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KSW 122のメインイベントでは、バンタム級王者ヴィタリー・ヤキメンコがマルチェロ・モレッリを迎え、初防衛戦に臨んだ。試合序盤はスタンドでの打撃戦が中心となった。ヤキメンコはプレッシャーをかけながら右パンチを的確に当て、第1ラウンドでは主導権を握る。モレッリも第2ラウンドから攻勢を強め、パンチを連打して王者を追い込んだ。ヤキメンコはテイクダウンを狙うものの、モレッリも簡単には倒されず、試合は一進一退の展開に。第3ラウンド以降もスタンドでの攻防が続いたが、第4ラウンドにはヤキメンコがテイクダウンに成功し、グラウンドで相手をコントロールした。勝負が決したのは第5ラウンド。両者が再びグラウンドに移行すると、ヤキメンコはモレッリの脚を捕らえ、ニーバーを極めた。モレッリはたまらずタップアウト。5ラウンド1分09秒、ヤキメンコが一本勝ちで王座防衛を果たした。打撃戦で苦しい時間帯も経験した王者だったが、最後はグラウンドで勝負を決めた。試合終盤に仕掛けた関節技が、初防衛の決め手となった。

セミファイナルでは、元ウェルター級王座挑戦者のアンジェイ・グジェビクが、元ミドル級王座挑戦者ライード・ゼルウーニと対戦した。試合前、ゼルウーニは計量で規定体重を超過。そのため、試合開始時点で減点1のペナルティーを受けた状態でケージに上がった。第1ラウンドは、ゼルウーニが前に出て強打を狙う一方、グジェビクは距離を保ちながらローキックやパンチのコンビネーションで応戦。ゼルウーニも右パンチや連打で反撃し、激しい打撃戦が繰り広げられた。第2ラウンドではグジェビクがテイクダウンに成功。グラウンドで相手をコントロールしながらボディーへのパンチを重ね、ポイントを積み重ねた。ゼルウーニも脱出して立ち上がり、再びプレッシャーをかけたが、グジェビクは打ち合いに付き合いすぎず、冷静に対応した。最終ラウンドも両者は打撃を交えながら、互いに勝機をうかがう。ゼルウーニは前進して強打を狙ったものの、グジェビクはフットワークと距離の調整で対応。最後まで大きな決定打を許さず、3ラウンドを戦い抜いた。判定は多数決でグジェビクの勝利。母国ポーランドのファンの前で白星を挙げ、連敗からの巻き返しにつながる勝利を手にした。一方のゼルウーニは、計量超過による減点も響く結果となった。グジェビクは相手の圧力を受けながらも冷静な試合運びを貫き、判定勝利を収めた。
■ :ヤキメンコ vs. モレッリ
日時:2026年10月10日
会場:ポーランド共和国ジェシュフ ハラ・ポドポロミエ
<KSWバンタム級王座戦>
[王者]○ヴィタリー・ヤキメンコ(ウクライナ)
5R 1分09秒 サブミッション(ニーバー)
[挑戦者]●マルチェロ・モレッリ(コロンビア)
<ミドル級>
○アンジェイ・グジェビク(ポーランド)
マジョリティ判定(3R 5:00)
●ライード・ゼルウーニ(フランス)
<ライト級>
○アダム・ソルダエフ(ポーランド)
1R 4分17秒 TKO(右フック)
●マテウシュ・マカロフスキ(ポーランド)
<ライト級>
○ウィルソン・ヴァレラ(フランス)
1R 3分40秒 サブミッション(アームバー)
●マリアン・ジオウコフスキ(ポーランド)
<ライト級>
○イゴール・ウォダルチク(ポーランド)
判定3-0(3R 5:00)
●ウェリソン・パイヴァ(ブラジル)
<ヘビー級>
○シモン・バヨル(ポーランド)
判定3-0(3R 5:00)
●カツペル・パチョスキ(ポーランド)
<ライト級>
○アンジェイ・カルクラ(ポーランド)
判定3-0(3R 5:00)
●カミル・コジェニオフスキ(ポーランド)