング・オブ・ダークネス”EVIL 内藤哲也
 12分47秒  マジックキラー⇒片エビ固め
〇デイビーボーイ・スミスJr. ランス・アーチャー 鈴木みのる

<第7試合 60分1本勝負 IWGPジュニアタッグ選手権試合>
[挑戦者組]
●高橋ヒロム BUSHI
 24分54秒  ピンチェ・ロコ⇒片エビ固め
〇エル・デスペラード 金丸義信
[王者組]
※第57代王者組2度目の防衛に成功

日時:4月24日(火) 開始18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1428人(主催者発表)

<第1試合 20分1本勝負>
成田蓮 ●海野翔太 天山広吉
 11分20秒  ナガタロックⅡ
岡倫之 タイガーマスク 〇永田裕志

<第2試合 20分1本勝負>
●SHO YOH ロッキー・ロメロ
 8分54秒  反則
TAKAみちのく 〇タイチ 飯塚高史

<第3試合 30分1本勝負>
KUSHIDA マイケル・エルガン 〇真壁刀義
 8分12秒  キングコングニードロップ⇒片エビ固め
ウィル・オスプレイ YOSHI-HASHI ●矢野通

<第4試合 20分1本勝負>
●トーア・ヘナーレ
 15分20秒  垂直落下式ブレーンバスター⇒片エビ固め
〇石井智宏

<第5試合 30分1本勝負>
●高橋ヒロム BUSHI SANADA “キング・オブ・ダークネス”EVIL 内藤哲也
 13分27秒  ゴッチ式パイルドライバー⇒体固め
エル・デスペラード 金丸義信 デイビーボーイ・スミスJr. ランス・アーチャー 〇鈴木みのる

<第6試合 30分1本勝負>
●田口隆祐 ジュース・ロビンソン 棚橋弘至
 14分02秒  コブラクラッチホールド
外道 後藤洋央紀 〇オカダ・カズチカ

<第7試合 60分1本勝負 IWGP USヘビー級選手権試合>
[挑戦者]
●デビッド・フィンレー
 26分49秒  ブレードランナー⇒片エビ固め
〇ジェイ・ホワイト
[王者]
※第2代王者2度目の防衛に成功

4月26日(木) 18:30開始
会場:兵庫・加古川市立総合体育館
観衆:1051人

<第1試合 15分1本勝負>
〇成田蓮
 8分05秒  逆エビ固め
●辻陽太

<第2試合 15分1本勝負>
〇海野翔太
 8分18秒  逆エビ固め
●上村優也

<第3試合 20分1本勝負>
タイガーマスク 〇永田裕志
 8分29秒  バックドロップホールド
●岡倫之 獣神サンダー・ライガー

<第4試合 20分1本勝負>
●SHO YOH ロッキー・ロメロ
 9分40秒  反則
〇TAKAみちのく タイチ 飯塚高史

<第5試合 30分1本勝負>
●トーア・ヘナーレ マイケル・エルガン 真壁刀義 デビッド・フィンレー
 11分29秒  横入り式エビ固め
〇YOSHI-HASHI 〇矢野通 石井智宏 ジェイ・ホワイト

<第6試合 30分1本勝負>
高橋ヒロム ●BUSHI SANADA “キング・オブ・ダークネス”EVIL 内藤哲也
 12分41秒 ゴッチ式パイルドライバー⇒体固め
エル・デスペラード 金丸義信 デイビーボーイ・スミスJr. ランス・アーチャー 〇鈴木みのる

<第7試合 30分1本勝負>
田口隆祐 KUSHIDA 〇ジュース・ロビンソン 棚橋弘至
 16分53秒  パルプフリクション⇒体固め
●外道 ウィル・オスプレイ 後藤洋央紀 オカダ・カズチカ
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