7日、全日本プロレス『2020世界最強タッグ決定リーグ戦』最終戦が後楽園ホールにて開催された。
勝った方が最強タッグ覇者となるメインは新世代同士の顔合わせ。宮原健斗&青柳優馬のNEXTREAMがジェイク・リー&岩本煌史と最終公式戦を迎える。この世代ならではのスピード感がベースにありながらも打撃のハードヒット、意地の張り合いがエンドレスに続く。特にジュニアであるはずの岩本がグラウンド状態にある宮原に連発したエルボーはあまりに強烈で、ファンを唖然とさせた。30分時間切れも見えかけたが、宮原が岩本のリングインを制止して青柳にまかせると、青柳は渾身のエンドゲームでジェイクをタップさせた。
この流れでNEXTREAMが暴走大巨人(諏訪魔&石川修司)への挑戦を表明、年明けのタッグ王座ベルト獲りに動く。宮原はバックステージで改めて「宮原健斗の無冠の姿を日本全国の皆さんはもう見飽きたんじゃないかなと。俺は日本全国を回って、それを感じているから」とコメント。“満場一致で最高の男”がタッグベルト奪取を足掛かりに王道に回帰しそうだ。
■ 全日本プロレス 2020世界最強タッグ決定リーグ戦~ReOStaff株式会社 presents~
日時:12月7日(月)18:30
会場:東京・後楽園ホール 観衆646人(主催者発表)
<第1試合>
植木嵩行
力
●岡田佑介
8分23秒 アックスボンバー⇒片エビ固め
青柳亮生
ブラックめんそーれ
〇大森隆男
<第2試合>
大森北斗
児玉裕輔
〇土肥こうじ
7分52秒 ラリアット⇒片エビ固め
●本田竜輝
長井満也
渕正信
<第3試合>
●ライジングHAYATO
フランシスコ・アキラ
土方隆司
8分54秒 捕獲式腕ひしぎ逆十字固め
田村男児
〇佐藤光留
西村修
<第3試合終了後>
新映像コンテンツ『全日本プロレス配信』プロデューサー・KENSO(鈴木健三)、ヒロコ夫人、解説者・小川直也が登場。
<第4試合/「2020世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦>
〇田中将斗
TAJIRI
9分41秒 スライディングD⇒片エビ固め
入江茂弘
●イザナギ
<第5試合/「2020世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦>
●羆嵐
芦野祥太郎
11分02秒 ヨシタツ狂想曲(ラプソディー)
崔領二
〇ヨシタツ
<第6試合/「2020世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦>
●アブドーラ・小林
関本大介
14分27秒 万力スリーパー⇒レフェリーストップ
石川修司
〇諏訪魔
<第7試合/「2020世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦>
岩本煌史
●ジェイク・リー
28分34秒 エンドゲーム
〇青柳優馬
宮原健斗
※宮原&青柳が「2020世界最強タッグ決定リーグ戦」優勝
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