(C)CamSoda Legends

　4月26日（現地時間）にフロリダ州フォートローダーデールで『CamSoda Legends』が開催された。
　新しいMMA大会である『CamSoda Legends』だが、この第一回大会から、元UFCヘビー級王者リコ・ロドリゲスをメインに据え、インターネットで大会を無料配信するなど、早くもメジャー感が漂っている。
　メインは、その元UFCヘビー級王者であり、日本のプライドでも活躍、一時は高田道場所属になった事で日本の格闘技ファンにも知名度が高いリコ・ロドリゲスが、同じく元UFC戦士であるアレックス・ニコルソンと対戦した。しかし、UFC離脱後もコンスタントに試合をしていると言っても、現在40歳で、世界中のローカル大会を転戦してきたロドリゲスに対し、ニコルソンは2017年までUFCで試合をしていただけに、下馬評は当然、ニコルソン有利になっており、試合も同じ結果になった。ニコルソンのスタンドでの圧力に屈し、引き込む様に寝転んだロドリゲスだが、そこにニコルソンがパウンド、肘で襲いかかる。ロドリゲスは出血し、レフェリーがストップ。ニコルソンが大物ロドリゲスに勝利した。
　またセミファイナルでは、これまた日本で活躍したチャールズ・ベネットが参戦。ベネットは酔拳のような動きで翻弄するも、ブルース・ルチメダイルにスタンドで追い込まれ、グランドでも下になる展開が多く、判定でルチメダイルがベネットを下した。

■　CamSoda Legends
日時：2018年4月26日（現地時間）
会場：アメリカ・フロリダ州フォートローダーデール

＜ヘビー級＞
○アレックス・ニコルソン（米国）
　1R 1分28秒　TKO
●リコ・ロドリゲス（米国）

＜フェザー級＞
○ブルース・ルチメダイル（米国）
　判定　3-0
●チャールズ・ベネット（米国）