SmackDownダニエル・ブライアン2試合も3人目MIZに尽きる!ルセフWWE王座戦へ!205Liveヒデオ・イタミ3way戦制す

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 現地時間6月19日、オハイオ州トレドでスマックダウンが開催された。2019年10月から地上波FOXネットワークにチャンネルが移動することもあるのかないのか、3時間のRAWに比べて2時間なら集中力も持つこともあり、内容充実。はっきり言ってRAWよりも面白い。今回はダニエル・ブライアンがガントレットマッチということで、実質2試合を戦い抜いた。また、AJスタイルズがビデオゲーム『WWE 2K19』のカバーに採用。WWEの株価は$66.14で高値更新中である。

◆アスカ、偽アスカにソバットもカーメラのスーパーキックでダウン

 スマックダウンのオープニングにPPV「マネー・イン・ザ・バンク」で王座を防衛したカーメラが登場した。「私は誰も予想していなかったことをした。アスカを倒したのよ」とカーメラが自画自賛をすると、そこにアスカの入場曲が流れた。しかし、登場したのはアスカに扮したジェームス・エルズワース。「カーメラは歴史上で偉大な人物だ。シャーロット・フレアー、ロンダ・ラウジー、そして当然アスカよりもすごい」とエルズワースがカーメラを持ち上げると、そこへ今度は本物のアスカが登場。アスカは「やんのか!こら」とガウンを勝手に持ち出したエルズワースにソバットを食らわしたが、その隙を突いたカーメラがスーパーキックをアスカに炸裂させるとアスカを挑発しながらそのままリングを後にした。

◆中邑、怖メイク開眼のジェフ・ハーディに「その目を俺が閉じてやる」


 US王者ジェフ・ハーディが映像で登場すると、「中邑は王座戦に敗退したが、俺は先週の中邑との試合が忘れられない。中邑のあの反則攻撃で俺は開眼した!」と異様な姿のジェフが閉じた目を大きく見開いた。一方、それを受けた中邑もルネ・ヤングのインタビュー映像で登場すると、「AJがまだ王者なのはレフェリーのカウントが早いからだ。ジェフが開眼したのなら、その目を俺が閉じてやる」と対戦を受諾しながらも、ルネを軽くあしらってその場を後にした。

◆ガントレット戦

◆PPV「エクストリーム・ルールズ」でAJスタイルズ対ルセフのWWE王座戦決定

 PPV『エクストリーム・ルールズ』でのWWE王座挑戦権を賭けて5人のスーパースターによるガントレット戦が行なわれた。勝ち残り戦となるこの形式で最初にダニエル・ブライアンが登場すると、ビックEと対戦してニー・プラスで勝利。続くサモア・ジョーにも場外カウントアウトで勝利するも、突然ブラジオン・ブラザーズの襲撃に合い、そこへザ・ミズが走り込んでスカル・クラッシング・フィナーレを食らってブライアンは敗戦。最後にルセフが登場するとミズをアコレードで捕まえてタップを奪って勝利した。王座戦の相手がルセフに決定するとAJスタイルズがリングに登場。ルセフと向かい合って正々堂々と握手を交わした。王者AJスタイルズとルセフのWWE王座戦が行なわれるPPV「エクストリーム・ルールズ」は日本時間7月16日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。

■ WWE SmackDown LIVE
日時:2018年6月19日
会場:アメリカ・オハイオ州トレド ハンティントンセンター

<WWE王座挑戦者決定ガントレットマッチ>
勝者:ルセフ
参戦選手 ダニエル・ブライアン、ビッグE、サモア・ジョー、ザ・ミズ

<SDタッグ王座タイトルマッチ>
○ブラジオン・ブラザーズ(王者)
 ピンフォール
●ギャローズ、アンダーソン(挑戦者)

<シングルマッチ>
○ベッキー・リンチ
 ピンフォール
●ビリー・ケイ

■ 205 LIVE
WWEネットワーク配信

◆イタミ・ヒデオとドレイク・マーベリック(ロックスター・スパッド)

◆ヒデオ、ターンバックル外して串刺しドロップキック!トリプルスレット制す

 205 Liveメイン戦ではクルーザー級王座戦線に名乗りを上げたヒデオ・イタミが以前試合を潰されてヒデオに恨みを持つムスタファ・アリ、バディ・マーフィーとトリプルスレットマッチで対戦した。ヒデオは「リスペクトミー」と叫びながらマーフィーと打撃の応酬に打ち勝つと、さらにアリの飛び技に合わせて蹴りを叩き込んだ。一時はアリのリバース450°スプラッシュを食らい追い詰められたヒデオだったが、最後はコーナーのターンバックルを外して串刺しドロップキックをアリに叩き込み、執念でトリプルスレット戦を制した。