[週刊ファイト3月1月号]収録 [ファイトクラブ]公開中
▼ターザン山本、ジミー鈴木、蝶野正洋、タイガー戸口らと五輪の闘い
タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
・セス・ロリンズ62分16秒ガントレット戦高視聴率とロマン・レインズ不安
・UFCとWWEの年商に占める選手の取り分~銃規制の#NeverAgain
―― 今週はあらたな試みとして、ファイトクラブ記事としてはいわゆる冒頭部分の公開をせずに、電子書籍販売強化も兼ねてサイトにはアップしないと。現地取材の「北朝鮮美女軍団」をこの扱いにしました。
オフレコ 蝶野正洋やタイガー戸口が復活した『マスターズ』が後楽園札止め、だけどジミー鈴木の新木場が内容からも大成功だったのがやはり強烈かなぁ。新日ワールドも、WWEネットワークも、UFC見るためにDAZNも入ってるけどさぁ、満足度でいったら2018年のベスト興行だと思う。やや詰め込みで長過ぎて、仕事でかかわったから帰り着いたのは夜中だったという欠点を除けば、本当に面白い大会だった。
―― 五輪とかは見ないんですか?
オフレコ いや、テレビ中継をBGM的につけたりはしているよ。フィギュアスケートは、どんな音楽が使われるのかとかね。やっぱりまたゲーリー・ムアーが使われていたとか(笑)。あと、実際の試合の勝った負けたより、ドキュメンタリー番組のほうが興味深くて、女子パシュートのは非常によかった。事前にそれを見ていたから、LIVE中継をちゃんと待機して見た。個人でどうとかより、団体で日の丸というのが本当に凄いことだと思う。普段は、「0.01秒どっちが速かったかよりプロレスの方が凄い」と言ってるけど、31歳の小平奈緒には感情移入したなぁ。
―― RAWのガントレットマッチ、長いのは嫌われるというジンクスを覆して、視聴者の興味を持続させて視聴率をグングン上げて、かの『RAW25周年』に匹敵する数字をとったことがレスリング・オブザーバー最新号の巻頭記事でした。我々は65分と書きましたけど、正確にはセス・ロリンズは62分16秒リングに居たそうですけど(笑)。
▼RAW史上最長ガントレット戦でセス・ロリンズ65分!番組トリは女子~『エリミネーション・チェンバー』直前
オフレコ 同時間帯、裏番組の対抗は強力な五輪中継だったんだけど、そっちはガクンと落ちた、プロレスのせいだったというのが笑える。前週より5.6%アップというのは大きい。前に、前回の冬季五輪の時にニューヨークに居て、五輪中継はどこの国でも自国選手中心にやるから、日本で見るのと大幅に番組構成が違うというのを知ってるけど・・・。まぁ、米国は多民族国家だから、実はかなり公平な方であって、ちゃんとトップ選手中心にやっている。日本だと、日の丸応援のカーリングのおやつ時間ばかりになってしまう。
―― 恐らく、韓国はもっと酷いでしょう。それはしょうがいですよ。ただ、せっかくRAWは女子がトリだったのに、ガントレットが終わって3時間目の落ち込み度合いが強烈だったというマイナスはありましたが、あれだけCMで何度も試合が分断されるのに、34分22秒続いてセス・ロリンズが大物ジョン・シナをフォールして、さてこのままどうなるのかと、視聴者の興味を持続させたというのはもの凄いことではないかと。