［週刊ファイト5月11日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼志田光BベイカーJヘイターAEWジャングルDアレン前哨戦SゲバラMJF
　(c) AEW　編集部編

■　AEW Dynamite
日時：5月3日（現地時間）
会場：米メリーランド州ボルティモア　CFGバンク・アリーナ

　上記のカード予告画像は、サイトにアップする時に今探したものであって、記者は他社の速報やってる記事なんか断固として見ずに情報ナシの状態から番組をじっくり見るため、最初にオレンジ・キャシディが出てきて、次にマスクの上にサングラスをかけたバンディートが出てきて、ああ、先週に闘って今度は組むことになったのかと。まして番組がオレンジからというのは、もう恒例になっている。
　さらにロデリック・ストロングの試合としてはAEWデビュー戦で、やはり盟友アダム・コールと組んでと、ただこの段階で記者はすっかりタッグ戦と勘違いして、この4人だと誰がフォールガイなのか？と。
　ところが「ブリット・ベイカー黒目Tシャツ」（なんでもこの週末の売れ行きNo.1グッズになったらしい）を着てきたクリス・ジェリコ（ベイカーを殴った張本人）が実況席に付き、そこからJAS（ジェリコ・アプリシエーション・ソサエティ）がゾロゾロと出てきた、ああ、これは8人タッグ戦なのかと、ようやく理解した次第である(笑)。

　目立ったダニエル・ガルシア以下、なかなかの攻防を魅せてくれて最後はアダム・コールがザ･ブームをカナダのギーク役組のクールハンドにブチ込みました。
　オマケで目に下が黒いアザになったブリット・ベイカーに、駐車場でジェリコ班長が投げられてました。これでさらにTシャツが売れるんでしょう。

　続くウィロー・ナイチンゲールとサレヤのシングル戦は、しばらく日本に居た志田光の復帰かつ、ダブルターンの演出があり、これは非常にうまくいった。そりゃシングルといってもOutcastsのルビーSOHOとトニー・ストームが付いているサレヤが有利なのは明白で、ウィローが叩き付けて追い出そうが、最後はランペイジに沈むところまではお約束。

　そこに竹刀を手にした下駄履きの志田光が登場、ウィローにスプレーで制裁と見せかけて・・・顔面に緑を吹きつけられたのはサレヤである。その頃のはいつの間にかブリット・ベイカー&ジェイミー・ヘイターもリングに上がっていてと、これで志田光はベビーフェイス組に編入。これで恐らく次回はトリオ戦となるのであろう。ダブルターンは、なかなか難しいものでお客が「？」となったりする場合もあるのだが、大変良く出来ました。