[ファイトクラブ]オイオイ、大丈夫なの?元・仕掛人の証言

[週刊ファイト5月11日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

 選手や団体関係者などを取材して記事を書くのは基本中の基本。それを怠っている媒体はマスコミとは言えない。ところが、ちゃんと取材を行っていても“誤報”は生じてくる。安易に「この人の言うことなら…」と考えて大々的に報じてしまったら痛い目に遭う。実際、そういう失敗例は最近もあった。しかも情報提供者は記者経験もある新日プロの元フロント幹部である。

 by スマイリー高橋
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プロレス本の“出版ラッシュ”が止まらない。
今月中旬と20日過ぎにも、それぞれ宝島社と双葉社よりムック本が発売される(後者はアントニオ猪木特集)。さらに、この2冊以外にも宝島社からUWF戦士たちのインタビュー(証言)を集めた単行本が発売される。
なぜ、プロレス本が途切れなく出版されるのか? ある編集者はこう話す。
「ほかのジャンルの本と比べて惨敗が少ないのです。最悪でも赤字にはならず、粗利の出る本も多いからです」
大半のプロレス本はレトロ物。すでにネタは出尽くしているはずなのに根強い人気を保っている。また、それによって潤ってる元団体関係者もいる。

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