高校生ムエタイファイター、福田海斗が8月20日(木)のラジャダムナンスタジアム興行「スック ワンキントーン」第三試合に出場、過去1勝2敗と負け越していた宿敵・セーンチャンチャイに50-47の圧勝、ランキング再浮上へ大きく前進した。
この日の福田は序盤から気合い十分。第二ラウンド、セーンチャンチャイの左ミドルの蹴り終わりに右ストレート一閃、吹っ飛ぶようにダウン!すぐ起き上がったためダウンコールは無かったものの、試合前5-4(福田リード)と拮抗していた 賭け率もここで大きく7-1と福田に傾いた。
試合を大きく左右する第四ラウンドは福田の独壇場 、得意の首相撲が冴えセーンチャンチャイの顔を押さえて真っ直ぐのヒザを連打。セーンチャンチャイはなすすべなく、このラウンド終了時で50-1と大きくリードし、ギャンブラー達も賭けが成立しなくなり静まり返ってしまった。
最終ラウンドは、パンチを振るってくるセーンチャンチャイをジャブや前蹴りで落ち着いていなし、結局50-47という大差の判定勝利をおさめた。
この圧勝劇は関係者にも大きな印象を与え、早速次回の試合オファーがあり、この日第五試合に勝利し昨年までフライ級にランクインしていたペットヤソー・ダブルンサラカームと9月20日(日)テレビ中継のある大規模興行での試合が決定した模様だ。
タイから実績を積み上げ、いよいよトップ戦線に躍り出てきた 福田。今後の活躍が非常に注目を集めるであろう。
■ ラジャダムナンスタジアム興行「スック ワンキントーン」
日時:8月20日(木)
会場:タイ・バンコク・ラジャダムナンスタジアム
<第三試合 113ポンド契約>
〇カイト・ウォーワンチャイ(福田海斗/元ラジャダムナンスタジアムフライ級7位/WPMF世界フライ級王座者)
判定 3-0(ジャッジ3名とも50-47)
●セーンチャンチャイ・ライオーネットナコン(タイ)
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