[週刊ファイト6月21日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼記者座談会
要領よくプロレス界を渡り歩いた暴走王
・小川にはセメントマッチの真相を明かしてもらいたい
・社会問題になった日大アメフト事件とはえらい違い
・息子を東京五輪に出場させることが小川の目標
ビッグネームの小川直也が現役引退を公表したというのにプロレスファンの反応は鈍い。「アッ、そう!?」はマシな方で、「とっくの昔に引退したんじゃないの?」という声も少なくなかった。ファンの関心度が低いのは小川が感動的な試合を1度も提供しなかったためだろう。ファンの記憶に残っているのは橋本真也とのセメントマッチのみである。
(*編注 A=『マット界舞台裏』特約記者、B=スポーツ紙記者 C=フリーのべテラン記者)
A あの試合から19年経って、もう時効なので小川にはセメントマッチの真相を明かしてもらいたい。本を出したら売れますよ。
B どうかなァ。今のファンはまったく関心ないと思うし、昔のファンにとってはもうどうでもいいことなので。
C プロレスと総合格闘技でひと財産築いている小川が100万、200万くらいの印税で自分の恥部を明かすとも思えない。
A あの行為はやはり恥部ですか?
橋本真也と小川直也