[週刊ファイト8月11日号］収録　［ファイトクラブ］公開中

▼RIZIN37伊澤星花大役果たすREINA浜崎WGP準決勝進出スダリオ覚醒
　©RIZIN FF　by 猫山文楽拳
・YUSHIビッグイベントのランウェイ闊歩キラキラ注入
・WORLD GP 伊澤星花鮮やかな一本勝ちで祭典締め準決勝進出
・WORLD GP浜崎朱加涙の判定勝ちで準決勝進出
・所英男試合に負けて職人芸で勝つ
・武田光司徹頭徹尾拘り抜いてぶっこ抜き大きな星掴む
・公開計量後に三浦孝太コロナ陽性で試合中止
・朝倉のタックル不発パク・シウ完勝
・WORLD GP初戦判定勝利もRENA苦笑「しょっぱい試合した」
・スダリオ覚醒 勝負師の非情さ見せつけ関根シュレックを介錯
・太田忍昇段見送り 元谷友貴勝ち切る
・RIZIN初参戦中原由貴オンリーパンチで関鉄也に判定勝ち
・逆転の阿部一閃マルコスをTKO

■　湘南美容クリニック presents RIZIN.37
日時：2022年7月31日(日)
会場：さいたまスーパーアリーナ

　大会開催前夜にRIZINより第11試合に出場予定していた三浦孝太が計量後に発熱、コロナ陽性が判明し第11試合に組まれていた三浦孝太vs.フェリペ“キングハンター”マソーニが中止となった。
　三浦とマソー二戦はこれで3度目の中止。2度あることはなどと言うが悪いジンクスが起きてしまった。
SNS上では「全員濃厚接触者だから大会中止か」などという不安の声も散見したが7月31日午後2時、RIZIN37は聖地さいたまスーパーアリーナにおいて、予定通り開幕した。

YUSHIビッグイベントのランウェイ闊歩キラキラ注入
＜第1試合　MMA特別ルール　62kg契約　3分3R＞
◯YUSHI（HI ROLLERS ENTERTAINMENT）
　2R 0分43秒 SUB　※リアネイキッドチョーク
●覇留樹（宴UNIVERSE）※須藤武尊 改め

　YUSHIは、入場のダンスパフォーマンスを売りものに頭角を現しケンコバをして、「新宿歌舞伎町を煮詰めた男」と言わしめた異色のファイターなのだ。
　RIZIN初出場は三浦孝太に完敗も2戦目にKO勝利を決めた際に、オープニングの盛り上げ役に起用して欲しいと猛アプローチにより実現したスーパーアリーナでのオープニング東西ホスト最強決戦。
　色物と揶揄されながらもナンバーシリーズ参戦を勝ち取れたのは、格闘技のヒエラルキー頂点に立つRIZINならではのご指名とも言える。
　3戦目にして余裕で圧を掛けにいくYUSHI。残り45秒ではるきの懐へ弾丸のように飛び込みコーナーへ追い込みグラウンドの態勢。背面に馬乗りで後頭部にパンチを落としていく。
　これが総合デビューの大阪南のホスト覇留樹、あわやのところでゴングに救われる。

　2RもYUSHIがインローからグラウンドに。マウントの状態から今度は肘を落とし込んで、なんとリアネイキッドチョークで1本勝ちの快挙。
　初戦に比べ明らかに本気モードでMMAを勉強、成長が見受けられたYUSHIに実況も絶賛。
「年末三浦孝太君に負けてめちゃめちゃ悔しくて、今回出れなくなっちゃってホント悲しいです。ちゃんと治してまた頑張ろうな！」
　最終目標は映画スターとのことだが、成り上がりファイターの野望に果てはなく可能性は未知数。
　　YUSHIのダンスパフォーマンスは、しばらくRIZIN開幕を彩る恒例となるか。
WORLD GP 伊澤星花鮮やかな一本勝ちで祭典締め準決勝進出
＜第15試合　MMA　RIZIN WORLD GP 2022 スーパーアトム級（女子49kg）トーナメント1回戦　5分3R＞
◯伊澤星花（フリー／RIZIN女子スーパーアトム級王者、DEEP JEWELSストロー級（52.2kg）王者）
　1R 3分47秒 SUB　※フロントチョーク
●ラーラ・フォントーラ（ブラジル／コンストリクター・チーム／PAWCストロー級王者、COFフライ級王者）

　メインイベントは、超新星対決。