ミャンマーでは、2月1日政権転覆のクーデターを引き起こした軍部に対する、反軍政のデモへの武力弾圧が続き、国内の少数民族カレン、カチンなどは武力行使で対抗し、内戦状態にもなっている。
そんな中5月30日カチン州ミッチーナで、ラウェイ大会を開催すると軍部より発表があった。人気チャンピオン、上位クラス、新鋭の上昇選手の試合4試合を含む全8試合を予定とのことだが、発表があったのは5月19日で選手確保に間に合うのか?それ以前にカチン州の武装勢力KIA(カチン独立軍)はクーデター軍と対立、紛争を起こしているので大会開催はできないと思うとの意見もある。
ミャンマーのクーデターで政権を掌握した国軍総司令官မင်းအောင်လှိုင် -ミン・アウン・フラインはミャンマーの国技・伝統武道 #ラウェイ に肯定的で、もっと促進すべきとの見解です。- Global New Light Of Myanmar https://t.co/5Vs8eqFdN8
— 紅闘志也/Toshiya Kurenai/ကူရီနိင်းတိုရှီယာ (@kurenaitoshiya1) March 3, 2021
クーデターの首謀者・国軍総司令官မင်းအောင်လှိုင် -ミン・アウン・フラインはミャンマーの国技・伝統武道「ラウェイ」に肯定的で、もっと促進すべきとの見解である。
Source Photo: The 74 Media
クーデター後、軍の弾圧による死者は日々増加し、多数の逮捕者がでている混乱状況である。
クーデター軍発表の大会とは別に、武装勢力のカレン州でパアンでは5月25日、26日大会開催を発表している。メイン試合は3R戦に女子、子供、新人は2R戦となっている。
ILFJ日本大会にも出場したソー・ミン・アウン、キャー・ポーク(ゴールデンベルト2018年67㎏王者)も出場と記載されている。
現在ミャンマーで主となっている連絡ツールFacebookは、クーデター軍に通信制限をかけられWiFi、VPN通信を利用して現地から発信されている。