(C)CMLL

　5月4日（現地時間）にメキシコ・アレナメヒコで『アレナメヒコ金曜定期戦』が開催された。
　今大会はトルネオ・グラン・アルテルナティバが開催された。これは、大会のメインを張るトップ選手と若手がタッグを組んで勝ち残るというイベントで、2週に渡ってトーナメントを行い、勝ち上がったチームが決勝戦を行う。今回は一週目という事で、８チームによって争われた。若手からすると普段絡む事の出来ないエストレージャと肌を合わせる機会となり、経験が積める形となる。そんな中、予選決勝まで残ったのはアトランティス組に勝利したボラドールJr.、フライヤー組と、ミスティコ組に勝利したメフィスト、ジャゴの2チームだった。試合は、ボラドールJr.がジャゴをフランケンシュタイナーで仕留めると、すぐにメフィストがボラドールJr.をデビルズ・ウィングスで仕留め、リングにはフライヤーとメフィストの一騎打ちとなる展開になった。格を考えれはフライヤーが圧倒的に不利だが、大舞台で発奮し、なんとメフィストからスパニッシュ・フライでフォールを奪う大金星。結果、ボラドールJr.組が決勝進出となった。
　またセミファイナルでは、ルーシュとウルティモ・ゲレーロという大物同士がシングルマッチで激突。ルーシュは、抗争中のクラネオとシングルマッチでまさかの敗北を喫しており、汚名返上の為にも大物ルードであるゲレーロに勝利したいところだ。試合は、ルーシュがロープを利用した反則でフォール勝ち。試合後、ゲレーロは激怒し、気が付かないでフォールしたレフェリーにラリアットを浴びせて鬱憤を晴らした。

■　CMLL アレナメヒコ金曜定期戦
日時：2018年5月4日（現地時間）
会場：メキシコ・アレナメヒコ

＜トルネオ・グラン・アルテルナティバ予選Aブロック＞
優勝：ボラドールJr.、フライヤー
参戦チーム
アトランティス、マヒア・ブランカ
ボラドールJr.、フライヤー
ミスティコ、エレクトリコ
アンヘル・デ・オロ、ロビン
エル・テリブレ、イホ・デル・シグノ
メフィスト、ジャゴ
エフェスト、マキアベロ
エチセロ、エスパントJr.

＜シングルマッチ＞
○ルーシュ
　ピンフォール
●ウルティモ・ゲレーロ

＜6人タッグマッチ＞
○クラネオ、ブルー・パンテル、エル・バリエンテ
　2-1
●サンソン、クアトレロ、フォラステロ