9・7『TNT 5TH』藤原あらしルンピニー前哨戦をクリア、10・12タイトルマッチに弾みをつける

■ TNTプロモーション「TNT 5TH」
日時:9月7日(日)開場15:30 開始16:00
会場:東京・大森ゴールドジム

【全試合結果】
<第8試合 メインイベント スーパーバンタム級 3分3R>
 1Rはあらしは左ミドルを、ピンポンパンは右ローをそれぞれ中心に打っていき、2Rになると、あらしは左ミドルに加えて右ローを混ぜながら、上下に打ち分けていく。ピンポンパンは1R同様右ローメイン。展開自体は1Rと2Rはほとんど変わらないが、手数はあらしが上か。
 3Rになると、あらしのパンチの連打、コーナーに詰めての左ミドルと、手数で圧倒し、判定であらしが勝利。10.12の蹴拳でのルンピニーのタイトルマッチに弾みをつける結果となった。
◯藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/元WPMF日本スーパーバンタム級王者、元WBCムエタイ&全日本バンタム級王者)
 判定3-0(30-28,30-27,30-27)
●ピンポンパン(タイ)

<第7試合 セミファイナル 蹴拳ウェルター級ランキング査定マッチ 3分3R(延長1R)>
140907TNT7RyukiMoriyama 1R、右ロー、右ミドル、右前蹴りと、右を中心とした攻勢を取る虎宇輝。これに対し、森山は左ミドルと左前蹴り。左フックを追撃する森山に、右ローを合わせる虎宇輝。
 2Rになると、互いに右ローの打ち合いがなされ、虎宇輝が右アッパーと右フック、森山は右ミドルと右ロー。3Rは、右ローや右ミドルの他にパンチ連打を仕掛ける虎宇輝。ゴング直前にダウンを奪い、虎宇輝が判定勝利を収めた。
●森山 和哉(エスジム)
 判定3-0(30-27,30-27,30-27)
◯虎宇輝(Y’ZD GYM/WPMF日本ウェルター級8位)

<第6試合 88kg契約 3分3R(延長1R)>
140907TNT6KudoAdam リーチ差で勝るAdamは、距離を取りながら右ローと右ストレートを打っていく。ブロックせず、モロに右ローを被弾する工藤だが、中盤に差し掛かったところで右ストレートで打ち抜き、Adamからダウンを奪う。その後、バックスピンキックや右ストレートを追撃するも、Adamは首相撲とヒジで何とかその場を凌ぐ。
 2RはAdamは右ローと首相撲、工藤は右ストレートと右ローをそれぞれ多く出していく。工藤の右ストレートがAdamの顔面をとらえる場面が何度もあったが、Adamは倒れず右ローを打っていく。
 3Rに、Adamは組んでからのヒジを連発してしまい、レッドカードを受けてしまう(組んでからのヒジは1発のみ)ヒジでカット。その後、工藤はバックスピンキックを連発し、右ロー。Adamは右ローと右ヒジ。ラスト15秒で工藤が右ハイをクリーンヒットさせ、工藤が判定で勝利を収めた。
◯工藤 勇樹(エスジム/WPMF日本ライトヘビー級2位)
 判定3-0(三者共に29-27)
●Adam Blanchette(カナダ)

<第5試合 70kg契約 2分2R>
◯谷津 浩一郎(インスパイヤードモーション)
 判定2-0(19-19,20-19,20-19)
●鈴木 浩孝(優志館)

<第4試合 60kg契約 2分2R>
●テツ(フリー)
 判定2-1(20-19,20-19,20-19)
◯俊也TSK(TSKjapan)

<第3試合 バンタム級 3分3R(延長1R)>
◯Mr.ハガ(ONE’S GOAL/元NJKFバンタム級1位)
 判定2-0(29-29,29-28,30-29)
●ヒカル(Y’ZD GYM沖縄)

<第2試合 スーパーライト級 3分3R(延長1R)>
●渡辺 雅宏(インスパイヤードモーション)
 判定2-0(29-29,29-28,30-29)
◯不動明王岸田(TSKjapan)

<第1試合 スーパーバンタム級 3分3R(延長1R)>
◯大山 拓也(インスパイヤードモーション)
 判定3-0(30-27,30-27,29-28)
●石原 寛之(Y’ZD GYM)