10月1日、新日本プロレスの今年3度目の北米大会となるカリフォルニア・ウォルターピラミッド大会がキャパ4000人の会場に3007人とまずまずの集客で行われた。
ノンタイトルのゴールデン☆ラヴァーズvs.ケイオスのタッグマッチがメインで、IWGP USヘビー級選手権はセミファイナルに回って北米でもすっかりIWGPヘビー級の格下が定位置となった感は否めない。その王者ジュース・ロビンソンが初防衛に失敗し、挑戦者Codyが初のシングル戴冠となった。Codyはその余勢を駆って、メインでオカダ組を下したゴールデン☆ラヴァーズの熱々IWGP戦ぶち上げに割って入ると、結局10・8両国での3WAYマッチが決定した。
第5試合ではタッグマッチながら棚橋弘至を下したジェイ・ホワイトが同じく両国での次期挑戦者権利証への挑戦権を獲得し、第6試合でウィル・オスプレイを下したマーティ・スカルがIWGP Jr ヘビー級王座決定戦の決勝に駒を進めた。
太平洋を跨いでストーリーが展開する新日本プロレス、北米進出元年にしっかり橋頭堡を築きつつある。
■ 新日本プロレス FIGHTING SPIRIT UNLEASHED
日時:10月1日(月) 開始17:00
会場:カリフォルニア・ウォルターピラミッド
観衆:3007人(=主催者発表)
<第1試合 20分1本勝負>
ACH 〇田口隆祐 獣神サンダー・ライガー
8分55秒 どどん⇒エビ固め
SHO YOH ●ロッキー・ロメロ
<第2試合 20分1本勝負>
フランキー・カザリアン 〇クリストファー・ダニエルズ
8分14秒 ベスト・メルツァー・エバー⇒片エビ固め
●チェーズ・オーエンズ ハングマン・ペイジ
<第3試合 20分1本勝負>
フリップ・ゴードン クリス・セイビン 〇ジェフ・コブ
12分04秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド⇒片エビ固め
●チャッキーT バレッタ 後藤洋央紀
<第4試合 30分1本勝負>
SANADA ●“キング・オブ・ダークネス”EVIL 内藤哲也
9分27秒 回転足折り固め
デイビーボーイ・スミスJr. ランス・アーチャー ●ザック・セイバーJr.
<第5試合 30分1本勝負>
KUSHIDA ●棚橋弘至
8分52秒 ブレードランナー⇒片エビ固め
外道 〇ジェイ・ホワイト
<第6試合 60分1本勝負 IWGPジュニアヘビー級王座決定トーナメント1回戦>
●ウィル・オスプレイ
16分08秒 ザ・グラデュエーション⇒片エビ固め
〇マーティー・スカル
※スカルが1回戦突破。10.8両国でKUSHIDAとの決勝戦に進出。
<第7試合 60分1本勝負 IWGPタッグ選手権試合>
[王者組]
●マット・ジャクソン ニック・ジャクソン
19分21秒 キルショット→⇒片エビ固め
〇タマ・トンガ タンガ・ロア
[挑戦者組]
※第80代王者組2度目の防衛に失敗
<第8試合 60分1本勝負 IWGP USヘビー級選手権試合>
[王者]
●ジュース・ロビンソン
16分45秒 エビ固め
〇Cody
[挑戦者]
※第3代王者初防衛に失敗
<第9試合 60分1本勝負 スペシャルタッグマッチ>
●石井智宏 オカダ・カズチカ
23分06秒 ゴールデン☆トリガー⇒体固め
〇飯伏幸太 ケニー・オメガ