▼予想外?辻陽太IWGP大岩陵平もケニー・オメガ新日両国急襲1・4道筋
Photo:HIROKI by デキタ・カズヒロ 編集部編
・G1覇者大岩陵平一歩及ばず!藤田晃生階級を超えヘビー級投げ連発
・Unbound Co.王座奪取!UNITED EMPIRE新旧リーダー大きな亀裂
・ウルフ・アロン新技で王座防衛!NEVER無差別級らしい異色対決
・ゲイブ・キッド返り討ち!GLOBAL王座次期挑戦11・3タイチ出撃
・YOH逆転防衛!イーグルスとの激闘からSUPER Jr. TAG LEAGUEへ
・辻陽太IWGP王座死守!G1覇者を撃破し新日本を引っ張ると宣言
・ケニー・オメガ登場!IWGPヘビー級戦線状況一変で1・4へスタート
■ 新日本プロレス KING OF PRO-WRESTLING 2026
日時:10月12日(月・祝)
会場:東京・両国国技館
G1覇者大岩陵平一歩及ばず!藤田晃生階級を超えヘビー級投げ連発

10・12新日本プロレス両国国技館大会。
今回の大会では5つのタイトルマッチが行われ、それぞれの王座戦線で大きな動きが見られた。
なかでも注目を集めたのは、IWGP世界ヘビー級王座戦。
G1 CLIMAX 36を史上最短キャリアで制した大岩陵平が辻陽太に挑戦したが、王座奪取には届かなかった。
さらに試合後には、まさかのケニー・オメガが登場。1・4東京ドームへ向け、新日本のタイトル戦線が動き始めた。
<第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
○鷹木信悟 永井大貴
6分20秒 シンゴタカギですライダー⇒ピンフォール
後藤洋央紀 ●松本達哉
<第2試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負>
上村優也 ○タイチ エル・デスペラード
8分21秒 ブラックメフィスト⇒ピンフォール
SANADA ●高橋裕二郎 金丸義信
<第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
エチセロ ○ボルチン・オレッグ
7分3秒 カミカゼ⇒ピンフォール
ザック・セイバーJr ●ハートリー・ジャクソン
<第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○矢野通 KONOSUKE TAKESITA
4分5秒 横入り式エビ固め⇒ピンフォール
●シュン・スカイウォーカー 成田蓮
<第5試合 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 60分1本勝負>
[挑戦者組]○Yuto-Ice OSKAR ジェフ・コブ
17分23秒 K.O.B⇒ピンフォール
[王者組]ウィル・オスプレイ ●HENARE グレート-O-カーン
<第6試合 NEVER無差別級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]○ウルフ・アロン
15分5秒 変形ジャックハマー⇒ピンフォール
[挑戦者]●藤田晃生
<第7試合 IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]○ゲイブ・キッド
22分25秒 デスドッグドライバー⇒ピンフォール
[挑戦者]●海野翔太
<第8試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]○YOH
13分2秒 ファイブスタークラッチ⇒ピンフォール
[挑戦者]●ロビー・イーグルス
<第9試合 IWGPヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]○辻陽太
35分10秒 ファイヤーブラスター⇒片エビ固め
[挑戦者]●大岩陵平
Unbound Co.王座奪取!UNITED EMPIRE新旧リーダー大きな亀裂

NEVER無差別級6人タッグ王座戦は、Unbound Co.がUNITED EMPIREを破り、新王者となった。
UNITED EMPIREには、10月10日の魚沼大会にサプライズ登場したウィル・オスプレイも加わり、両陣営の因縁に決着をつける一戦となった。
序盤から荒れた展開となり、試合終盤にはオーカーンの乱入やカラム・ニューマンによるパイプイス投入で大混乱。最後はHENAREのフライングヘッドバットがオーカーンに誤爆し、その隙をK.O.Bが突く。
合体技でHENAREを沈め、Unbound Co.がベルトを奪い取った。
しかし、本当に大きな問題は試合後に起こった。
敗北に激昂したカラム・ニューマンが日本刀を持って乱入。オスプレイと一触即発となった。
バックステージでも2人の口論は続いたが、11・3広島大会では、この2人が組んでK.O.Bのタッグ王座に挑戦することが決定した。
さらに、今回の試合で不穏な動きを見せたグレート-O-カーンの動向。
立て続けに王座を失っただけでなく、内部にまで亀裂が生じ始めたUNITED EMPIRE。
一枚岩だったはずの勢力が、ここからどのように変わっていくのか。
むしろ王座戦そのもの以上に、今後のUNITED EMPIREの行方が気になる結果となった。
ウルフ・アロン新技で王座防衛!NEVER無差別級らしい異色対決

NEVER無差別級王座戦では、王者ウルフ・アロンが藤田晃生との激闘を制し、王座を守った。
前哨戦から激しい攻防を繰り広げてきた両者。試合でも序盤から藤田が機動力を生かし、ウルフを翻弄する。
体格差をものともせず、何度もウルフを投げる藤田の姿には意地を感じた。
一方のウルフもパワーと打撃で真っ向から対抗。エルボーや張り手を激しく打ち合い、終盤にはアングルスラムを繰り出した。
それでも藤田は3カウントを許さない。
最後はウルフが変形ジャックハマーで藤田を叩きつけ、王座防衛に成功した。
体格やスタイルが異なる選手同士でも対戦できるのがNEVER無差別級王座の魅力だ。
試合後、ウルフは自分が戦いたい相手と防衛戦をしたいと語った。
これまでのプロレスキャリアとは違う場所で存在感を示しているウルフだけに、次は誰が挑戦者として名乗りを上げるのか。
NEVERらしい自由なタイトル戦線に期待したい。
ゲイブ・キッド返り討ち!GLOBAL王座次期挑戦11・3タイチ出撃

IWGP GLOBALヘビー級王座戦は、第9代王者ゲイブ・キッドが前王者・海野翔太を退け、防衛に成功した。
リターンマッチとなった今回も、ゲイブらしい荒々しいファイトが展開された。
場外での攻防が続く大荒れの展開で、ゲイブの暴走は止まらず、海野も簡単には主導権を渡さない。
海野はゲイブがセットしたテーブルへパワーボムを決め、戦いの舞台をリングへ戻す。
その後はラリアットを激しく打ち合い、海野が勝利を狙う場面もあった。
しかし、最後に勝負を決めたのはゲイブだった。
切り返しからデスドッグドライバーを決め、海野を返り討ちにした。
そして次の挑戦者にはタイチが決定。
「ゲイブやAEW勢を叩き潰す」と宣言したタイチが、現在のGLOBAL王座戦線にどんな風を吹かせるのか。
ゲイブの荒々しい王座戦が続くなか、次はタイチという異なるタイプの挑戦者を迎える。ここからさらに激しい展開になりそうだ。