[週刊ファイト5月3日号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼女帝・馬場元子逝く~ボーン・ソルジャー~レッスルマニア週間の喧嘩
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・今のようなパワハラ告発時代だったら・・・
・ボーン・ソルジャー復活!正体は・・・。さらに北村克哉はどうなるのか?
・ニューオーリンズでデイビー・ボーイ・スミスjrとジェイク・ロバーツ喧嘩
―― 先週のブルーノ・サンマルチノに続いて、今週は馬場元子さんが亡くなったことが公になりました。
オフレコ いよいよ「昭和プロレス」の終焉なのか。
―― 僕の世代では、全日本プロレスで「女帝」と呼ばれた時期はあまり詳しくないです。2002年の2月に、小島聡、ケンドー・カシン、カズ・ハヤシが武藤敬司社長と一緒に新生・全日本プロレスの入団会見を行った際に、写真でもわかるように「やはり元子さんが中心なんだぁ」と思いましたね。
オフレコ 亡くなった方を悪く書いてはいけないにせよ、ちょうど「パワハラ」がどうのが連日ニュースになっているタイミングを思えば、元子さんという存在はパワハラの典型例だったのではないかという反省はあると思う。今だったら裁判になったら負けるんじゃないかと。
▼井上譲二 時効!昭和プロレスの裏側 ファイトも報じなかった馬場・全日本の真実
―― そして、2014年7月の、秋山準体制での全日の再出発、この場合は「オールジャパン」という別の会社名なんですが、ここでも元子さんが中央でした。
今のようなパワハラ告発時代だったら・・・
オフレコ 秋山準のほうは、名前だけというか、四男坊にお墨付きを与えた程度だったけど、横浜の道場を無償で貸したままとかは大きいかと。リングアナだったタイガー木原文人さんに無償で住まわせていた家のほうは、結局は取り上げたけどね。
―― 病気がちになっても、マンションを売ったわけではないので、彼女の部屋には馬場さんのガウンやら、返却された三冠王座の各ベルトなど、もの凄いコレクションがそのまま残っているそうです。いずれは博物館入りなんですかねぇ?
オフレコ 漫画からアニメ、ハリウッド実写版映画にもなった『Ghost In the Shell』の主人公の少佐は”草薙素子”なんだけど、作者は女帝・馬場元子をインスピレーションにしたとかをどこかで読んだ記憶がある。Motokoは強い女性のイメージだから。
―― 1991年頃だったか、悪妻の誉れ高いドリー夫人のマーティ・ファンクさんが、ショバ代も寄こさずに勝手にテーブルにフロリダのファンク道場のテープやらTシャツを並べて売ろうとして、元子さんと大喧嘩になったという伝説があります。
オフレコ 野次馬としては、それは見たかったなぁ。究極のキャットファイトかも知れない。
―― そしてフッチー渕正信は独身を貫きました。ご冥福をお祈り申し上げます。
ボーン・ソルジャー復活!正体は・・・。さらに北村克哉はどうなるのか?
―― Born Soldierの復活が話題になってます。なにしろボーン・ソルジャー平澤光秀が2017年1月を最後に消えてからも、名前がイイのでヤングバックスが北米で勝手にTシャツ作って売りまくっています。
オフレコ 風の噂によると、違法賭博に出入りしていたことがバレたと。ちょうど五輪選手が出場停止とかで騒がれていた時期だから、プロレスラーだけ治外法権という処分にはならなかったと聞いたような・・・
―― 新たなボーン・ソルジャーは、ノアを対談して現在TNAで活躍中の石森太二という噂があります。ちょうどCMLLの選手も呼んでの新日ジュニアのトーナメントがありますから。当初、欠場中の北村克哉が変身するのかと思いきや、石森はボディビルのコンテストにも出場してますから、名前のイメージには合います。
オフレコ その北村、3月4日の茨城大会で脳震盪を起こして欠場して以来、リング復帰していない。平澤の時と同じく、別の種類の悪い噂が出ているが、いい加減なことは書けないなぁ。
ニューオーリンズでデイビー・ボーイ・スミスjrとジェイク・ロバーツ喧嘩
2013年6月22日の新日本プロレス『DOMINION』大会試合後、ランス・アーチャーと
―― 時間切れなんで最後に。『レッスルマニア』週間のニューオーリンズ、いろんなファンのイベントがあったんですが、デイビー・ボーイ・スミス・ジュニアことハリー・スミスが、ジェイク・ロバーツにコーヒーぶっかけて喧嘩になり、娘さんが訴訟を起こしたというニュースを見つけました。
オフレコ いざ、警察が逮捕状を請求して探しに行ったら、ハリーは日本だかに遠征に出て国外だったとか。「コーヒーでやけどしたというが、ぬるいもので作り話だ」と反論しているネタもある。
―― やっぱり、サイン会とか、舞台裏のトラブルあるんですねぇ。続報を待ってます。