感染者減少で入国隔離期間短縮を発表したカンボジア!クン・クメーとと9分1Rの立ち技格闘技『MAS FIGHT CAMBODIA』配信大会!

©Town Sports
 10月24日カンボジア・プノンペンのTown Full HDTVスタジオで『MAS FIGHT CAMBODIA』配信大会が開催された。 カンボジアでは、今年の2月中旬までCOVID-19死亡者0、感染者数も400人台まで抑え込み、全ての外国人を対象とした入国制限措置が効果を出していたが、2月下旬に初の死傷者も出て罹患者も続出※、6月下旬に感染拡大のピークから、10月に入り急減、無症状の人を検査対象から外すよう、フン・セン首相が指示したとされ、その影響だとみられている。そして感染者数は減少している為、経済活動開始の方針、入国者の隔離期間短縮を発表している。
 現在、2回のワクチン接種完了が10月20日時点で人口の76.9%(※日本は10月17日時点で69.1%)を超えているが、国内の行動制限は変わらず、3回目のブースター接種も進んでいる。
Source:日本経済新聞アジア経済ニュースカンボジア経済
・クラスター発生源は、隔離中の中国人が隔離ホテルから賄賂を使って脱走し、クラブやサービスアパートメント等で感染を広げたとされている。
SankeiBiz:https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210308/mcb2103080612001-n1.htm
 
◇カンボジアの感染概要

「各日」は前日以降に新たに報告された感染者数
データ提供元:JHU CSSE COVID-19 Data·このデータについて
10月23日までの概要:陽性者:11.8万、死亡者:2,725
◇カンボジアのワクチン接種状況

10月17日までの概要
データ提供元: Our World in Data · 最終更新: 1 日前

 大会の核となるクン・クメール(カンボジアのムエタイ)4人トーナメントでは、トゥン・エングライが反則勝、決勝TKO勝利で優勝、賞金340万リエル=約94,000円を獲得、準優勝のムン・ダには180万リエル=約49,700円が授与された。
 全6試合の大会スタイル、カンボジアのムエタイ“クン・クメール”5R戦、大会の核となるワンデー4人トーナメントの初戦クン・クメール3R戦、9分1Rの立ち技格闘技“MAS FIGHT”2試合、最終第6試合にワンデートーナメント決勝戦3Rとなっている。

前日計量時にはPCR検査も行われる。

※◇MAS FIGHTルール
・1ラウンド9分
・判定なし、9分闘い抜けば引分、KO決着のみ
・2ダウンでKO敗
・立ち技のみ(※投げ可)

■『MAS FIGHT CAMBODIA-week 91』
日時:2021年10月月24日 15:00開始(日本17:00)
会場:カンボジア・プノンペン・TOWN FULL HD TV スタジオ
試合の様子は公式Facebookページ公式Youtubeでもライブ配信されている。
10月24日大会:https://youtu.be/1UBgWrDWA9c

<第6試合 57㎏トーナメント決勝 クン・クメール 3分3R>
●ムン・ダ(カンボジア)-Meun Da
 2R終了後TKO ※ムン・ダがダメージにより棄権
○トゥン・エングライ(カンボジア)-Thun Englai

<第5試合 65㎏ MAS FIGHT 9分1R>
△コン・サンボ(カンボジア)-Kong Sambo
 時間切れ引分
△リス・ブンマオ(カンボジア)-Rith Bunmao


<第4試合 57㎏ MAS FIGHT 9分1R>
●ロング・ハート(カンボジア)-Long Khaet
 KO ※右アッパー
○ピス・サンバス(カンボジア)-Pich Sambath


ピス・ブンセスには勝利者賞80万リエル=約22,500円が贈与された。

<第3試合 57㎏㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
○ムン・ダ(カンボジア)-Meun Da
 判定
●ソーダ・リモ(カンボジア)-Soda Limo

<第2試合 57㎏トーナメント クン・クメール 3分3R>
●リープ・ロサ(カンボジア)-Leap Rotha
 1R反則 ※リープ・ロサの左ローキックが急所に入り、続行不能となり第3試合後反則勝となる
○トゥン・エングライ(カンボジア)-Thun Englai

<第1試合 57㎏ クン・クメール 3分5R>
○ソイ・ソック(カンボジア)-Soy Sok
 2RKO ※ボディへの右膝
●エム・チナニィ(カンボジア)-Em Chnany

※カンボジア“すべての外国人に対しての入国規制”(2021年10月20日)
全ての外国人渡航者に対して、査証免除、並びに観光査証、e-visaおよび到着査証の発給を当面停止。
入国を希望する場合、以下の要領で事前にビザの取得が必要。
・カンボジア大使館、総領事館等で事前にビザを取得。
・出発72時間以内にPCR検査(鼻咽頭スワブ、書式指定なし、英語表記で手書き不可)を受験し、保健機関などから発行された新型コロナウイルスに感染していないことを※証明する健康診断書の提示が必要。
※証明書は英語で、なおかつ印字されたもの。
・事前にFORTE Insurance Companyのウェブサイトにて、COVID-19健康保険(購入価格90米ドル、20日間有効)購入し、入国時に提示が必要。
・入国時に、2,000米ドルのデポジット(デポジットは、隔離期間の宿泊費、新型コロナウイルス感染検査、移動費に充当され、隔離期間終了後3日以内に残金が返金される)
・カンボジア保健省の指定ホテルで14日間の隔離(宿泊費は、1泊60米ドルから75米ドル)
・到着時および隔離13日目に、新型コロナウイルス感染検査の受検(感染が疑われる場合には、追加的に検査を受検)

カンボジア国内の主な規制(移動制限や外出禁止など)2021年10月8日
8月16日より,カンボジア全土がマスク着用及びソーシャルディスタンス確保義務地域となっている
【マスクの着用が求められる主なケース】
隔離対象者、乗合バス/タクシーや公共交通機関の乗客、人が多く集まる公共の場所にいる場合、2名以上が集まる場所にいる場合など
※例外規定もあり
【ソーシャルディスタンス(1.5メートル以上)の確保が求められるケース】
職場を含め、人が多く集まる公共の場所にいる場合等
※ 例外規定もあります。
上記の感染防止措置に違反した場合の罰則は以下のとおりです。
● マスクを着用せず、保健当局及びその他の機関から警告を受けてもなおマスクを着用しない場合; 
● ソーシャルディスタンスを確保せず、保健当局及びその他の機関から警告を受けてもなおソーシャルディスタンスを確保しない場合;
 <罰金> 20万~100万リエル
※1リエル=0.028円 ※2021年10月25日時点