松宮からの伝言VOL.2 『最強格闘技武鑑』第8章 2017-02-16 01:552020-08-26 13:54 松宮康生, 著者別:復刊本_写真集_教材 ツイート 蹴りに対する下段払いの技術で、もっとも難しいのが蹴りを引き込む技術である。実は、この相手の蹴り技を絡め取り、自分の思いどおりに相手をコントロールする技術は、太気拳の技術の応用でもある。まず、受ける左手は手のひらのがわ、つまり柔らかい筋肉の部分で相手の攻撃を吸収するように絡め、相手の蹴りの方向を変えると同時に自分の左足を相手の制空圏へと送る。 この時に忘れてならないのは、自分の右手による顔面のガード、左手は相手の「のど」にラリアットの要領で叩き込むか、相手の目を叩く。変則的な方法であるが、芦原先生は手の甲(つまり裏拳)を使い、相手の目くらましに使っていたことがある。また、自分のはめている時計を鼻柱にぶつけるという方法も時々使っていたということがある。 「時計はな、頑丈で重い時計をしてるのがいいんだよ」と芦原先生は、私に話してくれたものであった。芦原先生も一時期は、こういう戦い方をしていたのだが、自分より大きい相手と戦った時には、顔をおもいっきり叩いても倒れなかったという。そこで芦原先生は、相手の背後を取り、ヒザ裏に関節蹴りを決め、相手もまっすぐに引き倒し、鎖骨にヒジを打ち降ろしてトドメをさしたのであった。そして、この背後を取り、引き崩してからのヒジを打ち降ろして決める技術こそは、芦原先生が「技」というものに着目しだした最初であったと聞いている。 ★「松宮からの伝言」パート2は全国の松宮ファン待望の「松宮技術論」三連発だ!ケンカ10段・芦原英幸の技術をその身で体得し、活字で体現する松宮の技術論を、多くのリクエストに応えここに完全再現!これを読めば「サバキ」を中心とした秘伝の芦原テクニックがキミのものに! ■K-1・石井館長や故エディ・タウンゼント氏のエピソードも盛り込まれた『最強格闘技武鑑・第8章〜松宮からの伝言 PART2』は松宮テイスト溢れる読み応え抜群の内容だ! 松宮康生公式オフィシャルサイト 松宮からの伝言VOL.2 『最強格闘技武鑑』第8章商品コード matsumiyak008価格 315 円 ウィッシュリストに追加する » 投稿ナビゲーション 全選手計量パス!公開記者会見で対戦相手対面!明日決戦!~2・16「Lethwei in Japan 2 ~LEGACY~」6・16第4回日本ラウェイ大会TDCホール開催発表!!『マット界の黙示録☆真正文化史』Special Edition