[ファイトクラブ]カナダRAWトリッシュ~エッジDプリースト☆ジョニー・ガルガノTakeover2.0

[週刊ファイト9月1日号]収録 [ファイトクラブ]公開中

▼カナダRAWトリッシュ~エッジDプリースト☆ジョニー・ガルガノTakeover2.0
 (c) 2022 WWE, Inc. All Rights Reserved. 編集部編

■ WWE RAW
日時:8月22日(現地時間 日本YouTube水曜以降
会場:カナダ・オンタリオ州トロント スコシアバンク・アリーナ


 コロナはアメリカでも続いているのだが、とっくにインフルエンザ扱いであり日本だけが真面目に数字を発表しているのだからもはや各国比較はオカシイのだ。国境通過すら制限された時期もあった隣国カナダだが、大票田トロントで超満員札止めとなったRAWである。番組はリドルとセス・ロリンズが花道裏や客席側で乱闘している絵から。そして、カナダ出身のDIVA時代の象徴トリッシュ・ストラウスが「帰って来た」とやるのだ。
 先に誰それが勝った負けたより重要な平均視聴者は201万人、スポンサー筋が調べる18-49歳デモグラフィックは視聴率0.55%とアップを記録してフットボールの平均視聴者数229万人に次ぐケーブル2位の大成功回に。まして、どうしても3時間目が落ちるものだというのに、カナダ出身のエッジをトリに持ってきたことで、12-49歳のデモグラフィックでは、なんと1時間目より視聴率が増えるという奇跡のような快挙を成し遂げている。トリプルH新政権効果は絶大というだけでなく、ジョニー・ガルガノのRAW復帰という事前告知ナシのサプライズまで演出したのであった。


 レジェンドの登場にイオちゃんが飛びあがった!

◆イヨ・スカイが“女帝”アスカからピンフォールを奪取!日本人対決を制してタッグ王座決定トーナメント決勝進出

 準決勝を前にベイリー&イヨ&ダコタの3人がトリッシュ・ストラタスと対峙するとイヨは最初に「めっちゃ好きだったの。会えてうれしい」と大袈裟に喜んだと思えば、突如「本当はアンタのこと好きじゃないんだよね」と嘲笑って侮辱。するとそこへRAW女子王者ビアンカ・ブレアやアスカ&アレクサ・ブリスも登場して「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」の6人タッグ戦を前に舌戦を展開するとアスカ&アレクサ対イヨ&ダコタのトーナメント準決勝がスタートした。
 イヨとアスカで試合が始まるも、イヨがすぐにダコタに交代して心理戦を仕掛けるとアスカは「チキン、チキン」と揶揄して日本人対決を熱望。中盤にはアスカがヒップアタック、バックハンドブロー、スープレックスと得意の連続攻撃を放てば、イヨも後頭部へのダブルニーからミサイルキックで反撃してハイレベルな攻防を展開。

 終盤にはアスカがアスカロックで捕まえたダコタからタップを奪うも、見えないところで交代していたイヨがアスカを背後から丸め込んで3カウント。イヨがアスカからのピンフォールを奪取して勝利をかっさらうとイヨ&ダコタは見事WWE女子タッグ王座決定トーナメント決勝戦に駒を進めた。
 試合後、イヨはバックステージインタビューで「今日のアスカとの対戦はすごく刺激的だった。多くの人がアスカとイヨどっちが強いかと思っているけど、もちろん私の方が強かった」とどや顔で答えると、ダコタは「私たちが王者になるぞ」とWWE女子タッグ王座奪取を誓った。ウェールズ・カーディフで開催される30年ぶりの英国スタジアムイベント「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」は日本時間9月4日にWWEネットワークで配信される。


 フィン・ベイラーがJudgement Dayリア・リプリーのアシストもありクーデグラを職人ドルフ・ジグラーに落とす試合は、当然ながら良い内容です。これがトリに繋がります。


 チャド・ゲイブル師匠が「カナダでアルファ・アカデミーのトライアウトやったけどロクな奴がいない」とマイクしたのは、実際はWWEとしての舞台裏リアル応用なのかも。まぁ当然そこに待ったをかけるのはフレンチ・カナディアンのケビン・オーエンズです。ライガーボムが決まるんだが、これも中身のある試合内容だ。お客さんもサミ・ゼインの名前を呼んでるから、インディーズ時代は何度も何度もやっている二人が、ちょっとためらってから抱き合う地元へのサービス付きでした。


 試合としてはようやくのベイリー復帰戦。アリーヤをローズプラントで仕留めてます。

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