エリック・ヤングがインパクト世界王座を初防衛!Impact Wrestling


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 9月8日(現地時間・放送日)に『Impact Wrestling』が放送された。
 今回の放送では、インパクト・レスリング復帰して、遂にインパクト世界王座をエディ・エドワーズから奪ったエリック・ヤングがメインで初防衛戦を行った。最初の挑戦者に名乗りあげたのは、元ECWのハードコアレジェンドであるトミー・ドリーマーだった。ドリーマー得意の反則裁定なしハードコア戦でこの王座戦は行われ、竹刀、椅子など凶器攻撃の応酬となり、ハードコアに長けているドリーマーがやや押し気味だが、ヤングもやり返した。反則のローブローも繰り出す乱戦となるが、最後はヤングが隠し持っていたホッケーマスクでドリーマーを強打して必殺のパイルドライバーで仕留めてフォール勝ち。ヤングが初防衛に成功した。そして、試合後もドリーマーを攻撃するヤングに対し、足の怪我で引退を表明していたリッチ・スワンが松葉杖で現れてヤングに襲い掛かったのだった。引退を表明したスワンにヤングは襲い掛かったことがあり、その復讐と思われるが、どうやらスワンもそのまま引退するとは思えない。今後、ヤングとの抗争がスタートしそうだ。
 また、インパクト世界タッグ王座戦が組まれ、王者モーター・シティ・マシンガンズが、ザ・ラスカルズの挑戦を受けた。共にタッグ屋同士の対決となり、四選手がスピーディー、かつ連携技も繰り出す激しい技の応酬となった。最後はマシンガンズがウェンツからフォールを奪って王座防衛となるが、試合終了と共に前王者のザ・ノース、そしてエース・オースチン、マッドマン・フルトンが現れて王者組に襲い掛かったのだった。これを受けて救出に入ったのは、ザ・グッド・ブラザーズ(カール・アンダーゾン、ドグ・ギャローズ)だった。図らずもタッグチーム三対三という様相になり、インパクトのタッグ戦線は新しい展開になりそうだ。

■ Impact Wrestling
日時:2020年9月8日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ合衆国会場非公開

<インパクト世界王座タイトルマッチ>※ハードコア戦
○エリック・ヤング(王者)
 ピンフォール
●トミー・ドリーマー(挑戦者)

<シングルマッチ>
○タヤ・バルキリー
 ピンフォール
●ターシャ

<インパクト世界タッグ王座タイトルマッチ>
○モーター・シティ・マシンガンズ(クリス・セイビン&アレックス・シェリー)(王者)
 ピンフォール
●ザ・ラスカルス(デズモンド・エグゼイヴィアー&ザッカリー・ウェンツ)(挑戦者)

<シングルマッチ>
○ブライアン・マイヤーズ
 ピンフォール
●ウィリー・マック

<シングルマッチ>
○TJP
 ピンフォール
●クリス・ベイ