2・28『ベラトール110』ランペイジ・ジャクソン大暴れ!期待通りのKO勝利でトーナメント決勝へ!

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(C)BellatorFC
2014年2月28日にUFCに次ぐ第二のメジャーMMA団体、ベラトールFCの新シリーズがスタート、コネチカット州アンキャスヴィルで『ベラトール110』が開催された。
今大会からライトヘビー級とフェザー級のトーナメントがスタートしたが、やはり注目は、ライトヘビー級だ。なにせ、クイントン・ジャクソン、キング・モーという、ベラトールFCが好待遇で獲得した大物2選手が揃ってトーナメントに参加するからだ。共に、ベラトールFCと同じくスパイクTVで放送されているTNAでもプロレスラーとして売り出してもらっており、団体・テレビ局(ベラトールFCもスパイクTVも親会社は同じバイアコム)一丸となってプッシュしている。
特に、ジャクソンは、年齢的にも実績的にもレジェンドと言ってよいので、こうしたトーナメントには参戦しないのではと思われたのだが、敢えて出るという勇気はそれだけで尊敬に値するだろう。しかも、対戦相手は初代ベラトールFCライトヘビー級王者であるクリスチャン・ムプンブであった。ジャクソンは、試合がはじまると、プレッシャーをかけてかかってこいと挑発。そして剛腕を振り回し襲いかかったので、打撃を避けたいムプンブが組みついて金網際の攻防となった。動きがない為、ブレイクされた後、再びジャクソンのパンチが襲いかかる。ムプンブからダウンを奪いグランドで殴り続けるジャクソンを見てレフリーがストップ。ジャクソンが観客の期待に応える最高の勝ち方で勝利した。
もう一つのキング・モーは、これでトーナメントは3回目。1回目は、鳴り物入りでトーナメント出場したものの、エマニュエル・ニュートンにKOされ、2回目こそ優勝して王座挑戦権を得たものの、再びニュートンに敗れて涙を飲んでいる。今回こそと必勝を期して参戦するも、固い試合運びで、観客からブーイングを浴びていた。判定で勝利するも、思わぬ苦戦という感じだった。
ともあれ、これでジャクソンとモーが決勝で激突する事になり、また5月17日にはPPV大会を予定、エディ・アルバレス対マイケル・チャンドラーの再戦も組むと発表された。今季のベラトールFCもますます盛り上がりそうだ。
ベラトールFC
スパイクTV
■ ベラトール 110
日時:2014年2月28日
場所:アメリカ・コネチカット州アンキャスヴィル
<ライトヘビー級トーナメント 準決勝>
○クイントン“ランペイジ”ジャクソン
 1R 4分34秒 TKO
●クリスチャン・ムプンブ 
<ライトヘビー級トーナメント 準決勝>
○キング・モー
 判定
●ミハイル・ザヤツ
<フェザー級トーナメント 1回戦>
○マット・ベセッテ
 判定
●ディエゴ・ヌネス
<フェザー級トーナメント 1回戦>
○デスモンド・グリーン
 判定
●マイク・リッチマン
プレミアムカード
<フェザー級トーナメント 1回戦>
○ウィル・マルティネス
 判定
●ゴイチ・ヤマウチ
<フェザー級トーナメント 1回戦>
○ダニエル・ワイチェル
 判定
●スコット・クリーヴ
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