[ファイトクラブ]世界タイトル・マッチ、プロレス史上に残る大激闘を制したのは!?

[週刊ファイト1月15日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼世界タイトル・マッチ、プロレス史上に残る大激闘を制したのは!?
 Photo by SeiseiAI Text by 安威川敏樹&SeiseiAI
・王者マグナス・ヴォルフのパワーに鷹山レンが劣勢に立たされる
・両雄が意地の張り合い、一進一退の攻防で一歩も引かず
・鷹山レン、悲願の世界王座奪取なるか!? 死闘の末の感動
・いったい何があったのか!? 幻の世界王者となった鷹山レン
・プロレス・ファン必見! 絶対オススメなプロレス観戦ツアー方法


 オリンピック柔道金メダリストのウルフ アロンがデビュー戦で勝利した興奮が冷めやらぬ中、それに勝るとも劣らぬ大激闘が繰り広げられた。
 まさしくそれは、プロレス史上に残るファイトと言っても過言ではない。

▼棚橋弘至レスラー26年ついに東京ドーム満杯アロンウルフEVIL 2026

[ファイトクラブ]棚橋弘至レスラー26年ついに東京ドーム満杯アロンウルフEVIL 2026

王者マグナス・ヴォルフのパワーに鷹山レンが劣勢に立たされる

 13,842人の超満員で埋め尽くされた浪速クラウン・アリーナ。ここで初めてWGF世界ヘビー級タイトル・マッチが行われた。
 王者マグナス・ヴォルフ(スウェーデン)は悠然とベルトを掲げ、挑戦者を見下ろす。対する鷹山レンは深く一礼し、ロープをまたいでリング中央へ。
 場内には期待と緊張が混じった空気が満ち、ゴングが鳴り響いた。

 ゴングと同時にリング中央でロックアップ。体格差は明らかで、198cm/120kgのマグナスが力押しで、175cm/92kg鷹山をコーナーに追い込む。
 レフェリーのブレイクで手を放すが、王者は挑発気味に軽く頭を叩く。観客が「おおーっ!」とざわめき、鷹山は苦笑しながらも静かに闘志を燃やす。

 鷹山はスピードを活かしてローキック連打 → ロープワークでのショルダータックルを狙うが、王者は微動だにしない。
 逆にマグナスがショルダータックルを返すと、鷹山は大きく吹っ飛ばされ場内がどよめく。

 マグナスが体重差を活かしてヘッドロック → ショルダータックル。鷹山は受け身を取り即座に立ち上がり、ドロップキックで距離を作る。
 鷹山は素早くローキック、ミドルキック、レッグキックと脚を削るが、マグナスは表情を変えずに耐える。
 カウンターでアックスボンバー、ボディスラム、エルボードロップと王者が主導権を握る。

▼マグナス・ヴォルフの強烈なエルボードロップ

両雄が意地の張り合い、一進一退の攻防で一歩も引かず

 王者は鷹山の右腕に照準を合わせ、アームロック&ニー・ドロップを連続。さらにアームブリーカー → 立て続けにストレッチマフラーと、得意の“関節地獄”に引きずり込む。
 マグナスは狙いを定めたかのように右腕を捕獲。アームドラッグ、アームロック、ショルダーアームブリーカー、ニーリフト式アームブリーカーと、やりたい放題だ。

 鷹山は悲鳴を上げながらも前転エスケープとロープブレイクでなんとか脱出。だが、腕が全く使えない状態。
 しかし観客の「レン! レン!」コールに立ち上がり、ジャンピングニーで突破口を作る!

 そこから怒涛の反撃が始まり、ブレーンバスター、フロントキック、ラリアット(片腕)と連続ヒット!
 さらに低空ドロップキック(膝)、延髄斬り、串刺しニーアタックと怒涛の攻めを見せる。
 しかし必殺の雷斬だけは、腕のダメージで放てない。

 それでもマグナスをコーナーに追い込み、顔面ウォッシュ、ブレーンチョップ、ショートレンジ・ラリアットと攻め立てた。
 しかしマグナスはカウンターのスパインバスター、バックブリーカー、サイドスープレックスで一気に流れを引き戻す。

 試合は激しい消耗戦に突入。マグナスはボストンクラブ、逆片エビ固め、変形キャメルクラッチでスタミナを削る。
 鷹山は歯を食いしばりながら這ってロープへ。立ち上がると、意地のチョップ合戦、エルボー合戦に突入。

 鷹山のエルボーが連続ヒットし、ジャンピングニー、スリングブレイド、バックドロップで王者が膝をつく。

▼鷹山レンのスリングブレイドが炸裂!

鷹山レン、悲願の世界王座奪取なるか!? 死闘の末の感動

 だが、黙って引き下がる王者ではない。マグナスはここで勝負をかける。デッドリフト式ジャーマン、フロントネックロックから必殺フェンリルバイトへ。
 会場が悲鳴に包まれるが、鷹山はクラッチ解除、前転、丸め込みで2カウント!

 怒りのマグナスは、ビッグブート、ランニングパワースラム、フロッグスプラッシュと攻め込んだ。しかし鷹山、魂のキックアウト!
 鷹山は片腕を押さえながらも立ち上がり、逆水平、ローリングエルボー、バックハンドブロー。そして渾身の変形・雷斬(片腕ラリアット)!

 マグナスは崩れ落ちるが、立ち上がろうとする。鷹山は叫びながら走り込み、本家・雷斬をフルスイングで炸裂!
 完璧に顎を捉え、王者が仰向けに倒れる。

▼遂に鷹山レンの必殺技、雷斬が爆発した!

 鷹山は覆いかぶさるようにフォール。

1!
2!
3!

ゴング!

▼まさかのフォール負けで王座から転落し、放心状態のマグナス

 新王者・鷹山レンはリングに座り込み、天を仰ぐ。マグナス・ヴォルフはゆっくりと起き上がり、無言で握手を求める。王者マグナスは倒れたままゆっくり笑い、
「強かった。お前でよかった」。

 鷹山は涙ぐみながらベルトを掲げ、会場は大歓声に包まれる。二人の拳が交わった瞬間、会場はスタンディングオベーション。
 敗者もまた称えられる、世界王座戦にふさわしい名勝負だった。

▼大激闘を終えてノーサイド。握手を交わし、お互いの健闘を称え合う両雄

いったい何があったのか!? 幻の世界王者となった鷹山レン

 ここまで読んだ読者は、誰もがこう思っただろう。
「鷹山レンって誰やねん!?」
と。

 スウェーデン人のマグナス・ヴォルフって? 浪速クラウン・アリーナなんて聞いたことないぞ。WGFって、どこのプロレス団体や!
 それでは、種明かしをしよう。

記事の全文を表示するにはファイトクラブ会員登録が必要です。
会費は月払999円、年払だと2ヶ月分お得な10,000円です。
すでに会員の方はログインして続きをご覧ください。

ログイン