5★STARSグランプリ大阪2日目は、405人の満員札止めの大盛況! 本日も、リーグ戦が4試合行われた。
セミは、なつぽいとスターライト・キッド。同会場で今年の3月、ハイスピード選手権で闘った両者の再戦でもあるが、8月29日にベルトを賭けた試合も決定しており、それの前哨戦という事にもなる。ただ、3月と違うのは、キッドが闇落ちする前だったという事。今までのスピード、テクニックに加え、ラフファイトも備わったキッドに、なつぽいはどう立ち向かうのか?
ハイスピードの名に負けない相変わらずの攻防。丸め込み合戦から、ドロップキックやダイビングボディーアタックなどの空中戦に至るまで、止まることなく動き回る両者。しかし、闘いの場は場外へと移動。最後は、ギリギリでリングに上がろうとしたなつぽいの脚をキッドが引っ張り、そのまま両者リングアウト。
お互い、1点ずつ分け合う結果となり、この決着戦は汐留のタイトルマッチへと持ち越された。
メインは、こちらも先月、白のベルトを賭けて闘った王者の中野たむに再び上谷沙弥がぶつかる。
試合開始、たむが握手を求めるも、上谷はスルー。気がつけば、上谷は中野のテーピングされた右腕を攻めると、大きな声で悲鳴をあげるたむ。しばらく、右腕への攻撃は続くが、見せ場は場外にて。エスケープした上谷にたむがプランチャを敢行するが、上谷がかわしてスワンダイブ式プランチャ。しばらく動けない2人。またもや両者リングアウトかと思えたが、上谷が先に起き、たむをリングに戻しフィニッシュに持って行こうとするが、たむはなんとか回避。しかし最後は、上谷がフランケンシュタイナーでフォールを取り、前回の雪辱を晴らした。そして、再び白のベルト挑戦をほのめかした。
他のリーグ戦の結果は・・・
■舞華vs.琉悪夏
試合前、コーナーでポーズをとっていた舞華を琉悪夏が後ろからつき落とし試合開始。途中もブルーボックスなど、ラフ殺法で舞華を追い込もうとするが、そこは力では一枚上か、最後はラリアット、山茶華、みちのくドライバーⅡで仕留めた。
■白川未奈vs.鹿島沙希
鹿島は、どちらかというと、相手に主導権を握らせておいて、最後は逆転するというパターンの方が多いように思うが、今回は鹿島ペースで進められ、白川は追い込まれる立場に。最後は、グラマラスコレクションMINAで丸め込むと逆転勝利となった。
■ STARDOM 『5★STAR GP 2021~OSAKA Day-1~』
日時:2021年8月8日(日) 12:00 試合開始 観衆:405人=超満員札止め/コロナ対策限定人数(=主催者発表)
会場:エディオンアリーナ大阪第二競技場
<第1試合 3WAYバトル>
ウナギ・サヤカ
6分42秒 大ふへん固め
レディ・C
※もう一人はAZM
<第2試合 6人タッグマッチ>
コグマ
○羽南
岩谷麻優
10分31秒 ブロックバスター・ホールド
妃南●
林下詩美
渡辺桃
<第3試合 タッグマッチ>
○朱里
ジュリア
9分52秒 サソリ固め
吏南●
小波
<第4試合 5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦>
舞華[4点]
4分44秒 みちのくドライバーⅡ⇒片エビ固め
琉悪夏[0点]
<第5試合 5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦>
白川未奈[4点]
10分12秒 グラマラスコレクションMINA
鹿島沙希[2点]
<第6試合 5★STAR GP 2021 レッド・スターズ公式リーグ戦>
なつぽい[3点]
9分43秒 両者リングアウト
スターライト・キッド[3点]
<第7試合 5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦>
上谷沙弥[2点]
13分18秒 フランケンシュタイナー⇒エビ固め
中野たむ[4点]
※拡大詳細版は金曜発売週刊ファイト8月19日号に収録